君に届け 別冊マーガレット 2012年11月号

別冊 マーガレット 2012年 11月号 [雑誌] 発売日 : 2012/10/13 出版社/メーカー : 集英社

いつだって会う度に
すきになるのは俺の方

今月号は、風早のカフェでの独白の続きから！冒頭からの数ページで、風早の過去の回想シーンが名場面集のようになっているんですが、そこに載せられた言葉＝風早の想いが素敵。
昔爽子に言われたセリフ、『風早くんがいなかったら人生違ってたよ！！』を思い出しながら、

それは 俺のセリフなんだ
いつだって会う度に すきになるのは 俺の方

この片想い真っ只中の女子のような想いがくすぐったい！！貞子の異名を持つ爽子とは対象的に、人気者で爽やかの代名詞・風早。想いの大きさは 爽子＞風早 と思えますが、風早にとっての爽子の存在は想像以上に大きいようです。

そして風早は、自分は爽子が思うような人ではないと言いながら、

『すきだから…… 大事にできないのかもしれない。それでも 絶対離したくないんだよ』



『黒沼を傷つけたりするのは 他の誰より俺かもしれないのに。黒沼とつりあうようになりたいのに どんどん勝手で怖い自分が出てくる ……すげーだめなんだよ』

この混じりっ気なしの真面目な葛藤に、本当に爽子を大事に想っているんだなーと、先月から思わされっぱなしです。こんな純粋で真っ直ぐな感情、なんかもう私の腹黒い感想で汚すのがもったいないような気がしますww
そんな風早に対して爽子は。

『ぎくしゃくするのも ケンカするのも ……………風早くんがいーの』



付き合っているのに、上手く向き合えていなかった二人。一人で悩んでばかりだったところから、やっと本音を確かめ合って気持ちが通じ合えた。全ては、爽子の「風早くんのうそつき」発言（詳しくはこちら！）から始まったことを思うと、爽子の頑張りがこの結果を導いたんですよね。

そして、今日の爽子はノリに乗ってます！！！

カフェを出て、爽子の家までの帰り道。『自分が知らなかった自分は… …私にもいるよ』と言い、『男子にだってしっとするよ 』と告白する爽子。え！？と驚く風早に、

『するんだよ。けっこう独占欲強いんだよ』

と風早を真っ直ぐ見つめて強調。この時の風早の喜びを想像するとニヤけますね～w
そして家の少し手前で、もうここでいいよと言うと。



『うそつきなんて言って ごめんね！！』



なんだか急に大胆…！！！
そんなイケドンな爽子に転がされている風早は、キスされてこんな状態w

こうなってみると、これまで風早が悶々と悩んでいたこと（＝抱きしめたい・キスしたい、などなど）なんてほんっと悩むことじゃなかったですね。取り越し苦労というか、案ずるより産むが易しというか、、なんにせよご苦労様でしたと言いたいです。

私のお気に入り、ちづと龍コンビはパーティーの帰りにピンの襲撃に遭い、三人でラーメンすすっているのですが、そんな場面ですら、龍がちづに送る視線はこんなですよ。

どーですか、これ。今月は爽子＆風早が素敵シーン連発してくれましたが、マイベストはこの龍の流し目ですw

クリスマスも終わり、物語は一区切り（？）。今後の展開が気になる来月号です。

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爽子母は色々お見通しだと思う