アオハライド 別冊マーガレット 2013年04月号

別冊 マーガレット 2013年 04月号 [雑誌]

ただ あなたが 好き



今月のアオハライド、まだ一回しか読んでいません。今月の感想はこの初読のみのテンションで突き進みたいと思います！あらすじ少なめ御免！

もうね、すごくすごく楽しみだったんですよ。田中先生と修子。どの位楽しみだったかなんて書きようもないんですが、3月はワンピースもMIXもちはやふるもぴんとこなもガラスの仮面の新刊まであるのに、これが一番楽しみだったくらいに楽しみでした。

双葉も洸もうじうじ、冬馬は空気になった今、心臓の運動を活性化してくれる存在は田中先生と修子しかいない。私的には、小湊にはかませ犬に徹してもらってもう田中×修子の結末でよし！と思っていました。この組み合わせが、思いの外萌えた！

ドキドキで開いた4月号、今月は「先生のアパートへ行った」という修子のカミングアウトの続きからです。 私はてっきり、アパートに押しかけたのは走り出した修子の恋心がどうにも止まらなくて暴走したからだと思っていたのですが、田中先生が落とした財布を偶然修子が拾ってそれを届けた、という理由でした。ずいぶん健全な理由だなオイ。

でも、拾ってから行くまでの間にはちょっと葛藤もあって…… きっと先生が困っているから、と自分の行動を肯定しながら向かう修子。好奇心と迷いと不安と期待とぐちゃぐちゃな心模様に悶える。そんな気持ち、最高。

家に着くと、出てきたのはダサいジャージに身を包んだ先生。びっくり顔かわいい～～～ｺﾞﾛﾝｺﾞﾛﾝ そこで修子は、学校では見れない田中先生のプライベートをチラリとのぞく事になります。

ビール飲んで、ちょっとテンションの高い姿。無防備に開いた扉から見える、少し散らかった色味の少ない部屋。修子を駅まで送る道の途中、植え込みの段差に登って歩く無邪気さ。（←酔っ払い…？）

同じように段差に登ろうとした修子を、『ダメだよ ケガして傷が残ったりしたら困る』と止めて一瞬真顔に戻るところが不意打ち///////// 修子の「そうなったら嫁にして」発言から、1年生の進路希望に「先生の嫁」と書いた事が話題になり、あれは持ちネタかと笑う先生。
なんだこのくすぐったい会話！およそ教師と生徒がする会話とは思えない！！エロすぎる！！もう、キーボード打つ手がフルフルするんですけど！！

懐かしい会話ついでに。久しぶりにホクロ見せて下さい。と言う修子。そのお願いを拒否する先生。『えー やだー』『やーだよ～だ』…からの、

『なーんて じゃー 特別っ！』



なんだこの思わせぶり！！！！小悪魔か！！小悪魔なのか！！？くっそー引っかかってキュンとしちゃったじゃないか！ちくしょ～悔しいけど萌えるし！！！！

先生は相手にしてくれないくせに
なのに たまにズルい
だったらもっと ズルくなればいいのに

目を閉じた先生に修子は。





この驚いた顔がたまんないよおおおおお////////////ｺﾞﾛﾝｺﾞﾛﾝ！！つーか、あほか！！高校生ナメんな！子供じゃないから！そんな無防備な事したらこうなるわ！！！思いしれ！！そして、ここで思い止まらずキスしちゃった修子が好きだ！！

双葉と悠里へのカミングアウトの翌日、意を決して学校の屋上に田中先生を呼び出す修子。誰も来ないようにと、見張り役を買って出た双葉と悠里の友情は、相変わらず清く美しいです。見張るために2人並んだ背中がなんだかかわいい。

呼び出しのメモを受け取った田中先生は、屋上に向かう途中にそのメモを廊下にいた小湊の前に落とすんです。もちろん、わざと。お前も屋上に来いと言わんばかりに。ここで修子の失恋フラグ立ったんですよねー。嫌な予感しかしませんでした。

修子は頑張りました。田中先生へのありったけの想いをきちんと伝えた。一生懸命話す修子に、「うん」「うん」と言葉少なに答える先生が切ない。てか、イケメンｗ やばいよ、お兄さん素敵すぎる。
語られた修子の想いは、恋心だけではなくて、自分の世界を広げるきっかけをくれた先生に対する感謝の気持ちでもあり、きっと尊敬の気持ちでもある。言葉の結びは、ストレートな告白。



ついに、その真っ直ぐな本気の言葉を聞かされてしまい、ここで決着をつけなくてはいけなくなった先生の、この表情。



くぅ、表情に滲む葛藤と諦めが切ない！さて、修子の気持ちは先生に伝わった。修子が聞きます。『もしも先生が教師じゃなくても 答えは同じでしたか？』。

先生は、そんな「たられば」を話しても意味がないと言い、自分は修子に好意を持ってもらえてるのが心地良かったんだ、と言います。そして、『先生は少しも 私を好きになってくれなかった …ですか？』と聞く修子に。

『嬉しいと思ったよ でもそれ以上の気持ちになった事ない』

笑顔のまま、修子の目からは大粒の涙。

『先生 聞いてくれてありがとう』
『ちゃんとここに来てくれてありがとう』



修子が去ったあと、先生の「出てくれば？」の声で姿を見せたのは小湊。もちろん、一部始終を聞いていたわけで。。。ここから、男の本音トークですよ。

その会話から分かった事は、田中先生も修子を好きになり始めていた事、それを薄っすら感じていたからこそ、いっそいい男が現れて修子をかっさらってくれたらいいと思っていた事。そして結局、修子を守るために「教師である自分」を貫いた事。。

それに対して『勝たせてもらった勝負みたいだとか卑屈になったりしない』『村尾の気持ちかっさらうからまかせとけよ』と小湊。田中先生も、お前が修子の相手ならいいよ的な発言。なんだそれ。私はイヤだ。

小湊は、二人が何気に両想いと分かりつつ、自分に振り向かせる宣言を先生にかましたわけなので、このまま修子を攻める展開なんでしょうか。
落ち込んだ修子を見て、やっぱり自分じゃダメなんだと分かって、もう一回アタックすれば？的な助言とかかましてくれないだろうか。くれないでしょうね。そういう空気は感じない。

つーことは、もう田中先生×修子はこれで終了ってこと？？そういえば文化祭の時に、小湊に私にかっこいいとこ見せてみれば？と言っていたし、結局このまま修子×小湊展開か。

最後の最後に、修子が田中先生に言った、『もう私以外の人にホクロ見せてもいいですよ！』は切なかった………。田中先生に向けていた独占欲を手放した瞬間。田中先生は、鏡でホクロを見るたびに、修子を思い出して自分の決断を後悔したらいいよ。

修子は高2。あと1年ちょっとしたら先生とか生徒とか関係ないのにさー。卒業しても同じ気持ちならまたおいで…展開はダメなの！？健全な別マ的に先生と生徒っていうのがダメなの！？いや、そんなわけない。青空エールの河原先生が『先生！』っていう名作描いたもの！アオハライドは青春に乗っかる話だから、オーバー20歳はもう除外されるしかない仕組みなのか！？

もうさーいい年齢になるとさー両想いなのに叶わない恋とか読みたく無いわけです。しかも年とともに性格が図々しくなっていくから、先生と生徒の恋とか、もはや何が問題点なのかもよくわからん！なにがダメなの？校長？PTA？バレなきゃいいじゃん！しかもそのうち卒業でしょ？そんな問題ちーせえ！！もっと世の中のビッグイシューに目を向けろ！！先生が生徒を遊び散らかしたら問題だけど「嫁」にするならいーじゃん！むしろ夢があるじゃん！
そんなに好きと思う人なんて人生で沢山は現れないんだから！「まだ若いんだから次がある」と簡単に言いますが、案外、本気になれる「次」はないもんなんスよ。だからいっとけ！！！今全力出せ！！！

よし、わかった。修子は一回小湊も含め検討して、他の男も見た上で、卒業式にもう一度、告白。これでいこう。一度くらい断らないと田中先生の先生としてのメンツが保てないから、一旦この展開は許す。そして今度こそ、小湊はビシっと敗北宣言決めるという事でどうだろう。

そんな展開を夢見て来月も買おうと思ういますが、考えてみたら主人公は双葉と洸。主人公ですら恋のラビリンスに迷い込んでいるというのに、サブキャラのストーリーが再びクローズアップされる事もないでしょうきっと。。。わおぉーーーーーん（遠吠え
そして、最後に、画像アップとセリフ修正のためにページを開いてみたら、なんだか泣けてきた。切なっっっ。

私の中のアオハライドは今月で連載終了です。来月からは巻末の読み切りが始まるっていう気持ち（泣）あ、そういえば、最後に双葉が、洸にまだ「好き」って言ってなかったから言わなきゃ、とか言ってました。今ごろかっ！

感想は、ちょっとずつ修正しますが、とりあえず初回アップ！


追伸；
この欲求不満を解消するために、先生と生徒の恋愛マンガが読みたいです！誰かオススメ教えて下さい！ I LOVE HER、先生！、近キョリ恋愛、キスよりも早く、ひるなかの流星あたりは読みました。古くは、オーマイダーリンとかも。ハッピーエンドで是非！