デザート 2013年 07月号 [雑誌]いいかげん、焦るよ 。
大樹クローズアップの今月、進みつつあるけれどスッキリしない状態に、引き続きもやもやさせられます!基と真魚の気持ちはググッと近づいたものの、その傍には、想いを伝えられずにモヤモヤイライラしている大樹と、バッサリやられて傷心の杉本さんの姿…。
ハッキリ振られた杉本さんの恋はこのまま終わるしかないとして、大樹はどうするのか。言うのか、言わないのか…。一体何考えてんだ!?とヤキモキしていましたが、今月でかなりわかった!
まずは、先月号で大樹のバイト先を訪れ、酔って泣いていた杉本さんのその後から。杉本さんはそのまま大樹のバイトが終わるのを待ち、二人はカフェで話をする事になります。
髪を下ろした大樹が基に似ている、と言う杉本さん。兄弟だから似ていない事もないかもしれないけれど、基本あんまり似ていない二人。杉本さんはきっと、何を見ても基に結びつけてしまう病ですね分かります…。今ならコンビニの中村屋の肉まん見ても泣けるんじゃないかと思うほど。。
話しながらまた、杉本さんの目には涙が。そして、
『いつも一緒にいるんです』
会社に行けば毎日毎日、いつもの場所に中村さんがいる。そう言ってまた泣き始める杉本さん。そうだよ、当たり前じゃないか!だから社内恋愛には気をつけなきゃいけないんだ!
その言葉を自分に重ねる大樹。大樹なんて、家にも学校にもいる。気持ちの逃げ場がないのは杉本さん以上。帰り道、大樹は思います。
あの家を出ていく
これが俺の本当の答えだ
もしそんな事になったら出ていく、と。分かります。分かります。それしかないですよね。私が大樹でも、出ていく。失恋対象がこんなに近くにいたら、自然と癒える傷も癒えないってもんです。
リビングでの大樹と基の会話。大樹から「杉本さんが店に来た」と聞き、一瞬表情を強張らせた基。「いい人そうなのにどうして?他に誰かいるわけ?」と聞いた大樹は、基が杉本さんを振ったのは真魚の事が好きだからだ、と推測している。基からハッキリした答えが聞きたいのに、基は当たり障りのない答えしか言わない。
そこで大樹は、仮に基が真魚を好きだとして、
基兄から真魚を奪うなんて 本当にできるのか?と自問自答する。そう考えたのは、てっきり兄弟バトルを牽制しての事かと思ったらそうじゃなかった。基兄なら…と大樹は思うんです。
基兄なら真魚を傷つけない 基兄なら真魚を幸せにする
そんな事 分かりきってる きっと俺は動けない大樹が考えていたのは真魚の事。真魚が幸せになると分かっているのに、自分の気持ちだけのために動けないと思ったんです。
だから どうか どうか
真魚のことを好きだなんて
言わないでくれ確信はなくても十中八九、二人が両思いだと大樹は気付いている。でも、ほんの僅かな可能性にすがるようなこのセリフ。。うぅ… 大樹の気持ちが猛烈に切ない!!どうしたらいいんだ!!もう両想いになっちゃってるし、今さらどうしようもないけど、どうしよう。。
さて、実家に帰った真魚は。
勇気を出して家族を旅行に誘います。中村家とここの家族で一緒に旅行しない?と。父親の反応にドキドキの真魚。後押ししてくれたのは、お母さんと結衣ちゃん。そして、「パパ行こう」という言葉に押し切られるように、お父さんも承諾。
真魚パパは、真魚が自分を憎んでいるんじゃないか、責めているんじゃないかと思っている。そして、新しい家族と仲良くなってまた自分を独りにするつもりなんじゃないか…と、とんだ被害妄想まで抱いてしまう。
ああ違う きっと違う
違うと思いたいのに 失うことが怖くて前に進めない

どうやって真魚を愛せばいいのか分からない苦悩してます。きっと、真魚への罪悪感がそう思わせてしまうんですね。そういう人間の弱さも分からなくもないけど、元はと言えば自分の引き起こした事なのに!!こんな奴が素敵な奥さんと再婚して可愛い娘まで生まれて幸せになるなんて、ホント世の不条理を思わずにいられないわ。
もう一人、旅行に来て欲しい人・陽菜ちゃん。
真魚は陽菜ちゃんにメールを出していました。でも、陽菜ちゃんは旅行には行かないと言う。その理由が意味深。
『基兄と大ちゃんにまとめて会いたくないから』ってどういう意味だろう。でも、
『基兄も大ちゃんも大好き』
って益々謎です。。。
大樹に話を戻します。
自宅からの登校にゴキゲンの真魚に会い、大樹は思います。真魚の優先順位の一番は家族、二番は基兄、じゃあ自分は?
『真魚って俺のことどう思ってるわけ?』。イラついて暴走気味の大樹。このくらいの暴走は全くスルーの真魚なので大丈夫だと思いますが、うっかり失恋するようなマヌケな展開には気をつけて!その大樹の問いかけに真魚は何と答えたか。。
『家族』
!!?まさかの一番!!!でも、全然嬉しくないのが残念…orz それを聞いた大樹は
驚いた まさかの真ん中にいるなんて 盲点だった とちょっとの嬉しさと結構ながっかりを抱く。がっかりなんだけどちょっと嬉しくてでもやっぱりがっかりな様子が素直でかわいいw
そこにやってきたのはちーちゃん。ちーちゃんは、真魚と大樹の事情を全て知っている唯一の人!!その彼女の大樹への助言。「ハッキリ好きだって言って困らせちゃえばいい」。ハッパかけますねー!それを聞いた大樹は。
困らせる か

困らせてみるか あのバカをイエス!!困らせてみてーーー!!!きっと大樹も自分の気持ちを押し込めて無かった事にしたら、先に進めない。基と真魚がラブラブな家にいられるわけないんだし、どうせ家も出るならいっそ気持ちもブチまけてスッキリしたらいいと思う。そんなの私が楽しすぎるww
大樹の想像の中の真魚がピョンと跳ねたポーズなのが気になる。
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デザート 2013年 06月号 [雑誌] 私のこと 好きってことでいいの?たいようのいえ、今月は表紙&カラー扉絵です。そしてストーリーは、心臓に不意打ちをくらった、あのけしからんキスシーンの続きから!
しかも、先月は 1.キスして 2.離れて 3.我に返って 4.「おやすみ」って別れるシーンまで進んだのに、キス直後の2からのリピート再生!!(細かくてすみません)
基がいなくなり、1人リビングに残された真魚は、
うわああああ!!ちゅーされた!!うわああああ!!とひとり大暴れww そして、
基も 私のこと 好きってことでいいの?と思うのですが、自信が持てない真魚は、ちょうどやってきた風呂上りの大樹に聞きます。
『だ、大樹は好きな子以外にキスってしたくなったことある?』。飲んでいた水を吹き出す大樹。そこで、例えば私にしたくなったりとか、と付け加えた真魚の言葉に大樹は、
『………真魚か あるよ』と顔色を変えずに答える。あるのか…!いや、あるよね!!こういう事をしれっと答える大樹が好き過ぎてやっぱり大樹派。
その回答に「野蛮!」と言い放つ真魚。勘のいい大樹は、誰かにキスされたの?と聞くのですが、真魚はしらを切る。そして、真魚に近づいた大樹に
『だ、大樹は野蛮だから それ以上近付いちゃ駄目だからな!!』と。それを聞いた大樹は。
『ひどいよね 真魚は いいかげん鬼畜だよ』
大樹は頑張ってると思うんですけどね…。なにげに、真魚を支えてますし。はなっから眼中にない、気づく様子もないのが可哀想過ぎますね。このセリフの後、ちょっとは気づくのかな?と思いましたが、真魚はやっぱり基で頭いっぱいの様子。
そして、翌朝。顔を合わせた2人と、それを目撃する大樹。

もーこれはバレてるだろお。そして、真魚から報告を受けたちーちゃんが教室でシャウトした事で、キスの事実が大樹に伝わった事はほぼ確定。
大樹を思うと心の底から切ないな。ひとつ屋根の下で好きな子が実兄とキスとか一体どんな天罰だよ。前世でどれほど酷い事をしたら、今こんな不憫な目に遭うのかと思ってしまうほど可哀想ですね。なんでこんなヒドイ事するの?鬼畜は真魚じゃなくて作者ですw 私が大樹なら、もう神戸に帰るww
さて、もう1人の失恋組・杉本さん。
泣き明かして、早く忘れなきゃと自分に言い聞かせて出社。そんな中、お昼休憩の時の会話で、基のお昼が彼女の手作り地獄弁当だと聞いてしまう。それを聞いて…。
忘れるってどうやって?
今でも嫉妬でおかしくなりそうなのに
どうやって違う人を好きになるの?このシーンが好きです。自分でもコントロールできない感情が一気に噴き出したのが伝わってくる。杉本さんは根っからいい人で本来他人を妬むタイプではないけれど、そんな人ですら、嫉妬でこんな感情を抱くというリアルさが、胸に迫りました。やるせないよぉ。
泣き明かした後のボロボロ具合も痛ましい。ただでさえ薄い目の周りの皮膚なんてもう真っ赤で、涙の塩分とタオル摩擦のダブル攻撃で角質層が全部擦り切れてるんじゃないだろうか。。
仕事帰り、大樹のバイト先に顔を出す杉本さん。飲んで愚痴って暴れた挙げ句、「もう駄目だ 死のう」と言い出す始末。大樹はそんな杉本さんの頭をはたき、
『たかが失恋です』と言う。あーこれまた切ないわ。その言葉に再び泣き出す杉本さんも、その言葉はきっと自分に言ったんだろう大樹も。。
杉本さんにとっては、恋をする事もフラれる事も初めての経験。望まずとも全てに全力ゆえに、ボロボロ具合も激しくてつらい。“初恋は実らない” なんてケチくさいセリフは信条にないですが、恋にまつわる色んな事を上手くやれないから、結果的に実る確率が低くなってしまう事実はあるのかもしれない。
でもですね、そんなに惚れ込むほど基はいい男か?と思うわけです。藤田くんと何が違うんだと。いやまあ、藤田くんの事はよく知らんけどもw この際どっちでもよくない?と。
が、しかし。そんな私が藤田くんとの違いを思い知る、基のイケメンシーンが再び訪れます。
夜、台所で夕飯の支度をする真魚と、そこへ帰宅する基。真魚が週末家に帰る事を伝えると、その少しの不安を見抜いたように基が言葉をかけます。それを受けて真魚は、基はいつも欲しい言葉をくれる、と嬉しそうに言い、それなのに、「なんで昨日あんなことしたのか教えてくれない」と真っ赤になってすねる。その言葉に基は。
『そんなの 一つしか理由はないだろ バカ』
それを聞いた真魚は、一つって言われてもわかんない、と照れながら怒るw それは好きってこと?と聞きたくて思わず、すき…と言葉にしかけた真魚と、それを「言うなよ」と遮る基。口をふさぎ、
『俺がちゃんと言うから 待ってろ バカ』
最後の最後にまた~~!!!ヤバイよ、基がかっこいいよ!!!漢だよ!!この、告ったも同然だけど核心の言葉は言わない、って状態が最高!!これは、パンツが見えそうで見えない的な興奮??!水着よりパンチラのが萌えるみたいなもん!!?丸見えよりチラ見えの法則なのか!??浮かぶ例えがおっさんくさくて自分が残念ですw とにかく、興奮MAX!!!って事が伝えたいだけの今月の感想を終わります。
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頭はたかれた杉本さんが大樹を好きになる展開とかどうでしょう。
 | - 発売日 : 2013/02/23
- 出版社/メーカー : 講談社
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大事な人がいます
今月号は、
『俺と本当に付き合うっていう選択は?』という修学旅行での大樹の告白シーンの続きから。さらにさらに、今号の後半は超絶ビックリ展開するので、重要シーンは実物で読みたい…と少しでも思われる方は、今月号は「続きを読む」を開かずに、ここで離脱して頂いた方が良さそうです!
さて、話を戻します。冒頭の大樹の告白は、そのまま突撃するのか、一旦退却するのか…真魚の反応次第!?というところです。
その告白を聞いた真魚は、一瞬のビックリ顔から、何かを思うような表情になり…… そしてその顔を見た大樹は。
『冗談だよ』と言ってしまう。真魚はこの告白を大樹の慰めだと受け取っていて、真に受けているわけではありませんでした。大樹は立ち去ろうとする真魚を呼び止めて、もう一度伝えるようとするのですが、やっぱり「なんでもない」と引いてしまいます。そして部屋に戻り、
くそっ!!なんであのタイミングであんなこと言ったんだ俺は…!
と布団の中で後悔。このダメな感じの大樹がかわええ。
一方、基とラジカルさんは。
会社帰り、雨の中をひとつ傘をさして歩く2人。そこでラジカルさんが、もう一度告白します。
『好きなんです』『ずっとずっと 優しい中村さんのことが大好きでした』。それだけ告げて立ち去ろうとするラジカルさんを引き止める基。腕をつかみ、間髪いれずに言った言葉は
『ごめんなさい』。そして、「大事な人がいます」と。
ラジカルさんは。
『そんなの知ってます』
そうなんですよね。ラジカルさんは、基に大事な人がいる事も、それが真魚だという事も知っている。それでも言わずにいられなかった気持ち…。切ないなぁ。振られると分かって告白するって本当に勇気がいる事。それを、直接基にぶつける事ができたって、男性と話す事もできなかったラジカルさんとは思えない。何気に一番人間として成長したのはラジカルさんかもしれない。
ラジカルさんと別れた基が考えたのは、真魚の事。
気がつけば、俺は真魚がいないとほんと駄目で
本当に駄目なのに
自分の居場所を探し続けている真魚をかっこつけて見守ることしかできない
もうそんなの探さなくていいのに
俺は真魚がいる場所に帰りたいのにって、ええええええ!!!基がハッキリと自分の気持ちを自覚した……。自覚はしていたのかもしれないけれど、こんな風に読者にハッキリ示されたのははじめて!!!これが照れずに読めるか!っていうほど素直な心のポエムですw
さて、そんな基のもとへ真魚と大樹が帰宅。
帰宅早々、楽しかったか?と聞く基に牽制球を投げる大樹。
『基兄は?あの人と進展あったの?』。けっこう本気の顔で「そういう冗談やめろ」とたしなめる基。そして、「おまえこそ」と言いかけて口をつぐむ。

もー分かるけどさ!本当はお互い何を聞きたいのか!さぞ気になるだろうw 2人の心中を想像してニヤける。
大樹が部屋に戻り、リビングで基と2人きりになった真魚。
話しているうちに、基を触りたくてウズウズした真魚は、顔をペタペタと触りはじめる。そんな真魚に基は
『さわりたいのか?』とまんざらでもない様子。というより明らかに嬉しそうwww
『………… なにしてた?1人で』
少しくらい 会いたくなったりしてくれた?
真魚の心の声がかわいいんだよー!たまんね。
なにしてた?に対する基の答えは。
『真魚のことを考えてた』
『たくさんたくさん考えてた』
ちょ///////////////// 手!手!ていうか顔ちかっっっ!!!ていうかセリフが甘すぎて困るんですけど!!!急にどうした!?と萌えに萌えていたら…。

え?え?
『うわあああああ!!』うわあああああああああ!!!!
絶叫の真魚(と私)に基は。
『今日は無理 今日は観念しろ』
そして、問答無用で。

…………。
ガバっと真魚から体を離すと、
『寝る!ごめん!』と去っていく基。そ、そんな…。こんなに好き勝手して寝るの…!!??????
まさか!こんな展開だとは思わず!自分の気持ちを自覚した基が、それをどうしていいか分からなくてもっとウジウジうじうじするんだろうと思っていました。この突然のキスは何!なに!!なに!!!しかもがっつり2回も!!ほんっと驚いた。夏休みにハワイのプールでぶつかった人がクラスメイトだった時より驚いた!
これって、大樹の告白と違って「冗談だよ」ってわけにいかないですよね。別に泥酔しているわけでもないし。明日の朝、どうすんの!冷静になって焦る基と、照れで目を合わせられない真魚に漂う微妙な空気と、それを敏感に察知して「基兄となんかあった?」と真魚に聞く大樹…なにもないと言いながら赤面する真魚…とかね!あるよね!前にちーちゃんが言った「(大樹に)隠れてエロい事してるかもしれない」に近い展開です。二階には大樹もいるっていうのに、、基なのに大胆で信じられない。
そして、我に返ってもう一度ページをめくり、ああ見間違えじゃないなと確認してしまったり。そしてもう一回読んで悶えまくってみたり。……。あーもう、なにこの読者を殺る気としか思えない悶絶展開は~~~~~~!!!!!!!ゴロンゴロンゴロンゴロン しかも「次号はお休みです」ってどんだけSだよ!!!!本気で殺るつもりだ…orz
衝撃が大きすぎて、あらすじが大分おざなりになってしまいました。大樹と音葉ちゃんの再会とか、織田くんの気付きとか、完全にすっ飛ばしましたすみません。大樹を応援していたはずなのにおかしいなw それもこれも基がイケメンなせいです。急に野獣に変身しやがったからです。
もしこのまま基と真魚がハッピーエンドに突き進んでいくのであれば、大樹がちゃんと気持ちを伝えなかった今回は、家族円満には良かったのかもしれません。でも、なんだか消化不良なのでちゃんと打ち上げて散らせてあげて欲しい気もする。。一方で、大樹と音葉ちゃんて案外お似合い、と思ったのは私だけではないと思います。女子全開の音葉ちゃんとツンデレの大樹なんて組み合わせが最高すぎて、いっそ別のストーリーで連載して欲しい。
早く6月号が読みたい!!!!!
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 | - 発売日 : 2013/01/24
- 出版社/メーカー : 講談社
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がんばるんだろ?
うん がんばるよ
修学旅行に来ました。京都へ。いいですね、修学旅行☆☆高校生活は、昼休みと放課後と修学旅行だけあればいいと思っている私です。前々からの宣言通り、ちーちゃんと大樹が頑張る旅です。
嵐山に着いて竹林を見た後、えんむすびの神社を見つけた一同は、さっそくお参り。
『基が幸せになりますように できれば私が基を幸せにできますように』
このお願いは、真魚らしくていいなあ。真魚にとって基は、自分を暗闇からすくい上げてくれた存在。好きな人、というだけではないんですよね。真魚の想いは常に基への感謝と共にあって、基が自分にしてくれたように、今度は自分が基を幸せにしたい…と祈るところが真魚らしい。
その横で、いちゃいちゃしたい!!いちゃいちゃしたい!!とシャウトしているちーちゃんがかわいい。それは、織田とか!w
この後です。ちーちゃんが勇気を振り絞ったのは。
真魚がお土産のレプリカに目を奪われてその場を動こうとしないその時、真魚目当ての大樹と織田の地味な争いが勃発。どっちも真魚のそばに残りたいという。。。
そこで意を決したちーちゃん。
『おおお織田くんっ からくり忍者屋敷があるんだって!!そっち行かない?』
よく言った!!ハタから見たら友達が友達を誘っただけのなんてことない行動なんでしょうけど、こういう場面で目当ての人を誘うのって本当に緊張するものですよね。しかも一度フラれているのに!あー胃が痛くなっちゃうわ。言った後に、嫌だったらいいけど、って弱気になって遠慮しちゃうちーちゃんがかわいくてたまらない。
それに対して、
『誰が嫌っつたよ』と織田くん承諾。びっくり顔のちーちゃんがとびきりかわゆいんですけど、このバカ男は何も思わないんだろうか。早く好きになって尻にしかれたらいい。
そしてこのからくり屋敷が、微妙に気まずかった空気から抜け出すきっかけになり、本音を話し始める2人。
織田はちーちゃんが思っていたよりも、ちーちゃんを大切な友達だと思っていました。
『千尋みたいな友達なくしたくない』と言われて、その気持ちを喜ぶちーちゃん。そして、ちーちゃんからはこんな素直な言葉が…
『花火大会に行った時も すごい楽しかった また一緒に行ったりしたいね』。楽しそうに見えない、と言われてからのこの素直発言。しかもまた、言った後に言いすぎたかなって気にしちゃうところがもう!!かわいーよう!!
そう言ったちーちゃんをじっと見つめる織田。そして、
『オレ千尋に避けられてもしょうがないくらいなのに 本当に変わらずにいてくれるんだな』『告られること多いけど ふったらわりとそれっきりだぞ』
『変な奴だよ千尋は また行こうぜ』
よかった!!まだ友達だけど、チャンスがこれからも沢山ありそうじゃないですか♪ でも、織田の言葉の端々にイラっとするのは私だけでしょうか?!ふった相手に面と向かって「ふった」って言わないだろ。会話の流れとはいえ!モテ慣れフリ慣れを感じさせる爽やかに嫌味な発言にイラっ。と思ったのに、結局最後の笑顔にやられてまあいっかと思ってしまった事が悔しい…orz
その頃、別行動になった真魚と大樹は。
真魚が基や陽菜ちゃんにお土産を買ったり、その後印籠アイスを食べて寒さに震えたり、そんな真魚に大樹がマフラーを貸したり、、、なんていうかこれ、普通にデートですよね。
そんな真魚の元に陽菜ちゃんからメールが来たことで、真魚が基のために陽菜ちゃんに連絡をとっていることがバレる場面も。。真魚の気持ちは相変わらず残酷なまでに、大樹にダダ漏れですね…。
さて、その夜。
真魚の部屋では、ガールズトークが盛り上がっています。内容はもちろん、真魚が
『男の話ばっかりだな…』と心でボヤくほど、恋バナ。日本には、修学旅行の夜は恋バナをしなくてはいけないという法律がありますからね。しょうがないですね。
真魚が寝たと思った友人達は、大樹が真魚を好きなんじゃないかと噂を始めます。驚いた真魚は、大樹が言った「一緒に暮らしている事がバレるよりは、付き合っていると思わせておいた方が便利」という言葉を思い出して、否定する事もできずに、トイレに行く!と急に部屋を飛び出します。
そこでですね、大樹にバッタリ会ってしまうんですね。大樹は、基に電話していた、と言います。2人の会話は自然と、基とラジカルさんの話へ。そこで、強がりを言う真魚に鋭いツッコミで核心に触れる大樹。
『基があの人を選んでもちゃんと応援する』
『それって本心なわけ? 本当は悲鳴あげてるくせに』
図星をつかれて真っ赤になる真魚に、大樹はさらに。
『真魚 俺と本当に付き合うって選択は?』え~~~!?!!?!!?ここで不意打ちの疑問形告白だ!!!!!修学旅行で告白するんだろうとは思っていましたが、まさかここで。。。
でもこの流れなら、真魚の返事次第では、冗談だよって言えますね。様子見のつもりなんだろうか大樹は。。ていうか告白シーンでは大樹の赤面など楽しみにしていんですけれど、この能面のように変化しない表情にがっかりしているこの気持ちをどうしてくれる。
同じ頃、基は基で広い家の中でひとり気持ちの整理をし、翌日、ラジカルさんに「今日の晩お時間下さい」と告げます。こちらは完全にラジカルさんの失恋フラグが立っていますね~。個人的には、ラジカルさんさんが基を持っていって、大樹と真魚の展開でも構わないのだけれど♪
大好きなちーちゃんと大樹の頑張りにドキドキだった今月号。来月の真魚の反応を見るのが怖い…。
「神戸の子はどうするんだ?」とか言いそう。
↓いつも拍手ありがとうございます!
 | - タアモ
- 発売日 : 2012/11/13
- 出版社/メーカー : 講談社
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中村さんが言うと
どうしてこんなに嬉しいのラジカルさんと大樹が攻めに転じるたいようのいえ7巻です。すっかり大樹びいきなので、この際ラジカルさんが頑張って基兄を落としてくれてもアリかな~

と思ったりするこの頃です。
7巻の始まりは杉本さん目線のお話。
男性が苦手なのに、男性ばかりの職場に入社してしまった彼女。怖くて話せません~とド緊張の毎日。中でも基に対しては、
中村さんは 会社の中で一番怖くて苦手ですと心の中で苦手宣言。が、これは恋落ちフラグ立ちましたね~♪
夜な夜なチャットでるいるいさんに相談していたラジカルさんは、彼女に励まされて苦手を克服しようとするんですが… その頑張り方が秀逸!
そうだ!!
藤田さん(攻め)×中村さん(受け)で妄想したら怖くないんじゃないかな。
受けも攻めも両方愛せる自信がある
……普通なら、社会人にもなってカマトトぶってんじゃねぇ!ゴラァ

と苛立ちを隠さない私ですが、その苦手意識を、BL置換という腐女子らしさ抜群の方法で強引に乗り越えようという発想に、深い愛情を覚えました。超狭域の自信も最高w
でも、これっていいアイデアですよね。現実は見方で変わりますから。なんにせよ置換できるような男性で良かった!これが、ギラギラのオッサンだともう……自分の妄想力が呪わしい結果が待っています。
その意識改革の甲斐あって、徐々に周囲に打ち解けていくラジカルさん。基の悪い第一印象は解消され、怖かったはずなのに何時の間にか気になる存在に格上げ、気がついたら好きになっていた… という恋落ちの王道パターンを歩んでいきます
ところが、基は全然気がつかないんですよね…。シグナル出まくりなのに!大樹も真魚も気づいているのに!
ラジカルさんが基との距離を詰めるのと時を同じくして、大樹も真魚との距離を縮めていきます。
バイト先で基&ラジカルさんと、真魚がハチ合わせしないように気を使ったり、真魚がバイト帰りにナンパされたのを助けたり。
そして、教室でちーちゃんから
『もしかして真魚の事好きなの?』と聞かれた大樹は、
『何か問題ある?』
と開き直り。あっさり認めた///// ウダウダ言い訳しないところがイケメンで!!あぁでも、ここで、オレは別にあんなヤツ好きでも何でもない、とか赤くなってドモリながら言っちゃう大樹も見たいような♪
ところで、大樹発言を聞いたちーちゃんがいい感じに下世話ww

真魚と基が家で隠れてエロいことしているんじゃないかと指摘。いいですね、セブンティーン読み過ぎの女子高生的発想☆ちーちゃんのこういうところがラブです!そして、家に帰った大樹の耳に飛び込んできた会話が…。

ドンピシャ!衝撃で白化する大樹が扉を開けると、肩もみする二人の姿…… という古典的な流れですがw
今巻ではもう一つ、妹のお誕生日を祝うために真魚が実家に一時帰宅するという重要エピソードが入っています。
真魚の父親は相変わらずなんですが、これを機に、妹と義母とは雪解け。
自分のせいで真魚が出て行ったと思っていた結衣ちゃん。切な~(泣)その気持ちを知り申し訳なさいっぱいの真魚は、一緒に話したり絵を描いたりして一生懸命結衣ちゃんと打ち解けようとします。
翌日、結衣ちゃんは真魚の絵を描いてプレゼントしてくれる。そして、そんな結衣ちゃんに促された父が、
『結衣がまたおまえと遊びたいってさ』
と、照れ隠しともとれる無愛想な態度で言います。イコールまた家に帰ってこい、という意味なんでしょう。オッサンのくせに、素直になれない万年反抗期の中学生ようなキャラにいちいちイラっとしますが、真魚はその言葉にとっても嬉しそう。
家を出た真魚は、結衣ちゃんに貰った絵を握りしめて、基の元へ走ります。その後の、基と大樹のバチバチも見ものです詳しく読みたい方はこちらへどーぞ!(→
デザート10月号)
さて、基&ラジカルさんの社員旅行TO仙台と、真魚&大樹のお留守番の日。
東京には、大樹待望の雷を伴う暴風雨到来☆
留守番中の2人+1匹。雷に怯えるコロッケを抱きしめる真魚。その真魚を抱きしめる大樹……!!!

仙台では、基&ラジカルさん+泥酔した同僚がひとつ部屋の中。
基がそろそろ寝るので、とラジカルさんを部屋に帰そうとしたら。
『もう少しだけ』
『中村さんとお話しして 中村さんのこともっと知りたいので』と、ラジカルさんがかなりドキドキな発言。
この続きはこちら(→
デザート1月号)に書いています!
今巻はいつになく内容盛り沢山。急に恋愛要素が高まり、少女漫画っぽい恋の行方にドキドキ☆な展開になってきました。ほぼほぼ基×真魚で決まりなので、大樹もラジカルさんも盛り上げ要員である事は間違いないですが、萌え要素は圧倒的に大樹>基なので、大樹には粘れるだけ粘ってもらって追加の萌えを提供して頂きたいと思います。
恋愛と同時に、真魚と家族の関係にも微妙な変化が起きていて、8巻も物語が大きく動きそうです!
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挟まれるコロッケ
 | - 発売日 : 2012/11/24
- 出版社/メーカー : 講談社
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もう、こらえきれないんです。
あの人が笑うから…
言ってもいいですか 。
いいともーー!!と拳を突き上げたくなるようなリード文ではじまった、たいようのいえ1月号。社員旅行の仙台で、ついにラジカルさんが!?そして、雲行き怪しいひなちゃんとの同居はどうなるんでしょうか。
『あの… えっと… えっと』部屋に二人きり(+睡眠中のメガネくん)。
目の前には、真っ赤な顔で何かを言おうとしているラジカル杉本さん。
なんだこの緊張感は 俺まで緊張してきたぞ言おう言おうとするのに、なかなか言葉が出てこないラジカルさんの姿を見て、さすがの基も感づきます。
杉本さんが拳を握りしめ、
『あのっですね…』と意を決したその瞬間…… あれー?俺寝てたー?と酔いつぶれメガネが覚醒。高まった緊張感も一気にしぼんでしまい、完全に仕切り直し。

クソッ。メガネくんやりおったな。彼が先に寝た時点で、変なタイミングで起きてきそうな悪い予感はしていました。後頭部を殴打してもう一度寝かせてしまいたいです。
そんなわけで残念ながら告白はならず。次の機会に持ち越しとなりました…。
さてさて、東京の様子はというと。
雷雨の訪れと共に大樹の理性の河は決壊寸前。カミナリにかこつけて真魚を抱きしめるという大胆な行為に及んでいる最中です。
そんな中、大樹の携帯が鳴る
しぶしぶ真魚を離して携帯を取ると、案の定発信元は基。

苛立つ大樹w そして、大樹の電話の直後、次は私の番かと待ち構える真魚は、

大樹とは逆に、電話が来なくて苛立ちますw 基もまさかこんな風に真魚が電話を待っているとは思っていないでしょう。モテまくりだなー。真魚とラジカルさんの初恋をさらうとは、罪な男です。
仙台の基は、今回の旅のもう一つの理由である陽菜ちゃんの家を訪れます。大樹も家に戻ってきた今、あとは陽菜さえ戻れば基の夢が叶うのですが……。
久しぶりに会った陽菜は相変わらず淡々とした表情。心配して、うまくやってるのか?と聞く基に、
『別に』と今や無関心&不機嫌の決めゼリフとなった一言で答える陽菜。
うまくいっていないのに、
『基兄の所へは帰らない』
と言い、さらに
『一人暮しするから』と真魚のような事を言い出します。
うーん。。。おじさんもおばさんも、娘の心愛も、陽菜を積極的に邪魔者にしている様子はないのに、なぜなんでしょう。身内に反抗したいヤングな魂の暴走とも思えません。
陽菜に返す言葉もなく、そのままどん詰まり感を抱えて仙台駅に着いた基。なんとそこには、ラジカルさんの姿が…!一緒に帰れるんじゃないかという淡い期待と共に、基を待っていたんです。
そりゃあ、昨夜の尻切れ感のまま帰れないですよね!このタイミングで言えなければ、もうずっと言い出すチャンスもなさそうですし。さぁ、いよいよ!!?
新幹線に並んで座った基とラジカルさん。
これは… もうあれだろ 勘違いじゃないよな
俺のこと待ってただろ!?違うのか!?

話って 好きだとか嫌いだとか そういうことなんじゃないのか!?そうですw
ところが、そんな基の予想に反して、好きだとか嫌いだとか言い出さないラジカルさん。妹さんはどうでした?とか浅めのソーシャルトークが続き、、、
なにもないぞ? やっぱり俺の気持ちの悪い勘違いだったのか…?とオレ評価低めな基の認識は逆戻り…。自意識過剰はこの上なく厄介ですが、なんていうか、アレですね。ぶっちゃけ、これはこれで面倒くさっっ!!w
ラジカルさんは、妹ネタ振ったのが間違いでしたね。。。基の寂しげな表情を見て言い出せなくなったんでしょう。空気を読まない図々しさも、場を作り直す機転もないラジカルさんが、あの場で言えなかったのは仕方がない気がします。。
帰宅した基は、家の前でコロッケの散歩に出る真魚と遭遇。
陽菜ちゃんとの面会で撃沈した基は、切ないテンションのまま。それを真魚が敏感に察知します。
『基は なにかあったら すぐわかるな』と言われた基は、急に
『ごめんな 真魚』『陽菜と重ねて見ていた部分もあったなって』と謝罪。陽菜と会い、真魚を救う事で、擬似的に陽菜を救い自分も救われたような気持ちになりたかったんじゃないか…と気付いた基。
『私はいつも基に救われていたんだ。あやまるなんて変だ』と答えた真魚に、基は。
『今は違うぞ。絶対に違う』
と言って真魚をぎゅうぅ~っと抱きしめます。
ちょっとしんみりな、いい場面なんですが… ギラつき目線宜しいですか!昨夜の大樹に続き今度は基の抱擁って、真魚的にドキドキ具合はどちらが上なんだろう♪ 是非とも真魚に率直な感想を聞いてみたいですw
そして、その “昨夜” について基が真魚に尋ねると。

留守中何があったのか、この赤面が全てを物語っていますね♪ あの抱擁in雷は、真魚にとっては赤面してしまうような事だったわけで、大樹もさぞ本望でしょう。基にはない大樹の大胆さが素敵です☆
最後に、基の携帯に一通のメールが届きます。差出人はラジカルさん。そこには、突然のメールをお詫びする言葉と、
ずっと中村さんのことが好きでした。という告白が…!!!
メールかぁ。できれば、対面で告白された時の基の挙動不審な姿が見たかったのでちょっと残念ではありますが、ついにラジカルさんの気持ちを知る事となった基がどうするのか、来月号が楽しみです♪♪
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陽菜ちゃんが基を好きという泥沼はどうですか。
 | - 発売日 : 2012/09/24
- 出版社/メーカー : 講談社
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俺のことはなにか気がつかない?基の2日間の社員旅行。基×ラジカルさん、真魚×大樹はどうなる!?と心踊る11月号☆最近めっきり大樹びいきなので、大樹の暴走、もとい頑張りに期待大です。
学校でちーちゃんとお昼を食べる真魚。真魚のお弁当は大樹が作ったという話から、ちーちゃんの織田くんにも作ってあげたい発言があったり、関西への修学旅行は大樹に案内してもらおう話になったり。
そのあと、大樹を見つけて話しかけた真魚は、うっかりちーちゃんの想い人をバラしてしまいそうになるんですが、大樹はちーちゃんが織田くんを好きなんてことはとっくにお見通し。真魚もつい言い返します。
『ま 私もすぐにわかったけどな!』と。そんな真魚に大樹は。
『俺のことはなにか気がつかない?』
はい!気がついております!!(真魚以外は…。)
真魚の返しは、前髪のびた??ですよ。それも、悩んでひねり出した末。そりゃそうだよ。伸びるさ。前髪は伸ばさなくても日々勝手に伸びるんだよ。可哀想な大樹。。。
ところが、大樹念願の大雨洪水警報クラスの暴風雨到来。大樹の理性も決壊の予感☆
大雨&落雷の中、怯えてプルプルするコロッケを抱きしめる真魚。ふと大樹の発言を思い出して聞きます。
『大樹はどうして暴風雨になんて来て欲しいと思ったんだ?』大樹は「考えてみてよ」と、本日2度目のクエスチョン。そして、大樹は雨が好き、と回答した真魚は華麗に2問連続不正解となり、大樹の不憫さに拍車をかけます。このまま会話はしりすぼみかと思いきや、急に真魚が
『大樹もこっちに来るか?』と… えぇ!??ダイタン!!
誰がいくかと強がったものの、ハタとなり(正解だと思う)、真魚の前にしゃがむ大樹。
そして、
『そういや 大樹は雨の日は泣いてるイメージ』 と、昔を思い出した真魚が言い終わるか終わらないかのうちに、真魚を抱きしめて。
『いつのはなししてるんだよ。もう子供じゃない』
なんともなさそうだった真魚の顔が急に赤くなり、、、
『……… 大樹そんなにこわいのか?やっぱり恥ずかしい』
良かったね、大樹!恥ずかしいってよ!!真魚の中では、大樹に対するイメージや感情は子供の頃のままなんでしょう。だから気軽に、こっちにくる?なんですが、抱きしめられたら、あれ?恥ずかしいぞ、と。で「やっぱり 恥ずかしい」。大樹は男だ!と認識してもらわないと何も始まりませんが、これで少しは変わるかな?
それにしても、兄のいぬ間に大樹は随分大胆なことを/////!!
一方、社員旅行@仙台は。
仙台といえば、牛タンと萩の月と伊達政宗です。ラジカルさんは大好きな政宗公の治めた地を訪れ、大興奮。
昼は観光、そして、夜には夜のお楽しみがあります。宴会&温泉からの…… そう、部屋飲みです。オレたちの部屋で飲まない?というアレです。修学旅行も社員旅行もやることは大差ないもんですね。
誘ったのは基と同部屋の同僚。チャンス到来☆とばかりにのっかるラジカルさん。お決まりの展開で、誘った同僚は早々に酔いつぶれて爆睡。部屋には基とラジカルさん二人きり…。
明日はひとりでこちらに残り松島観光するラジカルさん。基も明日、仙台に用事があると知り… 意を決して、
『よ、よかったら明日用事が終わったら 一緒に帰りませんか?』
と誘います。
それを、何時になるか分からないという理由でさらりと断る基。罪な男よのぅ。
ところが、この日のラジカルさんはここで終わらない。俺もそろそろ寝ます、と言われても
『もう少しだけ』『中村さんとお話しして 中村さんのこともっと知りたいので』って、いつになく大胆。東京同様仙台の夜も盛りがってますなぁ!
ついに、ラジカルさんと大樹が動き出しましたね~♪ 大樹は絶対、この機を逃さないと思っていました。最近の大樹の言動の変化は、心穏やかではいられませんね。冷静な顔の下の情熱が、最高に最高。
どう考えたって、着地は真魚×基しかあり得ないと分かっているのに、無駄に大樹を応援してしまうファンゴコロ。賢くてクールな面構えの男子に転がされたいぜ。
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大樹の表情と影が軽くサスペンス
 | - 発売日 : 2012/08/24
- 出版社/メーカー : 講談社
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自分のいるべき場所、
本当にいたい場所……。
妹の5歳の誕生日をきっかけに、真魚が二度目の帰宅をする今号。真魚と妹の絡みが描かれるのは初めてなので、読んでるこちらもドキドキ…!
誕生日といえば、まずはプレゼントでハートをがっちり掴みたいところです!張り切ってちょんまめグッズを仕込んだ真魚。ところが、結衣ちゃんは「かわいくない」とばっさり。
どうやら、結衣ちゃんの好みは正常なようです…!
滑り出しでコケた真魚は、基はどうしてたっけ?と、基がしていたことを思い出しながら改めて結衣ちゃんと向き合います。
『お話しよう』二人は色んな話をして、だんだん打ち解けていきます。そんな中、結衣ちゃんが意外な発言を。
『結衣のことも好き?』。 結衣ちゃんは、真魚が自分のせいで家を出ていったと思っているんです。びっくりした真魚は慌てて否定して、自分の身勝手でこんな気持ちにさせていたことを反省します。
『…ごめん』
結衣ちゃんだけでなく、ママも、ダメなパパも、それぞれに葛藤がある。
真魚と基の恋路だけじゃなく、タイトル通り「家」ってなんだろなー、家族ってなんだろなー、と考えさせられるのがこの作品のいいところだなと、改めて実感。
翌日、帰る真魚に結衣ちゃんが絵をプレゼントしてくれます。そして、結衣ちゃんに促されたパパは気まずそうに目を逸らしながら、、、
『結衣がまた おまえと遊びたいってさ』そんなハニカミだかそっけないんだかな態度が許されるのは高校生までだ!“不器用なオレ” がいい歳こいて許されると思うなよ!と頭をスカンと殴りたくなりますが、一応、頑張った感は真魚に伝わったようです。
そのあとの、真魚の嬉しそうな様子が微笑ましい!
さて。家族を考える時間も良いですが、やはり人の恋路を見て萌える楽しさにはかないません!
というわけで、基のもとへ向かった真魚を見ていきましょう。
基からのメールでスーパーに向かった真魚。そこには大樹もいて、三人で限定品の買い出しを。
一時帰宅はどうだった?と基に聞かれた真魚は、
『お父さんと話せた。妹ともたくさん話せたし。また帰る約束もした』 と報告します。それを喜ぶ基と、憎まれ口をたたく大樹。
それは、大樹なりの“寂しい”なんですよね。
『言い方悪かったね。寂しくなるって言ってる』 すんごい寂しいくせにツンとした発言しちゃうとこにキュンときたw 実は基より大樹のが素直でかわいいと近頃思います。
真魚がお一人様1個ツアーでいなくなった合間に、
『基兄だって本当はどうなの?』 と核心に触れる大樹。それに対して、家に帰ることが真魚にとって最善だ、と答える基に、例えば…と前置いて。
『俺と真魚が付き合ったりしたら少しは一緒にいられるけど そうなったら応援してくれる?基兄』わあ!牽制球投げた!!
基はしれっと流すかと思いきや。
『なんでだよ』
ええっ!ガチで反応した!!
これもう完全に基と大樹はお互いの真魚への気持ちを確信してるし、ついでに大樹は真魚の基への恋心を知ってるし、これが一つ屋根の下ってどうなわけ!!?
そんな兄弟の微妙過ぎる会話を知る由も無い真魚は、ガサガサと結衣ちゃんにもらった絵を広げてみます。そこには、
おねえちゃん 好きと書かれてたんですよ。ついでに、ちょんまめの絵も。基と大樹に報告する真魚は、嬉し過ぎて
『おねえちゃん 超ウルトラ大好きって書いてある…』 と超訳。
そして、

と心底嬉しそうな顔を。
それがまた、基と大樹のハートを撃ち抜くw
そろそろ、誰かが何かアクションを起こす予感!!それは大樹なんじゃないか…と予想。
なぜなら、もうじき基の社員旅行。ということは、真魚と大樹が二人きりになるわけです。
真魚は、基と杉本さんに何か起きるんじゃないかと不安の花が咲き乱れ、基を質問責め。
『基 旅行先でお酒飲むんだ…』
『飲むだろ』
『浴衣着る?』
『着るだろうな』
『温泉入る?』
『入るだろそりゃ なんだよ』妄想のための材料集めはコンプリートし、

そして、大樹の部屋でシャウト。
そんな真魚をポーカーフェイスで眺めながら励ます大樹ってすごくないですか?この展開、大樹が不憫すぎる!なんだか急に大樹を応援したい気持ちになりました。
ここで、基がいない間二人きりだけどどうする~?という会話になる。お互い別に予定はないということで、家で食事して勉強しようということになるんですが、大樹がボソっと言うんです。
『雷を伴う暴風雨とか来ないかな』 と。

大樹が暴風雨に何を期待してるのか考えると、にやけがとまらないッッ//////!
弟が弟なら、兄は兄で。
大樹の部屋から出てきた真魚に、年頃の男と部屋に二人きりなんて、と言う基。真魚は大樹だし!と言うんですが。
大樹だからだよ
なんだかエロい!この状況!!
こんな家なら帰るのが毎日楽しみすぎます!w
やっぱり、留守中に大樹が何かやらかすんじゃないか?という予想、もとい、期待に胸が膨らみます。
基の旅先でのアバンチュール(死語すみません…)もアリ!
来月号が楽しみすぎるッッ!!
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温泉旅館は日本人の理性を失わせる最高のステージ
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真魚 ちんちくりんの真魚
いつの間に 俺の奥のほうまで
いつの間に ここに いたのついに大樹があの家に帰ってくる!たいようのいえ6巻です。物語が進む中、徐々に存在感が大きくなっていた大樹。この巻では、大樹の小学生の頃からの真魚に対する気持ちとその変化が丁寧に描かれています。
もちろん、真魚×基、ちーちゃん、ラジカルさんにも進展が!
まずは大樹の回想シーンから。
小学生時代から、勉強にゲームに、真魚にライバル心むき出しだった大樹。何かとつっかかったり、クラスの男子が真魚の髪型を可愛いと噂すれば「変なの。似合ってない。可愛くない。」と本人にいじわる言ったり、“好きな子にいじわるしちゃう”小学生男子の典型でした。
でも、両親が亡くなった時、何も言わずそばにいてくれたのも真魚。大樹の中では、真魚はちょっと他の子とは違った存在だったんですが、おばさんの家に引っ越して以来思い出すこともなくなっていました。
久々に帰った実家で真魚と再開した大樹は、
真魚のことは すぐにわかったそして、数年ぶりに会った幼なじみへの戸惑いが、顔に出ずに心の声に。
真魚だってなにちいさくなってるんだよ
なんで髪なんか伸ばしてるんだよ
色まで白くなってるんだよ
どこもかしこも女みたいになってるんだよ!すっかり女になってた真魚にびっくりして、イライラする大樹w
そして結局、実家に本格的に帰る頃には。
会いたいな 真魚に くそ
自分の気持ちにちょっとだけ素直になった大樹です。
さて、5巻で織田くんにフラれてしまった、私が登場人物の中で一番好きなちーちゃん。
その後、学校で顔を合わせても何もなかったかのようにちーちゃんに話しかける織田くん。答えるちーちゃんもいつも通り。そんな二人を見て、真魚は「ちーちゃんは織田くんを諦めるのかな」と思うんです。
ところが、織田くんがいなくなったあと、、、
『ちゃんとできた?織田くんみたいにあたしもできた?』と泣き出すちーちゃん。その姿を見て、真魚は
どうして 織田くんのことを諦めるのかな なんてバカなことを少しでも思ったんだろうと。
切な……(涙)この巻でも、ちーちゃんはホント織田くんが好きなんだなぁと感じる場面が沢山ある。いつも明るいちーちゃんだけに、泣いたり落ち込んだりしている姿を見ると、たまらなく切ない。。
そして、今巻の大きな進展のひとつは真魚の帰宅です。
真魚が中村家を出て一人暮らしをするつもりでいたところに、お母さんが訪ねてきます。
『うちに帰ってこない?』 私は真魚ちゃんと暮らしたい、パパもそうして欲しいと思ってると、真魚に話すお母さん。血のつながらない母がこんなに言ってくれるんだからと、お父さんに一人暮らしの了承を得るために、1日だけ帰宅した真魚。
この離れていた一日が、基の心境にも影響していきます。
真魚が中村家に帰って、大樹の歓迎パーティの準備をしている最中、急に基が真魚をギュッと抱きしめるんです。抱きしめられてムラムラっときた真魚は、そのまま基にちゅー。
『さ さびしそうだったからした!!してやった!!』と、ほんとは自分がしたかったのに、上から発言の真魚に基は、
『あのな こういうことされるとどういう気持ちになるのか ちゃんと考えろ』と言って、
『しかえしだ バカ』しかえしって、ぎゃあ//////!!!!
あざといよ!基あざといよ!ちゅーしたら真魚がどんな気持ちになるか見透かした上で、俺もそんな気持ちになったんだと、自分の気持ちを解らせるという。
もう付き合いたてホヤホヤのカップルのよう…… 早くくっついてしまえ!!
こんなピンクな状況にタイミング良く(悪く?)帰ってきた大樹。早速真魚の様子がおかしいことに気づいたのは、恋の為せる業でしょうか。そして基と大樹がお互いに、真魚との仲を牽制し合う様子はちょっとウケます。
素直じゃない大樹ですが、真魚の
『好きな人でもできた?』に対して、
『いるよ』
目の前に。ついに大樹も本格参戦!というところで6巻終了。
ついに真魚と基・大樹兄弟の三角関係に発展しちゃいました。しかも一つ屋根の下。幼なじみを兄弟が一つ屋根の下で取り合う設定だけ見ると、まるでドロ沼+エロっぽいですが、この爽やかで健全な空気はなんだろう。。。
大樹とラジカルさんの頑張りに、今後真魚と基がどれだけ振り回されるのか楽しみです♪
とりあえず、ちーちゃんファンとしては、とっととちーちゃんだけは幸せになって欲しい!と願います。あ、ちーちゃんと大樹がくっつくのはアリだ。
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基の勤務先はブラックな匂い。