アオハライド 別冊マーガレット 2012年11月号

別冊 マーガレット 2012年 11月号 [雑誌] 発売日 : 2012/10/13 出版社/メーカー : 集英社

全部 全部 わざとだって言ったら 洸ちゃんどがんする？



双葉と洸の悶絶のキスシーンのその後　　
この11月号をどれだけ待ちわびたことか！！！やっと発売されたにも関わらず、感想のアップがちょい遅れなのは、えぇ、もう、書く気力が湧かなかったにほかなりません……。
表紙のあおりは、“身体中の血が沸き立ったあの瞬間も うたかたのごとく”です。なんか、イヤな予感しませんか？むしろドンズバで悪い予感しかしない！！あー沈みます。沈みます。

なぜこんなテンションなのかは、今から大いに語らせて下さいっm(_ _)m

まずは、キス後の二人の様子から。
沈黙→目が合う→赤面・・・からの、

『なに黙ってんだよ　　　・・・』



頭グリグリ。
『そ・・・そっちこそ』と髪をヒゲにした双葉に言われた洸は、『え　　・・・？俺　　？』『だってテレんじゃん』と上目遣いで双葉を見る。なんだそれ！かーわーいーいーッッ！！！ 双葉はそんな洸を見ながら、今のキスは雰囲気に流されただけとは思えない・・・と思いながらも、洸に聞いてみる。

『ど どうしてキスしたの？私と』

そんなこと聞く？と赤面する洸がかわいいー！超かわいいー！！んですが、双葉はそこはちゃんと答えが聞きたい様子。『だって！雰囲気に飲まれただけって事もあるかもじゃん』と引かない。洸は、そんなヤツに見えるなんて心外だと言うんですが、次の質問に表情を曇らせます。

『じゃあなんでカノジョでもなかった成海さんとキスとかすんの？』

クリティカルな質問、入りましたー。ちなみに、先月号時点の私は、“成海とはしてない派（＝言い方が微妙だったから双葉が誤解している）”でした。頂いたコメントにもそんな返信をしていたのですが。

『成海が言ったの？』
『・・・・・・』
『そっか』
『成海さんとのそれは・・・本当なの？』
『うん』
『付き合ってなかったのに？』
『うん』
『洸は成海さんのこと好きだったの？』
『いいや』
『・・・・・・それなのに成海さんとキス・・・・・』
『したよ。』

バカヤローーーー！！！私の信頼を返せッッ！！！！
そして、双葉ちゃん。質問は、相手がYES.NO.だけで答えないように、なぜ？どうして？を駆使して下さい。このやりとりからでは、なんにも分からないじゃないかぁぁぁぁ（涙）

ショックの双葉は『そういう奴なんじゃんっ！』と捨てゼリフと共に走り去るんですが、今度は洸は追いかけてこない。。。

修子と悠里と合流した双葉は、今起きた出来事を二人に話します。
洸はなんでもない人とでもキスできるんだ、とか、成海のことあっさり認めて言い訳もしてくれない、とか。もーネガティブ思考一辺倒。
どこまでも弱気な双葉を見た悠里は、『双葉ちゃん 私のことナメてたって事？』と。『私がライバルの時は そんな弱腰じゃなかったよね』と鋭い指摘を。

もしこのまま引き下がるなら、と悠里は続けます。

『私は双葉ちゃんにバカにされたんだって思って、双葉ちゃんの事嫌いになっちゃうかもよっ！？それでもいいのっ！？』



やだッと答える双葉に、さらに悠里は。

『雰囲気に流されただけかもしれない？それがなんだっつの！それを本物にしてやれっての！！』

ラブラブラブラブ！！
悠里ラブ！！！神様見てますか？ここにこんないいコがいますよー！洸よりいい男を与えてやって下さい！
やはり、持つべきものは友達。親友って本当にどこまでもありがたい。ましてや元ライバルなのに。。最近の悠里は、誰よりも男前でその器のデカさに毎度感動させられます。そして、励まし方に賢さを感じる。相手を乗せるってこういうことですよね。
元々男ウケの良い悠里だけに心配は無用かもしれませんが、是非とも素敵男子ととっととくっつけてあげて下さい、咲坂先生！

その頃、洸は小湊相手に語り。
一部始終を聞いたらしい小湊は。

『だから言わんこっちゃねーっつーの！おまえはもう そのコにかかわるな』

二人の会話から分かったのは、どうやら成海は確信犯的に双葉にキスのことを告げたらしい、ということ。
はい、そんなことは先月から明白でした。
続けます。

小湊が、『おまえ まさかそのコの気持ち知ってたわけじゃねーよな？』と聞くと、それっぽいこと言われたけど、そのあともうなんとも思ってないと言われたから、もう平気かと・・・と、そのまさかの回答をする洸。。。

『おまえ本当にバカ！！！』



もう、今月の洸に対するコメントは、この言葉だけでいい。ほかに何もないっス。まぢでorz

そこに、長崎の友達から電話がかかってきます。そして、その友達から衝撃の言葉を聞くことに・・・

『成海は母親に見捨てられたんだ』



母親の再婚相手が成海を引き取ることを拒否し、今は母方の親戚の家に預けられている、と聞かされる洸。
そして、そのまま成海に電話をすると。

『おまえ今ドコにいんの？』『今行くから待ってろ』

と・・・。コメントは、小湊に譲ります。

『洸っ 俺が今言った事忘れたのかよっ 変な使命感にとりつかれてんじゃね　　　　よッ！！』

ありがとうございます、小湊くん。その通りです。なんの異論もありません。
そんな小湊を見た洸は少し嬉しそうに、自分には家族もいる、こんな風に心配してくれる友達もいる、と言い、

『でも成海には 今 そういう奴がいないんだ』



完全に、使命感に燃えております。『おまえあのコの気持ち知った上でそばにいてやるって どういう事か分かってんの？』と、今日はいい事しか言わない小湊の言葉には何も答えず、成海の待つ公園に走り出す洸。

そこへ現れた双葉は、小湊から事の次第を聞き、洸を追って走り出します。
そしてその姿を見た冬馬も、双葉を追いかける　　！

走りながら、不安がぐるぐるあたまを駆け巡る双葉。のら猫を拾った時の洸の言葉を思い出し、今走って追いつかないと間に合わなくなる、と焦ります。

そこに、必死に走る双葉を止める手が。

『危ないっ』



『信号・・・赤だよ』

やばい。惚れる。
この息切れしてる感じが最高w 全力で追ってきた感じが。ギリギリで追いついた感じが、マル◎ ここへきて、冬馬の巻き返しが炸裂する予感♪

ちなみに、シチュエーションは違いますが、この後ろから手を回す構図を見て「あすなろ白書」を思い出す大人な方、いらっしゃいませんか？いらしたら是非コメント下さいw

立ち止まった信号の先は、成海と洸のいる公園。
行き交う車の間に二人の姿を見つけて、洸の名前を叫ぶ双葉。洸は驚きながら双葉を一瞥するんですが、そのまま成海を抱き寄せます。まるで、双葉の前でわざとそうしたかのようなタイミングで。

ボーゼンとする双葉の手を取り『戻ろう』と連れ戻る冬馬。それを見送る洸は、嫉妬とも諦めとも取れるような物憂げな表情・・・。

『わざと・・・全部 全部 わざとだって言ったら 洸ちゃんどがんする？』

涙ぐんだ成海の懺悔ともとれる、問い。

『いーよ 分かってる』



で、今月号は終了。
頭ぐりぐり萌えシーンにはじまり、別のコと抱き合うシーンに終わる・・・
この温度差。のぼせそうなサウナから裸のまま急に寒空に放り出されたような気持ち（涙）

双葉から見たら、キス＋前後の会話でもうカンゼンにいい流れだったところから、この大どんでん返し。詐欺にあったくらいの勢い。
成海から見たら、居場所がなく孤独でたまらないところにホワイトナイトが現れた状態。しかも、好きかもしれない相手（双葉）に対して悪意の暴露までしたのに、そんなあざとい行為も許してくれて、その上で受け入れてくれるなんて、キリストか洸か・・・のレベル。

洸の行為は、双葉には詐欺師か良くてチャラ男で、成海にはナイトかキリスト。
そこで、思った。
このまま双葉目線で読むと、来月あたりで確実に灰になってしまう。そんな状態になる前に、、これからは成海に移入して読むことを決意！
ささやかではありますが、自己防衛しないとこの展開はキツイぜよorz もー全然元気でないし。。。

洸と成海の幕切れもすでに見えますが、もうできるだけ心穏やかに来月号を待ちたい。そして、ぶっちゃけ全然応援していなかった冬馬にキュン製造機として活躍してもらいたいですw アオハラなのにキュン足んないっス！来月号に期待☆できるかな・・・

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洸の携帯はいまのところガラケー