君に届け 別冊マーガレット 2013年06月号
![別冊 マーガレット 2013年 06月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61N-B57NJVL._SX180_.jpg)
別冊 マーガレット 2013年 06月号 [雑誌]
なにかを選ぶとき。
それは、自分のきもちをみつめるとき。

それぞれの恋路がひと段落して、次なるお悩みは進路です。といっても、決まっていないのは爽子(とちづ)だけ。風早が地元に残って家を継ぐ事を知った爽子は、ようやく自分の将来を真剣に考え始めるのですが…さて、何を思いどんな道を選ぶのか!
はじめの助言者は母親。調査票に「就職」と書いた事を告げると、意外な表情を。お金の心配はいらないと言い、『どうして就職したいの?』と爽子に聞きます。『もし 考えが足りなかったり迷いがあるんだったら いっぱい考えていっぱい迷えばいいのにって思うの』。その言葉と、ピンに言われた言葉が爽子に変化をもたらします。
……もっと…… ちゃんと考えてみよう…………
早速、爽子はあやねとちづに進路を聞いてみます。『進路!?いや全然!!!』と言うちづと、『四大 札幌の』と答えるあやね。2人は爽子が地元で就職と聞き、もったいないを連発。
この時、あやねの様子が少しおかしいんです。もしかしたら、札幌の大学はあやねにとって安パイな道で、本当は東京の大学へ行きたいと思ってるんじゃなかろうか。内心揺れているんじゃないだろうか。私は、ピンの言葉をきっかけに、あやねは東京の大学を選択する!に一票! ちなみに、龍は?と聞かれたちづは「ラーメン屋じゃないの?」と言うのですが、実は龍は進学希望だという事が後半分かるんですよねー。やっぱりまだ、野球をやりたいんでしょうかね。お店を継ぐにしても、それからで遅い事ないですもんね。
みんなの話を聞いた爽子は。
みんな それぞれの道を考えてるんだな
…………… 誰とも………
離れるとか 私 考えたことなかったの

考えたくなかった、なら分かるけど、考えたことなかったって、驚きだ…。むしろ、大学の附属じゃない限り、進路は違うに決まっている。考えたって考えなくたってそれは事実として横たわっているので、そこを考える必要はないっちゃないのだけれど。。とりあえず。もっと危機感を持って将来と向き合え!!最近じゃ小学生ですら「年金もらえないんでしょー」とか言っているってのに!ニュースは他人事じゃないんだ!そんなことじゃあ、これからの日本を生き抜けないぞ!と肩をガクガクしたいんですけど。いや、でもなんか爽子は生き抜けそうだな。。連載当初から思っていましたが、私は絶対爽子とは友達になれないww そういえば、爽子のマイペースなキャラに苛々して読むのをやめていた時期が数年間あった事を思い出しましたww
さてさて、お次の助言者はピン。どうして先生になったのか聞きたい、とピンに声をかける爽子。そしてその日の放課後、あやねと3人で龍の家でラーメン食べながら話を聞く事になります。
さて、爽子の「どうして先生になったんですか?」という問いに、ピンはなんと答えたか。
『俺はな 面白いからやってんだよ』
『尊敬されるより うらやましがられてーな』
おおーちょっとかっこいい事言ってますねー!若者ウケしそうww すごくいいんだけどさっ。こういう事言う人って自己愛強いんだよなー。ここで「◯◯さんの生き方羨ましいっス!!自分、◯◯さんみたいになりたいっス!!」とか言わなきゃいけなくて面倒くさいんだよなー。んで、そう言う人に限って全然羨ましがられていないのが世の常だよなー……。とか思ってしまった汚れちまった大人な私ですんません!ピンの事ぢゃなくて!一般論で!っていうか実体験で!w
でも、言いたい事は分かります!高尚な生き方をして人から尊敬されるより、自分が面白いと思える事をして、結果、その姿が羨ましがられるって最高ですよね。なんか、一番贅沢な生き方って気がしますね。
続けます。「面白い」に反応した爽子が、教えることが面白いのか?と聞くと。
『おまえら見てんの面白いよ』
『3年で どう変わっていくのか どう考えて 何をすんのか』

そんなおまえらを見ているのが面白い、と。やべー。ピンってば先生だよ。ちゃんと先を生きてるよ。これが爽子とあやねにどんな影響を与えるのか…。特にあやね。ピンはしきりに、「これからだ」とあやねに言ってましたからね。ピンなりに、あやねの自分の可能性を信じない枯れた部分を、気にかけてるんだろうな。
夕飯を食べた帰り道、風早に電話する爽子。帰り道に用事もないのに電話するなんて彼氏&彼女のする事じゃないか!と爽子の変化に改めて驚きます。未だにこの2人が付き合っている実感があんまり湧いてないww
風早宅の近くから電話をかけていた爽子のもとに、風早が現れます。爽やかな笑顔で、携帯片手に、雪道を走ってきた風早。爽子を見るなり、満面の笑みで『かお みたくて!』って、、、ぬおおおおお!!翔太あああああ!!!
そんな風早に爽子は。「今度ゆっくり話がしたい」と言い、風早の手を取ると『……だいすきだよ……』と。
私は ずっと思ってきたんだ
どんな時でも 誰とでも
「どうやって言ったら 伝わるんだろう」
………「どうしたら」
「相手に届くんだろう」

これこそ、この作品のお題目!なんかクライマックス感漂うな~。爽子の心のポエムより、そこはかとなく漂うエンディングへ向かう空気が切ないわ。
そして、いよいよ進路を話し合う三者面談です。
龍は進学希望。ピンが言います。『見に来てたぞ 大学のスカウト 結果出せ』。なるほど。龍の場合は野球を頑張る事が進学への道なんですね。ていうか、そんなに上手かったんだ、野球!今明らかになった龍の実力!ww
風早はゲキレツの異名をとる父親が登場。教室に入って数秒(?)後。
『こんの…くそばかたれがーーーー!!!』
殴られて風早が吹っ飛び、ピンも唖然…なシーンで今月は終了。ゲキレツの名に恥じぬ鉄拳でありました。
これは、、、風早が家を継ぐのが嫌ってこと?大学くらいは行っておきなさいという方針なのか?もしくは、事前に聞いていなくてご機嫌を損ねてキレてしまったの?オヤジさんの複雑な親心は来月明かされる!(あまり興味はない)
ピンは椎名先生と河原先生のスペシャルコラボにも登場!
スーツの徹、ちょっと良い!
↓拍手いただくと元気出ます
- 関連記事
-
- 君に届け 別冊マーガレット 2014年04月号
- 君に届け 別冊マーガレット 2013年11月号
- 君に届け 別冊マーガレット 2013年10月号
- 君に届け 別冊マーガレット 2013年09月号
- 君に届け 別冊マーガレット 2013年08月号
- 君に届け 別冊マーガレット 2013年07月号
- 君に届け 別冊マーガレット 2013年06月号
- 君に届け 別冊マーガレット 2013年04月号
- 君に届け 別冊マーガレット 2013年03月号
- 君に届け 別冊マーガレット 2013年01月号
- 君に届け 別冊マーガレット 2012年12月号
- 君に届け 別冊マーガレット 2012年11月号
- 君に届け 17巻
- 君に届け 別冊マーガレット 2012年10月号
- 君に届け 別冊マーガレット 2012年09月号
この記事へのコメント
コミックボブさん、こんにちは。
まさか爽子が登場人物の中で進路決定が遅い部類に入るとは全然想定していませんでした。といっても爽子は選択肢が見えていないだけなのでしっかりと考えれば自分の本当のやりたいことが見つかると思います。
爽子がちづとあやねに進路のことについて聞いたときのあやねの様子は確かにおかしいと感じました。先月号から思っていたのですがやっぱりあやねは札幌じゃなくて違う大学に進学したいんじゃないかと思います。今のあやねの中ではかなりピンの言葉に揺れているんじゃないかと感じます。
ピンがラーメンを食べながら爽子とあやねに助言しているシーンは何かカッコよく感じました。そもそもピンがラーメンをおごることにビックリしました。あまりピンをカッコいいと感じたことは無いのですが、ああやってラーメンをおごって生徒の話を聞くのがピンらしい考えだなと感じました。それよりピンは尊敬されるよりうらやましがられるほうが心地いいんですね。単行本の最初の頃は「尊敬しろよ!」とかよく言っていたのに、いつからうらやましがられたいと考えが変わったのでしょうか?ちょっと疑問に感じました。
そしてピンの「お前らを見ていると面白い」と先生らしい発言もカッコイイです。以前もケントとあやねの告白の話の時にもありましたけど、ピンは意外に生徒のことをしっかりと見ているのでこういう発言ができるのだと思いました。あとピンはすごくあやねのことを気にかけていますよね。僕としてはピンが気にかけてくれるのもいいんですが、一番はケントが気にかけてくれた方が僕的には嬉しいです。
風早の「顔見たくて」発言は萌えました!最近風早も我慢しなくなりましたよね。僕はこっちの風早の方が好きです!もちろん爽子の「だいすきだよ」も萌えました!
風早がまさかゲキレツ親父に殴られるなんて思いもしませんでした。僕は風早が店を継ぐのに反対なんじゃないかなと思います。
今月号の方も読ませていただきます。
まさか爽子が登場人物の中で進路決定が遅い部類に入るとは全然想定していませんでした。といっても爽子は選択肢が見えていないだけなのでしっかりと考えれば自分の本当のやりたいことが見つかると思います。
爽子がちづとあやねに進路のことについて聞いたときのあやねの様子は確かにおかしいと感じました。先月号から思っていたのですがやっぱりあやねは札幌じゃなくて違う大学に進学したいんじゃないかと思います。今のあやねの中ではかなりピンの言葉に揺れているんじゃないかと感じます。
ピンがラーメンを食べながら爽子とあやねに助言しているシーンは何かカッコよく感じました。そもそもピンがラーメンをおごることにビックリしました。あまりピンをカッコいいと感じたことは無いのですが、ああやってラーメンをおごって生徒の話を聞くのがピンらしい考えだなと感じました。それよりピンは尊敬されるよりうらやましがられるほうが心地いいんですね。単行本の最初の頃は「尊敬しろよ!」とかよく言っていたのに、いつからうらやましがられたいと考えが変わったのでしょうか?ちょっと疑問に感じました。
そしてピンの「お前らを見ていると面白い」と先生らしい発言もカッコイイです。以前もケントとあやねの告白の話の時にもありましたけど、ピンは意外に生徒のことをしっかりと見ているのでこういう発言ができるのだと思いました。あとピンはすごくあやねのことを気にかけていますよね。僕としてはピンが気にかけてくれるのもいいんですが、一番はケントが気にかけてくれた方が僕的には嬉しいです。
風早の「顔見たくて」発言は萌えました!最近風早も我慢しなくなりましたよね。僕はこっちの風早の方が好きです!もちろん爽子の「だいすきだよ」も萌えました!
風早がまさかゲキレツ親父に殴られるなんて思いもしませんでした。僕は風早が店を継ぐのに反対なんじゃないかなと思います。
今月号の方も読ませていただきます。
トラックバック
URL :
- コミックボブ(管理人) - 2013年06月23日 13:13:11
> といっても爽子は選択肢が見えていないだけなのでしっかりと考えれば自分の本当のやりたいことが見つかると思います。
そうですよね。今月号の最後で爽子の「やりたいこと」が分かります!ピンの影響を思い知る結論でしたよ。
> 先月号から思っていたのですがやっぱりあやねは札幌じゃなくて違う大学に進学したいんじゃないかと思います。
そんな気がしますよね!札幌じゃなくて東京なんじゃないかと予想しているんですが、どうなるんだろう…。
8月号で分かるんでしょうかね。ちなみに、7月号で爽子と風早の進路ネタはほぼほぼ終了しました!
> 単行本の最初の頃は「尊敬しろよ!」とかよく言っていたのに、いつからうらやましがられたいと考えが変わったのでしょうか?ちょっと疑問に感じました。
あははww 本当ですね~!
俺(の人格)を尊敬しろ!俺の生き方を羨ましがれ!ってとこでしょうかw
> 僕としてはピンが気にかけてくれるのもいいんですが、一番はケントが気にかけてくれた方が僕的には嬉しいです。
ケントのあやねへの溺愛っぷりはニヤニヤしますよね~!ってこれ打ちながらニヤニヤしている私ですw
でも、上の話との絡みですけど、あやねが東京へ行くならケントもあっさり東京へ出るかもしれないですね。
そのくらいあやねバカであって欲しいw
風早×ゲキレツは、最新号で決着しましたよ~!宜しければ最新号の感想も読んでみて下さい!(^_^)