オオカミ少女と黒王子 別冊マーガレット 2013年07月号

別冊 マーガレット 2013年 07月号 [雑誌]

ちゃんと好きになった人だけ
欲しがることにする



不定期更新中のオオカミ少女と黒王子の感想。今月は書かせて頂いても宜しいでしょうか！だってもう、辛抱たまらんのです！！今月！！！ツボった！！！ツボりまくりました！！！

先月、彼氏にやや強引に迫られて嫌がっていたレナちゃんを、通りすがりの恭也が助けてタクシーで送ってあげた話の続きから。
いつも通り勉強を教えに来た恭也とエリカ。恭也に対してレナちゃんの態度が明らかに違う。休んじゃってすみませんでした、とか、恭也せんせ、とか。そして勉強の合間に、『昨日はありがとう』『どういたしまして』のやり取り。



はい、ここ！一つ目のツボ。興味なさそうな「どういたしまして」にドキドキするわ～！ただの無愛想だとムカつくんですけど、本当はちょっと優しい事を知ってからの、相手の無愛想って最高ですよね！って事でキュン1。
どんどんいきます！後日、レナちゃんと2人で参考書を買いに本屋に立ち寄る恭也。サイン会で混み合う店内。出ようにも出れないレナちゃんに。

『レナ』



えーと、私の名前は今日からレナって事にします！ｗｗ キュン2、てかもう連打です連打。罪過ぎますね。このお兄さん。中学生から見た高校生ってすごく大人に見えるんですよね～。その眩しさときたら！（ところが、高校生から見た大学生は若干オジサンなのはなぜでしょうね…）私がレナちゃんだとして、中学生の時に恭也くんに出会ってしまったら、残りの人生を棒に振ります！絶対です。永遠に片思い。告白する→玉砕→一生の引きずる。ストーカーと化してお縄になる。とかとか、、、どんな形かは分かりませんが、棒に振る事だけは絶対的に分かります。マジギルティーだな恭也。レナちゃんも「レナ」と呼ばれたシーンを思い出して赤面ですよ。そりゃそうだ。あんた正しい！！全面的に正しい！！その反応が正解！！！

そして翌日。
2人が勉強をする傍でエリカは寝てしまい、恭也と2人きり状態の中、レナちゃんが質問します。『ちょっとだけ気になる人がいて　その人がすでに人のモノだったら　あんたならどうする？』。なんだそれ、と取り合わない恭也。でもレナちゃんも諦めない。そして、先生なんだから答えて！と言われ渋々、『べつにどうもしない』と回答。何もしないで諦めるようなその答えに納得がいかないレナちゃんは、質問を変えます。

『まって！じゃあ　すごく欲しいと思ったんだったら！？』

『奪う』



当然だろ、と恭也。ギャーかっこいい！！って言うの、ちょっとだけ待って下さいっ。真骨頂はここからなんです！！！

『どうしても欲しいなら　それ以外のもんはかまってらんねーだろ　いい人でいたいワケじゃないしな』その言葉をジッと聞くレナちゃん。そんな彼女を見ながら恭也が続けます。

『　　って言ってほしかったんだろ？』

そして、急にふられて「は？」と聞き返すレナちゃんの図星をつく。

『否定したら質問変えたから』



降参！！！こうさ～～～～～ん！！！！恭也のこの “お見通し” 感がだ い す き だ！！！！人の気持ちを見透かせるからこそ転がせるってもんですよね。転がされたいよおおおおおお！！！そんなわけでレナちゃんは、すごく欲しい人、その本人から「奪ってよし」とGOサインを貰ったような展開にｗｗ どうしても欲しくなるのは致しかたないですね。必然です。だって恭也くんですから。こうなってしまったら「恋をする」一択です。

ところで、どうしても欲しい対象＝自分だって事を、勘の良い彼なら薄っすら気づいていても良さそうですが、どうなんでしょう。このやり取りを見る限り分かってないのかな。分かった上でこれを言っていたら、自意識過剰で引きますよね。うん、まだ分かっていない方がいいなｗ

そして、悩んでいたレナちゃんは後日エリカを呼び出し、

『あたし エリカちゃんの悪役になるから』



と宣言。宣戦布告です。
エリカ、絶叫。『だめだめだめだめ　　　　　　っ ぜっっったいだめ！！恭也くんあたしの彼氏だよ！？だめに決まってんじゃん！！』。でも、走り出した気持ちは簡単には止まらない。ダメと言われてそうですか～と言えるくらいなら、わざわざ呼び出して宣戦布告したりしないですよね。レナちゃんは「わかっててもおさえられない」「エリカちゃんはあたしのこと嫌いになってもいいから」と言い残して去っていきます。

ぜったい許さん！！と息巻くエリカは、その足で恭也宅へ押しかけ。ものっっすごく大事な話あるから！！とインターホン連打ｗｗ

ところが、もう二度と近づけないようにしてやる！と思っていたエリカが、ふと思い直すします。ここであたしが圧力かければ２人を遠ざけられるかもしれない でもそしたらレナちゃんはどうなるんだろう。そこに、出てきた恭也。『で なに』『どうした？』と聞かれたエリカは。



わああああ！！もう全力でｈｓｈｓ！！！過呼吸で倒れるまでｈｓｈｓしたいーーーーーーーー！！！！！！何のかほりですか！風呂上り系ですか！ブルー系ですかグリーン系ですか！出てきていきなりワケもなく抱きつき。これぞ彼女の特権。ぶっちゃけ今月の感想って「羨ましい×∞」オンリー！



『なんなんだ 気持ち悪い…』と言いながら、抱きつかせっぱなしにしてくれる恭也とか…くっっ犯罪（ゴロンゴロン　この位なら、彼女じゃなくてもできるとは思うんだ。例えば、クラスメイトの女子がいきなり家にやってきて、何かを言いたいけど言えない的な表情で抱きついてきたら、それを嫌がる男子は少ない。むしろ、なにそのおいしい展開って感じですよね。童貞の白昼夢にありそうなシチュエーションｗｗ でも、恭也くんは違うと思うんだ。この人心の底からウザイとかヤメロとか思う人なんだ。だからこれってホント “彼女” の特権ですよね。なんつーー羨ましさッッッ！！！！！

エリカは、恭也をギシギシと抱きしめながら思います。レナちゃん　ぶっちゃけちょっとかっこよかった　それくらい本気ってことなんだ。でも負けない！！と決意新たにしたところで、今月は終了。

はー。今月の感想は何かに追い立てられるように書きました。読み返すのが恐ろしい…ｗ これって、これって、どう転んだってレナちゃんは失恋するしかなくって、それはつまり、断る理由として恭也がエリカが好きってレナちゃんに言う展開じゃないですか。素直に好きとはゼッタイ言わないけど、そういう意味の何かを言うんだろうなって思うだけでワクワクする！！何て言うんだよおおおーーーー！！！！やばいッッ！！来月も感想書いていそうｗｗ その時はまた、よろしくお願いいたします！


“カリレオ” 私も読んでます♪
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