 | - みずしな孝之, 貫井康徳
- 発売日 : 2012/09/27
- 出版社/メーカー : 発売元:星雲社/発行元:株式会社デジタル・コンテンツ・パブリッシング
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みずしな考之
みずしま考之
みずほ考之
正)みずしな孝之みずしな孝之先生の妄想力豊かな日常を、四つのコマにぎゅっと詰め込んだ四コマ漫画を、これまたぎゅぎゅっと詰め込んだ単行本・ほどほど日記。ケータイサイト「
ドパミン」でweb連載されていたものが単行本化されました☆
まず、タイトルに「ほどほど」とあるように、“超”とか“激”で形容しなくていい、のんびり~な空気が最高に最高。その上オールカラーで、四コマの線やセリフまで全て手書き。なんて贅沢♪
四コマ漫画って、日常に起こるちょっとした出来事を拾って、四コマ目にピカッと光るネタに仕上げる職人芸だなと思うんです。これは漫画家であるみずしな先生の日常を自虐的な視点でコミカルに仕上げた作品。
ダダ漏れのプライベートに、
あるある~♪
あ、知ってる~。
わかる!
それは、ないわ。
と、頷いたり首を傾げたりしながらのほほんと読める。で、笑える。←これ大事。
例えば前出の、四コマの線の手書きについて。

こだわるみずしな先生。

四コマが印刷済みの原稿用紙・怠惰の塊(=知恵の結晶ともいえる)を見つけて激怒。

でも、線はあんまり問題じゃない!?
熱すぎず冷たすぎず あはは とゆるーく笑える適温が心地いい。
こんな頷ける日常も面白い☆

同感。一体いくら某Tarzanに貢いだことか。減ったのは財布の中身だけでした。

先日似た現象でPCのキーボードをコーヒー漬けにしました。
特に、子供時代のエピソードがすき♪

子供すげー!斬新ッッww これで一週間は思い出し笑いしてました。
できることなら全部ここで書きたいくらい、みずしな子供時代、ウケます。
ところで、私はサラリーマンでして。
四コマ漫画と聞くと、30秒プレゼン(=エレベーターピッチ)を思い出して身震いします。(いい意味です。)
エレベーターピッチとは…
素晴らしいビジネスプランを持っている起業家のあなた。ある日、エレベーターに乗っていると、そこへある投資家が偶然乗り込んで来ます。さて、新ビジネスへ投資してくれる人を求めているあなたのとる行動は??
(1)黙って目的階まで乗る
(2)天気いいですね的なソーシャルトークでやりすごす
(3)ここぞと自分のビジネスプランを話す(ただし目的階まで、あって30秒…!)
3を選択した時の、このわずかな時間でのプレゼンをエレベーターピッチといいます。(注・あくまでも個人的な理解。そもそも、30秒ってどんだけ高層なのか…)
この、ビジネスでいうエレベーターピッチが、漫画家でいう四コマ漫画のように感じられるんです。
30秒という限られた時間で、自分のビジネスのアウトラインと投資メリットを説明する起業家と、四コマという限られた範囲にきっちり納めた上、しっかりオチのついたストーリーに仕上げる四コマ漫画家が重なって見えて、身震いする…。
そう。読む時の気分はもはや、起業家からエレベーターでプレゼンを受ける投資家。(すみません、ウソです)
こんないい塩梅の作品を立て続けに描けるなんて、みずしな先生は優秀な起業家…ではなくて漫画家であることは間違いない!
この一冊で、180回の あはは ができます。手書き感もすごく贅沢な気持ちになれて満足度高し。ゆるい週末のお供にいかがでしょうか☆
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自分画が似すぎです!