テガミバチ 14 浅田弘幸 (ジャンプコミックス)カベルネとの戦いにいよいよ終止符が打たれるテガミバチの14巻!新たな展開への前段も盛り込まれているようです。
ユウサリ中央に現れた鎧虫カベルネ。弱点(スキマ)が分からず苦戦しているところに、現れたこの二人。

ジギーとザジ。
基本的にピンチに駆けつける系の二人なので、状況も手伝って常にヒーローっぽく見えます!
戦隊ものみたいな、こんなベタベタなキメ構図もセリフも許せてしまうのは、この二人だからこそ!(と思ったのは私だけですか?)
実際、ジギーさんは所どころ昭和のヒーローっぽさが漂いますが、それがまた愛おしい。二本指敬礼なんて、MYOJOでジャニーズがやってるのしか見たことないよ!
これは14巻の1ページ目なんですが、もうこの2ショットに大満足なので残りの180ページはおまけみたいな気分ですw
この鎧虫カベルネ、かなり手強くてちょっとした総力戦状態に。なんとガラードやヘイズルが前線で戦い、内勤のBEEまで心弾撃って援護しています。
もちろんラグ&ニッチとコナーも救援に向かっているんですが、その間にも、カベルネは「こころ」を食べて進化し続けている…。その上、ラグは心弾が撃てなくなっているのですが、
もう……
誰の「こころ」も奪わせたくない……!!
「心弾」を撃つ!!!
強い決意とともに、ラグが復活!!
ラグの渾身の赤針で鎧が破壊されたカベルネ。
一旦姿を消したものの、

パワーアップしてカムバック!!人型に進化して、鎧虫というより完全に進撃の巨人!!
変わり果てた姿に唖然としていると、次なる変化が。
いっぱい… いたくさせてしまった…
ニッチがさせてしまった…
ラグを しなせてしまうかもしれない……
いやだ……!!!!
戦闘不能状態のラグを見たニッチが…… ショックで大人になった!!!HUNTER×HUNTERかっ!!
大人ニッチは、髪を巨大な剣に変えてカベルネをメッタ斬り。暴れまくり破壊しまくり。戦闘が凄まじくて何が起きているんだかさっぱり分かりません。もう、ニッチがBEEになれば話早くない?と思ってしまう活躍。
ちなみに本人は変化に気づいてなかった。

カベルネが人型になったことで、スキマは心臓だ!と分かり、再びカベルネに向かっていくニッチ。大人ニッチはとにかくケタ違いに強い!!髪を巨大過ぎる剣や斧に変えて、容赦なくぶった斬りです。怖い!!!ちょっとカベルネが不憫になる程…
一方、負傷したラグもカベルネにとどめを刺しに向かいます。動けないラグを運んでくれたのはこの人。

ノワール。
ノワール(=心を失くしたゴーシュ)は、カベルネを倒すため、ラグに回復心弾を撃ちます。
ラグにノワール、ジギー、ザジ、コナー、内勤のBEE達と、G線上のアリア。一斉に放たれた心弾がカベルネのスキマに響き、辺りが眩しい光に包まれる!
やっと倒した!!と思ったら大量の心に反応した鎧虫がわらわらと倒れたラグとゴーシュに襲いかかっていきます。
心弾をつかって気を失ったラグは、ノワールの回復弾の中にいました。

ノワールの記憶とラグの手紙弾の記憶が散らばる中に、ラグは鍵のかかったひとつの手紙箱を見つけます。
箱を開けると、そこにはラグの母親アヌ・シーイングからラグに宛てた手紙が…
キャンベルのサブリナ・メリーさんに話を聞きなさい
ラグ…… この世界の真実を追うのです
忘れないで… ラグ…… あなたは私の… 何よりも大切な… 愛しい…… 息子…
そしてたったひとつの大きな希望なのです……ラグの母親はゴーシュのこころに「記憶の手紙」を入れて託していました。
同時に、ラグのものではない大量の記憶がラグのこころに流れ込みます。一体誰のものなのか…?
戦いが終わり、ラグは手紙に従ってキャンベルを目指す!ところで14巻は終了。
次巻はいよいよ、世界の真実を追う旅に出る!ちなみに、ニッチはすっかり子供ニッチに戻ってしまいました。でも、ラグのパンツをはいた大人ニッチが毎回出てきたら、違うマンガになってしまうのでw とりあえず、戻って良いかも。ニッチはこころが揺れると成長するようです。ということは、ラグが毎回ピンチになれば…
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帽子無しのラグはゲゲゲの鬼太郎に似ている。