スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Piece(ピース) 9巻


戻って来い

遂に追い求めてきたピースが見つかって空白のスペースが埋まり、全体像が明らかになるPieceの9巻です。謎が一つ一つクリアになる過程で露わになる人間の弱さや醜さ狡さ、そして強さや潔さが、他人事とは思えなくて胸が痛くなります。

礼美の「子供を堕したのは私」という告白で終わった8巻。9巻ではその時のエピソードが詳しく描かれています。
ぽっちゃりした見た目にコンプレックスのある礼美が、そんな自分に優しくしてくれた坂田コウジに心惹かれ、流れのままにセックスするようになったけれど相手はただの遊びだった   決して特別なエピソードではなく、どこにでもある普通の失恋話。

それがこんな事を引き起こしたのは、冒頭の通り礼美が妊娠してしまったから。礼美が浅はかだったとか、コウジがヒドい奴だったとか、そんな単純な事ではなく、礼美には礼美のコウジにはコウジの歪みがあり、それが重なり合って結果的にこうなってしまった。そんな風に感じられる2人の心の機微が、礼美目線とコウジ目線で描かれています。

折口さんと礼美の出会いは、折口さんの働く本屋で、コウジの心が分からず礼美がマニュアル本を買おうとした事がきっかけ。それから礼美は折口さんに悩みを打ち明けるようになります。

そして、コウジからの連絡は途絶え、子供を堕し、自己嫌悪に苦しむ礼美を救ったのも折口さん。

『記憶の改ざんくらいしたって誰にも迷惑かかんない 大丈夫 忘れよう』



その言葉と共に、折口さん自身も礼美から距離を置きます。自分との関係から、誰かが何かを憶測する事がないように。
自分との関係も含めなかったことにした、この折口さんの心からの配慮が、泣ける。折口さんは、知れば知るほど比呂に似合う人だと思えてきます。自分でも気づかぬうちに、弱さを武器に他人を傷つける比呂には、この位強く優しい心の持ち主でなければ付き合い切れませんよね。
スポンサーサイト

Piece(ピース) 8巻

Piece 8 芦原妃名子 (フラワーコミックス)
Piece 8 芦原妃名子 (フラワーコミックス)

出ました。Piece 8巻。クライマックスに向けて加速中(暗くて重い方へ)!!ついに水帆と比呂が偶然出会って、全てが明らかになっていきます。

偶然神戸で比呂を見つけた水帆。
比呂は水帆が皓の知り合いだと知り、『二度と皓に振り回されたくない』と関わりを拒否するのですが、結局、必死な水帆の懇願に負けて話を始めます。

比呂の口から語られたのは、彼と皓の過去。幼い頃の二人と、次第に変わってゆく二人、そして、彼の皓に対する感情についてでした。

皓に必要とされたくて 必要とされたくて
でも ーーその一方で 無性に皓を傷つけたかった


比呂の皓へのまっすぐな愛情は、成長していく中で次第に屈折し、皓も比呂自身も傷つけるようになっていった。
そんな中出会った折口はるかに、比呂は心を救われた…

成長の過程で、比呂はどんどん弱く脆く、皓はどんどん強く硬くなっていくんですが、線が細く見える方が案外図太いのが世の常。なんだかんだ、比呂のがしぶとく生きていくんだろうな〜。
続けます。

比呂ははるかが死んでしまったことを知らず、いつか会いにいくことを支えに生きていて、水帆はいたたまれなくてはるかが亡くなったことを告げるのですが、比呂は信じようとしません。

そこに電話が。



皓から水帆への電話、とったのは比呂です。
やっと接触!!なんですけど、皓を避けるように比呂は店を出て行きます。

水帆は比呂を追いかけて、比呂が寝泊まりする古い雑居ビルへ。
そこには、「感情が爆発したような」比呂の絵が一面にあって、水帆は折口はるかの元彼が比呂であることを確信します。

Piece(ピース) 7巻

Piece 7 (フラワーコミックス)
Piece 7 芦原妃名子 (フラワーコミックス)

折口はるかが生前「便利屋NEO」の岸辺という男に依頼していた仕事ーーそれは、かつて成海と坂田が殺しかけた丸尾を探し出し、手紙を届けることだった。岸辺の店を訪ね、本人から話を聞き出した水帆と矢内だったが、同時に、予想すらしていなかった衝撃の事実を知ることに!ついに「はるかの元彼」にたどり着いた水帆たちは…!?

散らばったピースが集まり始めて、いよいよ真実が明らかになりそうなPieceの7巻。刑事顔負けの執念で"折口はるかの元恋人"を探し続けてきた水帆たちの努力がようやく報われる!?
(発売サイクルが長くて、やや話を見失ってます…)

元恋人探しの過程で、登場人物の過去や本音・裏側といった普段見えない部分がどんどん出てくるのですが、それがまた超暗い!特に皓(ひかる)の闇は、暗さに重さが加わっていて、気持ちがフワフワした時に読むと、重力で一気に現実に戻ってこれます。。

折口はるかが仕事を依頼した"便利屋NEO"という探偵屋を探し出した水帆と矢内は、はるかが依頼したことの全てを聞き出します。

はるかは丸尾という男を探していました。はるかの元恋人はかつて丸尾を暴行し、大怪我を負わせた。そのことを謝罪するための手紙を、はるかは丸尾に渡したかったんです。

丸尾を殺しかける暴力事件を起こしたのは皓です。
ということは、はるかの元恋人は成海皓だ、と水帆と矢内は思います。

それを知った水帆は動揺します。

どうしよう びっくりするくらい ショックだ

成海が折口さんの元彼だって事実より もっとーー
成海が折口さんに"心を"




水帆は今まで、成海は誰にも心を開かないから、私にも開いてくれないんだわ~と思っていたんですね。でも、はるかには心を許していた……。これは、実はふられちゃってた自分にも、勘違いしていた自分にも大ショック。

ところが、これはちょっと勘違いです。
折口さんの彼はアクリル絵の具の匂いがしたはず…。皓は絵を描きません。
そして、丸尾の暴行現場にはもう一人いたんです。
プロフィール

Author:ComicBob

最新記事
カテゴリ

各カテゴリ内50音順

◆少年・青年マンガ (53)
青の祓魔師 (3)
あひるの空 (1)
暗殺教室 (1)
宇宙兄弟 (3)
神様がうそをつく。 (1)
キングダム (2)
銀の匙 Silver Spoon (1)
この音とまれ! (2)
3月のライオン (2)
四月は君の嘘 (4)
重版出来! (1)
進撃の巨人 (2)
テガミバチ (1)
テラフォーマーズ (12)
ドリフターズ (1)
七つの大罪 (2)
ハイキュー!! (1)
HUNTER×HUNTER(ハンターハンター) (2)
BILLY BAT (ビリーバット) (1)
鬼灯の冷徹 (2)
ほどほど日記 (1)
ホリミヤ (2)
mix(ミックス) (2)
ルネサンス・イヴ (1)
私は利休 (1)
ONE PIECE (ワンピース) (1)
◆少女・女性マンガ (147)
アオハライド (31)
赤髪の白雪姫 (5)
暁のヨナ (4)
あるいていこう (1)
YES! (1)
ヴァーリアの花婿 / 完結 (1)
娚の一生 / 完結 (2)
オオカミ少女と黒王子 (13)
orange(オレンジ) (5)
キスよりも早く / 完結 (2)
君に届け (17)
きょうのキラ君 (0)
きょうは会社休みます。 (2)
女王の花 (2)
青春攻略本 / 完結 (1)
それでも世界は美しい (3)
たいようのいえ (9)
ちはやふる (6)
となりの怪物くん / 完結 (11)
夏のかけら / 完結 (1)
はじまりのにいな / 完結 (5)
花にけだもの (2)
Piece(ピース) (3)
日々蝶々 (6)
ひみこい / 完結 (2)
ひるなかの流星 (1)
ぴんとこな (1)
BLACK BIRD(ブラックバード) (2)
ラストゲーム (4)
黎明のアルカナ (4)
◆本誌 (3)
別冊マーガレット (3)
◆購入予定のマンガ (16)
◆管理人のつぶやき (30)
◆はじめに (1)
式の前日 (1)
パーフェクトワールド (3)
おすすめマンガ‐少女編
感想書いたものは全部オススメですが、中でも今選ぶならこれ。という作品を紹介します。「感想はこちら」からどうぞ!(画像はAmazonリンクです。)

イライラを凌駕するときめき
『日々蝶々』

日々蝶々 2 (マーガレットコミックス)

主役二人がビックリするほどしゃべらない。遅々として進まない関係にイライラが止まらない。でも、ときめきも止まらない作品☆
感想はこちら

ある意味10年愛
『ラストゲーム』


ラストゲーム 2 (花とゆめCOMICS)
顔良し・頭良し・家柄良し。パーフェクト男子・柳の振り回されっぷりを笑う作品。あまり深く考えず楽しみたいときのお供に☆
感想はこちら

対象的な2人のヒーロー
『ぴんとこな』


ぴんとこな(8) (フラワーコミックス〔チーズ!〕)
歌舞伎でも恋でもライバル関係にある正反対の2人ヒーローが、とにかく魅力的。ヒロイン置き去りの展開もいいw
感想はこちら
おすすめマンガ-少年編
少年・青年マンガのおすすめです。「感想はこちら」からどうぞ!(画像はAmazonリンクです。)

王道・冒険ファンタジー
『七つの大罪』


七つの大罪(1) (少年マガジンコミックス)
お城、騎士、お姫様、妖精、巨人、小人、ドラゴン。これぞファンタジー!世界観にぴったりの作画も素晴らしいです。
感想はこちら

不良が挑む筝の世界
『この音とまれ!』


この音とまれ! 1 (ジャンプコミックス)
部活動青春ストーリー。不良が更生して部活に励む展開は無条件に胸熱です!ヒロインはツンデレ☆
感想はこちら

表現という戦い
『四月は君の嘘』


四月は君の嘘(4) (講談社コミックス月刊マガジン)
登場人物達の全身全霊を捧げる渾身の演奏が、力強く逞しく、痛く切なく胸に迫ります。
感想はこちら

人類とゴキブリのバトル
『テラフォーマーズ』


テラフォーマーズ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
火星で進化を遂げたゴキブリと人類のプライドをかけた戦い。各々の想いが交錯し各国の陰謀がぶつかり合う展開から目が離せません。
感想はこちら
検索フォーム
Web page translation
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。