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女王の花 1巻~7巻

女王の花(1) (フラワーコミックス)
女王の花(1) (フラワーコミックス)

亜国の姫でありながら冷遇されている亜姫。幼いながらも母の世話をしながら、明るく生きる亜姫はある日、金の髪と天の色の眼を持つ奴隷の少年・薄星と出会う。境遇の違いを超えて、強い絆で結ばれる二人だったが、その先に待っていたのは…!?和泉かねよしの描く歴史ロマン超大作、待望の第一巻!!(1巻裏表紙より)

ご存知でしょうか、ベツコミで連載中の「女王の花」。私は先日初めて読みました。それがあんまりにも面白くて!!!もおおおおなんっっっで今まで読んでなかった自分っっ!!!バカヤロオオオオオオーーーーーー!!!!!!と怒り心頭するほどに!!ちゃんとPOP立ててデカいポスター貼って教えてよ出版社と書店!!と八つ当たりするほどに!!

もう8巻発売されましたが、遅ればせながら、7巻まで総まとめ、8巻からは単巻で感想書いちゃうぞ~♪ そして布教活動に努めますので宜しくお願いいたしますm(_ _)m

ヒロインは、姫とは名ばかりの恵まれない姫様。でもその苦境に屈しない強さを持ち、逆境を跳ね返して生きていく。望まずとも背負わされた運命に押しつぶされそうになりながらも、決して呑まれまいと懸命に生きる主人公の、矜恃に満ちた生き様に涙ボロボロ→嗚咽コース。恋愛という枠だけでは到底描けない骨太な物語に、心がブルブルと震える…そんな感覚を覚える歴史大河ドラマです。BASARAとか暁のヨナとか好きな方にはハマるんじゃないかと思います。是非是非読んで欲しい(さっそく布教)!!

では、7巻分をダイジェストで書きたいと思います! ■物語の世界

1000年に一度しか咲かない「千年の花」。それは、手にすればどんな望みも叶うという幻の花。古代、ある国の女王には、その花の力で叶えたい望みがあったという。その女王の望みとは  

物語の舞台となるのは亜国、黄国、土国、曾国、4つの国々。ヒロインは、亜国の姫として生まれた亜姫(あき)・8歳。父は亜王、母は亜国に輿入れした黄国の姫・黄妃です。

黄妃は小国の出身であるために、もう1人の妃、土国出身の土妃に虐げられ、宮廷内の覇権は土妃が握っていました。病に伏した黄妃には満足な部屋も食事も与えられず、当然、その娘の亜姫も同様に冷遇されていました。


(「女王の花」1巻より)

■2人の出会い

ある日亜姫は、金髪碧眼の少年に出会います。少年の名は薄星。土妃が連れていた奴隷でした。亜姫が彼を庇った事で縁を持った2人。そして、彼が亜姫にこんな事を言います。『おれ あんたを主にする』

『そのかわり 俺の一生はあんたのもんだ』


(「女王の花」1巻より)

そうして2人は、敵だらけの亜国でお互いを唯一の味方として生きていくことになります。この時に薄星が教えてくれた、唱えればいつか望みがかなうおまじない「せんねんのはな」。この先、大切な場面で度々出てくる言葉になります。

■青徹との出会い

病で日に日に弱る母の薬を手に入れるため、薄星と共に町へ出た亜姫。ただ一つ、金目のものと呼べる母からもらったかんざしを持って入った質屋で、2人はある人物と出会います。


(「女王の花」1巻より)

その人物の名は青徹。隻眼のイケメンで、明らかに裏社会に通じていそうな雰囲気。その人が、亜姫の持っていたかんざしを見て何かを思います。そしてこの訳あり商人風情の青徹が、2人に生き抜く上で必要となる文武における様々な戦い方を教えてくれます。さて、この青徹は何者なのか…。

■母親の死

亜姫が味方のいない亜宮で気高く生きてきたのは母のため。ところがその母親が、宮廷内の派遣争いにより土妃に毒殺されてしまう。もう誰もいない、生きる意味がないと泣き崩れる亜姫。そんな亜姫に薄星が言います。

『千年の花 千年の花 覚えてますか?こどものころの あのまじない』
『命が果てるその時まで 俺だけはあんたの手の中に』



(「女王の花」1巻より)

どんな時でも薄星だけは亜姫のそばに。生きる意味そのものだった母を殺され、この世に一人も味方のいなくなった亜姫にとって、どれだけ彼の存在が大きいか。それこそ、新たな生きる意味になる程の大きな大きな存在。この世に二人きり。そんな風に亜姫と薄星は生きてゆく事となります。今度は、母の生まれた国である黄国で、人質として  

■黄国での暮らし

黄国で人質としての生活が始まります。勢力拡大を目論む土国は、小国・黄国に攻めてきます。薄星はその戦いの前線へ。案じる亜姫も戦場へと向かいます。

そこで人が殺し合う姿を目の当たりにした亜姫は、想像よりも遥かにシビアな現実にひるんでしまう。そして、その怯える気持ちから薄星に八つ当たり。その事で薄星を傷つけ、青徹に叱咤され、自分がすべき事を省みる亜姫。

泣き言を言っている場合ではない、と気づいた亜姫は青徹仕込みの兵法で軍略を立てます。その戦略は功を奏し、黄国での立場を築いていく亜姫。


(「女王の花」2巻より)

■2人の関係の変化

亜姫に必要なもの。それは、少しのお金と薄星。


(「女王の花」2巻より)

全てが終わったら=土妃への復讐を果たし亜姫が玉座につく事があったら、私をさらって欲しい、と言う亜姫。薄星はこんな姫様が大好きで大好きで仕方が無い。それは “好き” なんて言葉で表せる気持ちでは到底なくて、人生の全てと言っても過言ではない程の感情。

子供の頃からずっと一緒だった2人もいつの間にか大人になり、ある夜、事件が発生。そばで眠る亜姫を見て薄星が色欲に負けるww


(「女王の花」3巻より)

押し倒された亜姫は『気持ち悪い』と薄星の腕に噛みつき(ひでえw)、青徹の屋敷に逃げ込みます。それからしばらく2人の関係はギクシャクしてしまう。。いやー私はここまで薄星はよく耐えたと思う!だって、毎晩毎晩一緒、それも2人きりだなんて年頃の男子にどんな拷問か。その上「気持ち悪い」なんて言われたら軽く3回は死ねるよね。

さて、薄星と離れているその間に、亜姫の中で青徹の存在が次第に大きくなり、それは師なのか父なのか兄なのか、それとも……といった感じに。亜姫の気持ちが完全に青徹にうつってしまうのではないか?とこちらはハラハラさせられます。一応ヒーローポジションなのに、強姦未遂の汚名(いや、事実なんだけど…)を晴らせないままの薄星が不憫ww

■青徹の過去

亜姫と薄星の師として、時に厳しく時には更に厳しくw、生きていく術を教えてくれた青徹。彼は一体何者なのか  。ここで明かされる彼の過去はもう涙なくして読めなくて、私は感想を書きながら涙で顔面崩壊です。

場所は黄国。時は青徹が10歳の頃まで遡ります。父が戦死したショックから立ち直り切らない青徹の前に、1人の女の子が現れます。青徹は慰めようとしたその女の子に悪態をつき、「ブース!」と罵る。そこへやってきた青徹の兄は、その青徹の態度に激怒。なぜなら、その女の子は黄国の姫君だったから。それを知った星徹は、


(「女王の花」3巻より)

あからさまに嫌そうな反応。父が死んだ原因の一端は、援軍を送らなかった上層部の采配にあると思っていた彼ははじめ、ぬくぬくと育った(ように見える)3歳年上の姫様を気に入らなかった。

ところが、接するうちに姫様の王族としての器量を感じて、次第に心惹かれていく青徹。気がつけば青徹にとって姫様は『生涯仕える』と心に決める存在に。

そんなある日、姫様が亜国に嫁ぐ事が決まります。嫁ぎたくないと思う姫様の本心を察した青徹は、一緒に逃げようと言い、2人が出会った橋の下で、輿入れの前日に待ち合わせをする。姫様を待ちながら橋桁に鳥の画を描く青徹。どこへでも飛んでいけるようにと、願いを込めて。


(「女王の花」3巻より)

来ないかもしれないと不安な気持ちを抱えながらも、青徹は一縷の望みをかけていた。でも姫様は来なかった。そして翌日、亜国へ嫁いでいきました。

黄妃となった姫様の亜国での暮らしは、決して幸福ではありませんでした。子供が生まれ(それが亜姫)不遇ながらも幸せ、と慎ましく生きていくものの、付き従う青徹は愛人呼ばわりされ、その事で更に黄妃の評判が下がって行く。そんなある日、黄妃から黄国に帰るように言われる青徹。


(「女王の花」3巻より)

彼が付き従うことは『不要です』と言った黄妃。言われた青徹は返す言葉もなく、黄国へ帰る事に。自分は不要なんだ、と思う青徹でしたが、、、そんなわけあるかあああああ!!!その言葉は、自分の人生に青徹を巻き込みたくなかった黄妃の愛情だとなぜ分からんかッ!!!そりゃあ青徹からすればお役御免になったのかなと思うの仕方ないですけど、外野はこの定番のすれ違いにたまらなくイライラさせられてつらい!

さて、帰国した青徹は黄国で活躍を見せ、それなりに順調な人生を歩む事となります。一方亜国では、土国からも妃を迎え、黄妃の立場は益々追いやられていました。そんな中、青徹は兄宛の亜国からの手紙を目にします。差出人は黄妃。その手紙の隅に描かれていたのは、姫様が亜国に嫁ぐ前日、青徹が橋に描いた鳥の画。それを見て、あの日姫様が橋の下に来ていた事を知る青徹。


(「女王の花」3巻より)

黄妃の元に戻る事を心に決め、再び亜国に戻った青徹が目にしたのは、やせ細った黄妃の姿。その姿を見た青徹は、もう一度黄妃とその娘(亜姫)を亜国から逃がそうと画策します。今度は一緒に逃げるのではなく、自らが囮となることで、より確実に母娘を逃がそうとする青徹。そこに込められた彼の想い。

愛してます
口に出して言うことは
決してなくとも



(「女王の花」3巻より)

しかし、黄妃もまた青徹を愛していました。青徹を犠牲に逃げる事などできないと、亜国に留まる事を決め、二度と逃げ出さない事を周囲に誓う。誰もが羨む王妃の座にあった黄妃が言います。

『あなたのおかげで それをいらないと思えるほど
幸せな女でした さよなら 青蓋』



(「女王の花」3巻より)

これが2人の最後の別れ。二度と会う事はないと知っての「再見」に切なさが極まる。。。はーもうどんだけ泣かすかッッッ!!!(涙)現代人はなぁ、自己中だから我慢が苦手で悲恋に弱いんだよ!!!青徹の忠義に秘められた愛に、もはや涙腺&顔面崩壊どころか私が崩壊しそうだ。うぅっ……

それにしても、大人になった青徹のかっこよさがハンパない。こりゃあ薄星が敵わないわけですよww もうかっこよくてかっこよくて、本当だったら、青徹さまああぁぁぁぁ!!(ゴロンゴロン な流れなのですが、ゴロンゴロンする気力も湧かない程に話の展開が切なくて切なくて切なくて、感想が全て涙となって流れ落ちました。

こんなにも恋慕ありありなのに、それを上回る尊敬の念と忠誠心を抱いていて、女として惚れつつも主人としても惚れているという二重の感情。その狭間で悩み苦しみ、でも喜びもあるという…生きていく事のつらさと喜びがつまっている様が本当にたまらない。全人生を捧げて守るという生き方と、それを支える矜恃に胸打たれすぎてわたしの心臓が限界だ…!!!

■青徹と亜姫の別れ

青徹がその後、亜国の怪しげな商人として暗躍しながら、幼い亜姫と薄星に文道・武芸を教える師となった事は前述の通りです。もちろんその事を黄妃は知る由もないのですが、青徹はかんざしを見て亜姫が黄妃の娘だと知ってした事だというのだから、また泣かずにはいられない。うっうっ(涙)

そして亜姫が黄国へ人質として戻った時、青徹もまた同じように黄国へ戻る事となり、亜姫と青徹の縁は続いていきます。その縁が断ち切られる事件が起きるまで。

ある日、亜国の宮廷内に青徹が送り込んでいた間者が、土妃に捉えられてしまいます。間者は青徹の差し金である事が明るみに出て、彼はそのまま罪人となり、その身を亜国に拘束されておそらく殺されてしまう展開。亜姫はそれを阻止しようと力を尽くすのですが、亜国の動きがそれを上回り、青徹は亜国に捉えられる事となります。

黄国から亜国へと向かう青徹を、亜姫が見送る場面。助けられないなら、せめて手を取りその姿を目に焼き付けて別れたい、、、しかし姫である亜姫が罪人とつながりがあると知れては、青徹が大人しくお縄になった意味がない。そして亜姫は青徹をただの罪人として見送ります。彼の事など知らない素振りをして。

最後まで、青徹に褒められたくて彼の望む振る舞いをした亜姫。そんな亜姫に対して、それでいいのかと問いかけたのは薄星。思い直した亜姫は、薄星が用意してくれた馬で青徹を追います。その一行に追いつき、遠くで馬を並走させながら、亜姫は空に手をかざし、青徹への思いを訴える。それに気がついた青徹。


(「女王の花」4巻より)

なんとも切ない別れのシーン!!青徹の滅私の行動にいちいちクソ感動させられて禿げそうな程つらい(涙)そんでもって、この次のページの青徹の笑顔が最高にかっこよくて悶絶させられてつらいマジで。この作品のすごさは青徹様を一挙手一投足まで完璧イケメンに描き上げている事です。

■亜王の死

亜姫と母を冷遇してきた亜王。ただの悪役ポジションかと思っていましたが、とんでもない勘違い。私なんぞには予想もできなかった素晴らしい賢帝でした。亜国に捕らわれた青徹は、亜王と対面。そこで一体どんな会話がなされたのか。

『陛下は御本心から 亜姫様を疎んじておられたのかと』


(「女王の花」5巻より)

亜姫を人質として黄国に送った真の狙いは何か。亜王は亜姫をいずれ亜国の女王とするために、全てを計算して黄国へ人質として送ったのではないかという、青徹の読み。そしてその読みは的中します。

そうか…土妃の息子のバカ王子に亜国を継がせられないと。本来、王位など王族でなくとも適した者が座ればよいと言う亜王。リベラルで合理的な考え方、その血は間違いなく亜姫に引き継がれています。亜姫の人格は、亜王と黄妃がしっかりミックス(というかいいとこ取り)されていて、ああ、亜姫はこの2人の子なんだなと、変なとこで感動しつつ、人物設定の上手さに唸る。

奇しくも亜王と青徹の企みが同じだった事を確認できたその時、土妃が謀反を起こします。宮廷に火を放ち、青徹と亜王の首を狙う。追い詰められた亜王と青徹でしたが、最後の力を振り絞り土妃に一矢報いた青徹。それにより土妃は左目を失います。

そして亜王は。『我が妃と女(むすめ)への忠義…大儀であった』。という言葉を遺し、崩御。私はもうこの発言に、枯れ果てた涙腺をもうひと絞りされた(涙)青徹と黄妃には不義の噂が絶えなかった。そして2人がお互いを愛していると知りながら「黄妃に不義はない」と言い切った亜王。そしてその言葉通り、黄妃にも青徹にも不義はなく、そこにあったのは王族としての矜恃と、従者としての忠義だった。……なんて崇高な………ッッ(声にならない )

土妃へ一矢報いて命が尽きた青徹。死の間際彼が見た夢は、まだ姫様だった頃の黄妃と共に自由になる夢。そして、泣いているかもしれない亜姫を案じて、その頭をそっとなでる夢。


(「女王の花」6巻より)

なんて立派な最後でしょうか。この気持ちは「感動」と100回書けば伝わるのでしょうか。すみません、もう、なんも言えねぇ……(放心

■亜姫の想い

3巻で薄星に襲われてから、そんな色恋展開はなかったのですが、ここへきてようやく、亜姫の気持ちが “恋愛感情” として薄星へ向いていきます。きっかけは、薄星がスパイによって殺されかけた事でした。

毒の塗られた刀で切られた薄星。亜姫を守ろうと動けば動くほど、体内に毒が回っていく。その姿を見た亜姫は。


(「女王の花」7巻より)

薄星を助けるために、同じ毒の刀で自らを切る。亜姫を死なせるわけにいかない彼らは、解毒剤を出すだろうという、亜姫の賭け。その命を賭けた作戦が見事ハマり、一命を取り留める亜姫と薄星。

そして、目を覚ました薄星が無茶をした亜姫をたしなめた時の、亜姫の言葉。「薄星が助からないなら、ここで駄目でもいいかなぁって」「力及ばずここで駄目になって、私は何の価値もないただの女の子に戻って」、

『二人で死ねたら それはそれで幸せかなぁ…って』

最後は泣きながら、絞り出された言葉。その言葉を聞いた薄星が小さく震えている。亜姫の言葉への、泣き出しそうな程の感動が伝わってきます。もし、亜姫が「死んだ方がまし」と思うような事…薄星が死ぬような事…があったら   。亜姫が続けます。

『あなたが私を殺して…』
『連れていって 一人はきっと耐えられそうにないから…』



(「女王の花」7巻より)

この後のキスシーン、すっごい泣けた。やっと!やっと!!やっとだよおおおおおおお!!!!!どーなんですか、この幸福。積年の想いがついにッッッ!!!!お似合いの2人だったけれど、姫と奴隷というあまり大きな身分の差。マジミラクル。多分ですね、このシーンにより薄星の次に私が幸せです。本当によかった(涙)

でもこの作品は、そんな幸せな状況を長くは楽しませてくれない。


(「女王の花」7巻より)

これ、、、絶対毒の影響で死ぬだろう、薄星!もー早く!早く寝て!!いーから黙って寝ていてくれよおー!!!(祈)これって、この事は秘密で…ってかっこつけて、結局無理がたたって死んでしまう定番の流れでしょ絶対!!!だから本当に早く(ry

■最後に、書きたいことあれこれ

よしっ最後に、思う事を思ったままに書き散らかすぜー!
最初1・2巻を買ってすごい面白いっっやばいっっと思い、大人になって良かったひゃっほーお!とTSUTAYAで全巻大人買い。そのまま一気読み。なんだよ続きもいちいちクソ面白いじゃねーか!と幸せな分、頭の中侵食されて(主に星徹様に)仕事が完全にどうでもいい少し疎かになっているここ一週間。

何がそんなに胸に響くかと言うとですね、亜姫たんが逆境はねのけて女王に駆け上がる成長&サクセスストーリーも胸がスカッとして良いのだけれど、2つの主従が私の感動の源泉だなぁと、何度読んでも思うのです。薄星の亜姫への思い。青徹の黄妃への思い。くそヤバイです。個人的には、青黄の組み合わせが好みです。青徹の回想シーンは、1ページめくって胸が熱くなり、もう1ページめくって涙し、さらにめくって号泣…でした。

平たく言えば “主従関係” なんですけど、その結びつきは “お嬢様と執事” なんてレベルじゃなく。“総理とSP” なんてプロフェッショナルなものでもなく。容赦無く感動と萌えを提供してきやがる恐ろしい関係ですよ。主従っつーのは。合理的に理屈や利害で説明するのが難しい、そういうものを超越した容易には理解できない程に濃く強い関係。そんな関係に恋愛感情まで乗っかっているなんて、もおそれどんだけ美味なのかって話なんですよ!!!どこを食べてもマジうまいっっ!!!

薄星と青徹に忠義を抱かせる亜姫と黄妃もいいんだ。美しくて優しくて気位が高くて。自分の思うように自由に生きたい…と、身を引きちぎられる程切に願うのに、それでも王族としての責任から逃げない強さを持っている。タイプは違うけれど、どちらも魅力的。

ただ、己の立場と役割を解っていた黄妃と青徹の精神的大人カップルは悲恋に終わり、自らの意思と感情にわりと正直な亜姫と薄星の子供カップルは結ばれるという、耐え忍んだ方が不幸になっている展開に運命の皮肉を思わずにはいられないです。なんていうか、昭和世代と平成世代を見ているような気持ちw

ところで。亜姫と薄星の設定がベルばらのオスカルとアンドレと重なって見えて仕方ないのですがいかがでしょうか?強く美しく聡明な主人とその主人を命がけで守る、身分違いの幼なじみの主従関係。恋い焦がれ続けたアンドレの気持ちをオスカルが受け入れて行くプロセスが、そっくり。アンドレの目がだんだん見えなくなって不自由になっていくところも、毒に冒されていく薄星と重なる。そして最後は、ベルばらのように、タイタニックのように、亜姫を残して薄星が先に死ぬだろう展開が予想され、私は今から本当に気が重くて重くて重くて重くてたまらない!!!誰かオラに元気を分けてくれっ!!!

ベツコミで隔月掲載ってとこがまたつらいですね。隔月なんて週刊誌なら早ければ単行本1冊出るほどの歳月ですよ!そんなに待たなきゃいけないなんて、私前世で何か悪いことしたんでしょうか?と神様に問いたい気持ちだよ!

7巻分のあらすじ感想を書くという無謀な事をして、着地が見えなくてすみません。誰にも話せなくて溜まりに溜まったものを書き散らかして私はとてもスッキリしました!!!読んでるよ!読むよ!という方いらしたら是非コメント下さいm(_ _)m 近々、最新8巻の感想もUPしたいと思います。それでは!
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この記事へのコメント

たまいーさん - コミックボブ(管理人) - 2013年09月14日 13:44:47

たまいーさん、はじめまして!

> もう、いっそ自分でも集めてしまおうかと…。

賛成します!ww
今月のベツコミを買いましたが、これからクライマックスに向けてとても盛り上がりそうですよ!
和泉先生がインタビューで最後を描きたくて始めた物語だとおっしゃってました。

> 登場人物たちの心情も美しくて、切なくて、一気に読んでしまいました。(笑)

ほんとうにっ(涙)
毎回飽きもせず泣いています(笑)

これからも宜しくお願いいたします!

- たまいー - 2013年09月09日 12:00:10

はじめまして!
いつも感想を楽しく読ませてもらっています(^◇^)
女王の花は友達に借りて読んでいたんですが、感想を読ませてもらっていたら、自分でも読み返したくなりました(笑)
もう、いっそ自分でも集めてしまおうかと…。

女王の花は、普段読むことのないジャンル(時代背景とか主従関係とか)だったので新鮮で、かつその中での登場人物たちの心情も美しくて、切なくて、一気に読んでしまいました。(笑)
物語の深いとこに浸るより展開が気になりすぎて、ものすごいスピードで読んでしまったので(笑)自分でも集めて、読み返してみようかなと思いました(((o(*゚▽゚*)o)))

駄コメント失礼しました…
これからも、いろいろな漫画の感想、楽しみにしています( ^ω^ )

アマグリさんへ - コミックボブ(管理人) - 2013年09月08日 21:11:37

アマグリさん、はじめまして(^_^)
いつもお読みいただきありがとうございます!コメント嬉しいです☆

> 女王の花わたしも大好きです!!
> 他の方も書いていらっしゃいますが「二の姫の物語」も合わせて読むとさらに良い(*´∀`*)です!!

二の姫も買いました~!!!!めちゃよかったです!!!!( *´艸`)
青黄が悲恋に終わり、亜薄は薄星が毒に侵され、なんだこの悲劇…と思ってただけに、二の姫には救われました!
さすが先祖だけあって青徹様にどこか似ていて益々良かったですw

> 8巻が最近出たのでそれに向けて1~7巻を読み返しというのをつい最近行い、
> 同じところで号泣してました!!

嬉しいです!っていうのもおかしいのですが、嬉しいです!
泣けますよね~あそこ。むしろ泣かない人いたのかなぁ…と思うほどに。

続き、楽しみですね~♪
でも待つのがつらい!(>_<)

Re: タイトルなし - コミックボブ(管理人) - 2013年09月08日 21:06:29

2013年09月07日 10:07:57 のコメントを下さった方

そうですか!もう読まれているのですね~流石です!
私はほぼ毎日書店へ通っているのに、、、目が節穴でした…(-_-;)

「青黄の組み合わせが大好き」な我々には、この悲恋はボディブローのように重く堪えましたね(:_;)
「くそぉーっ、くっつけてくれよ」って、全く同感です(>_<)
私も軽く1000回はとなえました。願い届かず…。
私が千年の花を手に入れたら、ハッピーエンドに書き直して欲しいと願いますw

これからもよろしくお願いいたします!
お気軽にコメント頂けたら嬉しいです(^_^)

※非公開コメントへの返信不要でしたら、教えてください!

サニーさんへ - コミックボブ(管理人) - 2013年09月08日 20:53:18

サニーさん、はじめまして!
コメントありがとうございます!

> 暁のヨナは読んでるんですが、これは知らなかった!!
> ものすっごく面白そうですっ><

面白かったです~~~~っ><
ヨナがお好きなら是非是非読んで頂きたいです!

> もうこれ決定ですね★

(笑)はい、決定でお願いします!★
私もコメントで教えて頂いたのですが、「二の姫物語」も一緒に読まれると良いと思います!(^_^)
「女王の花」の少し前の時代を描いたお話です。

ふくさんへ - コミックボブ(管理人) - 2013年09月08日 20:37:43

ふくさん、はじめまして!
コメントありがとうございます(^_^)

> 女王の花、私も大好きです!!
> 続き、待ち遠しいですよね。

待ち遠しいです!!!!!
今月13日発売の別コミには掲載だというので、絶対に買います!
単行本を待てる自信がないですw

> 私は二の姫~から先に読んで、女王の花へ辿り着きました。

おぉ~通ですね!
オススメ頂き、早速「二の姫物語」購入しました!
お二人が結ばれることは「女王の花」に言及されていたので知っていたものの、本当によかった…とホロリときました。
そしてその子孫の悲恋を思ってまた凹みました…。

アユミさんへ - コミックボブ(管理人) - 2013年09月08日 20:34:17

アユミさん、こんにちは!

おぉ~~~!
> つい最近大人買いして即読破
ですか!!嬉しいですっ(^_^)☆

> こんな大作を見逃していたのか!と思うほどでした。

そうですよねそうですよね(>_<)
毎日書店に行っているのに…私の眼は節穴です…orz

> 最近の少女マンガのありきたりな「ご主人サマと奴隷」、もしくは「執事」などというものではなく、これこそ人生かけて主人のために尽くす。スケールが違うと思いましたよ。

執事もいいけど、これを読んでしまうと霞みますよね(^_^;)
私は薄星よりも青徹様(あ、すみません、勝手に「様」が…w)に号泣し萌え転がりましたが、アユミさんはいかがでしたか??

> 黄妃と青徹の関係がアンハッピーエンディングだったため、亜妃と薄星にはせめて結ばれて幸せになってもらいものです。それが短い間だけでも...。

ほんとです~~~(:_;)
あの悲恋っぷりにより心に大ダメージを受けたので、これで亜姫と薄星が同じような運命を辿ったらもう読めない…。
でも、思いが通じただけでもまたよかったのでしょうか…。

> でもガラスの仮面であるていど忍耐が鍛えられている(と思う)ので期待してまってます!w

ガラスの仮面ww 私は存在を忘れるように心がけています!
あのロングサイクルは意識しながら待っていると発狂しますよねw

- アマグリ - 2013年09月08日 16:19:42

はじめまして。
アオハライドやオレンジ、別マ系の記事でたどりつきいつも楽しみに拝見しています。
女王の花わたしも大好きです!!
他の方も書いていらっしゃいますが「二の姫の物語」も合わせて読むとさらに良い(*´∀`*)です!!

8巻が最近出たのでそれに向けて1~7巻を読み返しというのをつい最近行い、
同じところで号泣してました!!
毎回涙なしには読めませんよね。
8巻の感想も楽しみにしています!

管理人のみ閲覧できます - - 2013年09月07日 10:07:57

このコメントは管理人のみ閲覧できます

- サニー - 2013年09月06日 13:59:15

はじめましてサニーと申します。
いつもブログ拝見させていただいてます♪
面白くて、読みやすくて更新を楽しみにしています。

女王の花、読んでなかったです!!
暁のヨナは読んでるんですが、これは知らなかった!!
ものすっごく面白そうですっ><
ここのところ、こういうマンガを探していたんで
もうこれ決定ですね★
ステキな情報ありがとうございます♪

- ふく - 2013年09月05日 20:10:40

初めてコメントします。
いつも楽しく読ませて貰っています。

女王の花、私も大好きです!!
続き、待ち遠しいですよね。
実はこれ、「二の姫の物語」と言う本の続編・・・?みたいな感じなのです。
私は二の姫~から先に読んで、女王の花へ辿り着きました。
もし、お時間許せば二の姫の物語も是非読んでください!

- アユミ - 2013年09月05日 02:12:01

大変楽しく読ませていただきました。私もつい最近大人買いして即読破。

こんな大作を見逃していたのか!と思うほどでした。主様の主従関係の説明。本当そうですよね!最近の少女マンガのありきたりな「ご主人サマと奴隷」、もしくは「執事」などというものではなく、これこそ人生かけて主人のために尽くす。スケールが違うと思いましたよ。

薄星の毒が抜けきってないシーン。死亡フラグでなければいいんですが。(´;д;`)

黄妃と青徹の関係がアンハッピーエンディングだったため、亜妃と薄星にはせめて結ばれて幸せになってもらいものです。それが短い間だけでも...。

コミックでるのすごい長いらしいですね...。でもガラスの仮面であるていど忍耐が鍛えられている(と思う)ので期待してまってます!w

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夏のかけら / 完結 (1)
はじまりのにいな / 完結 (5)
花にけだもの (2)
Piece(ピース) (3)
日々蝶々 (6)
ひみこい / 完結 (2)
ひるなかの流星 (1)
ぴんとこな (1)
BLACK BIRD(ブラックバード) (2)
ラストゲーム (4)
黎明のアルカナ (4)
◆本誌 (3)
別冊マーガレット (3)
◆購入予定のマンガ (16)
◆管理人のつぶやき (30)
◆はじめに (1)
式の前日 (1)
パーフェクトワールド (3)
おすすめマンガ‐少女編
感想書いたものは全部オススメですが、中でも今選ぶならこれ。という作品を紹介します。「感想はこちら」からどうぞ!(画像はAmazonリンクです。)

イライラを凌駕するときめき
『日々蝶々』

日々蝶々 2 (マーガレットコミックス)

主役二人がビックリするほどしゃべらない。遅々として進まない関係にイライラが止まらない。でも、ときめきも止まらない作品☆
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ある意味10年愛
『ラストゲーム』


ラストゲーム 2 (花とゆめCOMICS)
顔良し・頭良し・家柄良し。パーフェクト男子・柳の振り回されっぷりを笑う作品。あまり深く考えず楽しみたいときのお供に☆
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対象的な2人のヒーロー
『ぴんとこな』


ぴんとこな(8) (フラワーコミックス〔チーズ!〕)
歌舞伎でも恋でもライバル関係にある正反対の2人ヒーローが、とにかく魅力的。ヒロイン置き去りの展開もいいw
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おすすめマンガ-少年編
少年・青年マンガのおすすめです。「感想はこちら」からどうぞ!(画像はAmazonリンクです。)

王道・冒険ファンタジー
『七つの大罪』


七つの大罪(1) (少年マガジンコミックス)
お城、騎士、お姫様、妖精、巨人、小人、ドラゴン。これぞファンタジー!世界観にぴったりの作画も素晴らしいです。
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不良が挑む筝の世界
『この音とまれ!』


この音とまれ! 1 (ジャンプコミックス)
部活動青春ストーリー。不良が更生して部活に励む展開は無条件に胸熱です!ヒロインはツンデレ☆
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表現という戦い
『四月は君の嘘』


四月は君の嘘(4) (講談社コミックス月刊マガジン)
登場人物達の全身全霊を捧げる渾身の演奏が、力強く逞しく、痛く切なく胸に迫ります。
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人類とゴキブリのバトル
『テラフォーマーズ』


テラフォーマーズ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
火星で進化を遂げたゴキブリと人類のプライドをかけた戦い。各々の想いが交錯し各国の陰謀がぶつかり合う展開から目が離せません。
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