アオハライド[最終回] 別冊マーガレット 2015年03月号
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別冊マーガレット 2015年 03 月号 [雑誌]
今この瞬間 ずっと忘れない

アオハライド、最終回です。
いろいろあってヤキモキした期間が長かったわりに、なんだかあっさり迎えてしまった気がします・・・。
この先ネタバレしますので、ご注意ください!!
ひと月前、「次回最終回」の文字を見つけてたまげました。この低いテンションで最終回・・・・!私だけか?私だけなのか??こんなに無気力に読んでいるのは。世間のみなさんは、最終回というカタルシスに向けて緊張感高まってるのか??と。
今は、なんといえば、いいのか・・・残り2周あると思っていたら、数え間違えてラスト1周を走っていて、無自覚にゴールしてしまったマラソンのような、そんな中途半端な気持ちです。ていうかもう、小湊くんと修子のカップル成立以来、私の心が勃起不全・・・・。そういう意味では、今月が最終回で良かった!
それでは最後のネタバレ&感想です。
最終回は、こんな思わせぶりな一コマからはじまります。

なんでもないってなんだよ。だったら言うなよ。言いかけてやめるのは、人としてやっちゃいけないことだと思うの!100%何かあるだろ・・・な洸の発言が気になった双葉は心配になり、、、そこでハッと目が覚める。夢でした。
起きたら悠里の家。夢を見て不安になった双葉が洸に電話をかけると、電話がつながらない・・・。
そんな双葉に、「馬渕はもういないんだよ」と悠里と修子。
クリスマスイブの事故で洸が本当はいなくなってしまった・・・・。

と、ガバっと飛び起きたところで、これもまた夢だったと分かる。悪夢を見る悪夢とでも言えばいいのか、二重に夢でした・・・というなかなか凝ったはじまりです。
こういう不安で揺さぶるようなシーンがあっても、最終回なんだからどうせ何も起きやしない、と思ってしまうので、こんな不穏なスタートでも、良くも悪くもあまりドキドキしません。むしろ、このまま悪い冗談のように実は洸は死んでいたら・・・それはトラウマレベルの衝撃・・・・!ドラえもんの夢オチ伝説より驚愕。でも別マでそれはないよね!と楽観的に読み進めることにします。
最近洸の様子が変だったなと思う双葉。
ちょっと不安な気持ちを抱えながら登校すると、洸の席に別の人が座っている。3年はクラス替えがないはずなのに・・・。しかも、座席表にも洸の名前がない。もしかして特進クラスに・・・?と思ってそちらへ行ってみる。

でも、やっぱり洸の名前はない。
え じゃあ 洸はどこにいるの?
まさか学校辞めたとか? 辞めてどこに?長崎?それとも・・・
双葉が不安でいっぱいになったその時、廊下に洸が現れる。「おはよー」って、めちゃくちゃ普通のテンションで。
安心した双葉は涙。ぎょっとする洸。
中庭に移動すると、洸の席がなくて不安になったと言う双葉に、ごめんと謝り、洸が話しはじめます。
『いるよ 同じクラスに』
『田中洸に戻った 春休み中手続きして』
驚かそうと思って内緒にしていたのだと。
親父と兄貴に自分はもう大丈夫ってことを伝えたくて戻したのだと言う洸は、何かが吹っ切れた表情。
そんな洸を見た双葉は。
『最新の洸だね』
『どの時の洸も全部すきだけど 今の洸が一番すき』

それを聞いてちょっと照れてはにかんだ様子の洸。
これからも変わっていくと思うけど、『俺の隣に双葉がいるっていうのは 変わらないといいなって思う』と言ってキス。
なんだよ!平和かよ!まさかの夢オチ・・・を一瞬でも思わせるような不穏な振りをしておいて、名字変えただけか!それに大きな意味があるのは分かる。分かってるけど、別に最終回でハラハラ感を演出するほどの事じゃなくない!?特進クラスに行ってる方がまだ良かったよ!と悪態ついてみる。
最新の洸だね、と双葉が言うところで、当時の洸の画が出てくるのですが、それが懐かしくて、しかもかっこよくて、当時を懐かしみました。

中学の頃の田中くんは、美白美容液のCMにだって出られそうな透明感が溢れまくりで、そのピュアな佇まいにキュンキュンしたもんでした。
高校で再会した洸は、クールでとがってて媚びなくて大人っぽくてでもどこか寂しそうな空気に、抗う事などできるわけもなく恋落ちしたもんでした。
最新の洸は、思いやりがあって優しくて素直で、本当の意味で大人になって、なんだか一番萌えません(笑)
さて、教師を辞める田中先生は、アメリカへ留学。
空港で洸と双葉に見送られ、自立した洸から励ましの言葉をもらい、スッキリした表情で旅立って行きました。
洸と仲間たちが集った送別会で、修子に、私には自分探しの旅はただの逃避だって言ったのに、と言われ『自分探しじゃなく 自分の引き出し増やすための旅にしてくる』と語った田中先生。

キュン。陽一らぶ。今日も笑顔が眩しい。はー。こういう結末か。アメリカでお人形みたいに綺麗で素敵な人と大恋愛するために、修子との恋は成就しなくてよかったんだと、自分に言い聞かせています。
さてその頃、私を不能にした小湊&修子のカップルは、こっちの中学に通い始めた小湊妹・リサちゃんと観光中です。
ところが、リサちゃんとはぐれてしまう。はぐれたらここで待っててね、と約束した場所で心配しながら待つ2人。しばらくして、無事に合流できたリサちゃん。その手には地図が。そして、親切な人が書いてくれた地図の紙の裏に書いてる場所に行きたいと言い出します。きっと、その人がいる場所なんでしょう。
着いてみるとそこはあるライブハウスで、中にいたのは悠里。そして、「あの人!」とリサちゃんがキラキラした表情で指差した先にいたのは、なんと冬馬。地図の君は冬馬だったという結末。親切なお兄さんに、すっかりご執心な様子のリサちゃん。

冬馬を見つめる瞳がキラッキラ!かわいい!んだけど、どっからどう見ても小湊。似すぎだろ!迷子?のあとのコマなんて小湊かと思った。
なんだか、登場人物全部くっつく勢い。これはもう、将来アオハライドの登場人物全員が、家族・親戚になる大盤振る舞いです。
なんでもかんでもくっついてしまうと、叶わなかった組の、悠里→洸、修子→田中先生、冬馬→双葉、成海→洸の恋心の方がむしろ、まっすぐで必死でよほど胸を打ったなと思います。成立したカップルの方にいまいち感情移入できてない。修子くらい、田中先生への想いを貫いて欲しかったよ!(←結局これw)せっかく教師も辞めたのに!卒業したら私もアメリカに行く!くらい言って欲しかったよおおおお!私の唯一の願いも叶わず・・・超虚しい。。
場面変わり、双葉と洸。
帰り道、急に降り出した雨。顔を見合わせ、「雨宿りっつったらここしかない」と思い出の神社で雨宿り。
ここで洸が当時の事を語りはじめます。
はじめて雨宿りした時、本当はすごく緊張していたこと。
何を話していいか分からなかったこと。
でも何か話したくて、でもしょーもない事しか思いつかなかったこと。
それを聞いた双葉は、私も同じだったと言い、あの時の洸と自分の言葉を思い出す。
『急に降ってきたよね』『・・・うん』。たったそれだけの不器用なやりとりに、
あの時、もっとうまい言い返しすればよかったって
もし次があったら 今度はもっと気の利いた事をって
そう思っていた双葉が、洸にせがみます。
『言ってよ、あれ!』
「?」のあと、「!」となった洸。双葉に顔を近づけると。
『急に振ってきたよな』
そしたら今度はもっと 。

何も始まらなかったって 泣いてたあの時の私に教えたい
本当はもう始まってたんだよって
それはいつだって始まってるんだよって
おわり。
その「今度」である今、双葉が最後に何を洸に耳打ちしたのかは分からない、ご想像にお任せしますエンドなのですが、あの時言えなかった気の利いた事を言ったのかなと思える、前向きなエンディングでした。
あー終わった!終わったよう!
これホント、一時期私にとって神マンガでした。後半は、ちょっとアレだったけども。。。特に先月と今月は、これまで広げた風呂敷をすごい勢いで畳み始めて、あっという間にまとまっちゃって呆気にとられましたけども。。最後の最後も、最終回だからって、そんなとってつけたように全員くっつけなくていいし、急に雨降らせて神社で雨宿りさせなくていいから!私の大切な思い出を安く使わないで!その辺のコンビニ入れよ!と思ってしまったけども。
もっとこうだったら良かった!と思う事は朝まで討論できるほどありますが、ひとまず、アオハライドは前半をエンドレスリピートして、一気に最終巻に飛べばいっか!という事で気持ちの折り合いをつけました。あの文化祭の悪夢までは、アオハライドのせいで寝不足とか、仕事が手につかないとかあった。気力も体力も結構捧げてた。だって前半はホント神だったんだ。そう思える作品は多くはないので、アオハライドに感謝している。楽しませてくれてありがとう。
6月13日(土)発売の7月号から新連載がスタート!先生の描く男性が好きなので、6月にどんなイケメンに会えるのか楽しみです。そしてどうか、感情移入できる主人公でありますように!
---
久々に登場した冬馬がなんかイケメンで今更キュンとする
今は、なんといえば、いいのか・・・残り2周あると思っていたら、数え間違えてラスト1周を走っていて、無自覚にゴールしてしまったマラソンのような、そんな中途半端な気持ちです。ていうかもう、小湊くんと修子のカップル成立以来、私の心が勃起不全・・・・。そういう意味では、今月が最終回で良かった!
それでは最後のネタバレ&感想です。
最終回は、こんな思わせぶりな一コマからはじまります。

なんでもないってなんだよ。だったら言うなよ。言いかけてやめるのは、人としてやっちゃいけないことだと思うの!100%何かあるだろ・・・な洸の発言が気になった双葉は心配になり、、、そこでハッと目が覚める。夢でした。
起きたら悠里の家。夢を見て不安になった双葉が洸に電話をかけると、電話がつながらない・・・。
そんな双葉に、「馬渕はもういないんだよ」と悠里と修子。
クリスマスイブの事故で洸が本当はいなくなってしまった・・・・。

と、ガバっと飛び起きたところで、これもまた夢だったと分かる。悪夢を見る悪夢とでも言えばいいのか、二重に夢でした・・・というなかなか凝ったはじまりです。
こういう不安で揺さぶるようなシーンがあっても、最終回なんだからどうせ何も起きやしない、と思ってしまうので、こんな不穏なスタートでも、良くも悪くもあまりドキドキしません。むしろ、このまま悪い冗談のように実は洸は死んでいたら・・・それはトラウマレベルの衝撃・・・・!ドラえもんの夢オチ伝説より驚愕。でも別マでそれはないよね!と楽観的に読み進めることにします。
最近洸の様子が変だったなと思う双葉。
ちょっと不安な気持ちを抱えながら登校すると、洸の席に別の人が座っている。3年はクラス替えがないはずなのに・・・。しかも、座席表にも洸の名前がない。もしかして特進クラスに・・・?と思ってそちらへ行ってみる。

でも、やっぱり洸の名前はない。
え じゃあ 洸はどこにいるの?
まさか学校辞めたとか? 辞めてどこに?長崎?それとも・・・
双葉が不安でいっぱいになったその時、廊下に洸が現れる。「おはよー」って、めちゃくちゃ普通のテンションで。
安心した双葉は涙。ぎょっとする洸。
中庭に移動すると、洸の席がなくて不安になったと言う双葉に、ごめんと謝り、洸が話しはじめます。
『いるよ 同じクラスに』
『田中洸に戻った 春休み中手続きして』
驚かそうと思って内緒にしていたのだと。
親父と兄貴に自分はもう大丈夫ってことを伝えたくて戻したのだと言う洸は、何かが吹っ切れた表情。
そんな洸を見た双葉は。
『最新の洸だね』
『どの時の洸も全部すきだけど 今の洸が一番すき』

それを聞いてちょっと照れてはにかんだ様子の洸。
これからも変わっていくと思うけど、『俺の隣に双葉がいるっていうのは 変わらないといいなって思う』と言ってキス。
なんだよ!平和かよ!まさかの夢オチ・・・を一瞬でも思わせるような不穏な振りをしておいて、名字変えただけか!それに大きな意味があるのは分かる。分かってるけど、別に最終回でハラハラ感を演出するほどの事じゃなくない!?特進クラスに行ってる方がまだ良かったよ!と悪態ついてみる。
最新の洸だね、と双葉が言うところで、当時の洸の画が出てくるのですが、それが懐かしくて、しかもかっこよくて、当時を懐かしみました。

中学の頃の田中くんは、美白美容液のCMにだって出られそうな透明感が溢れまくりで、そのピュアな佇まいにキュンキュンしたもんでした。
高校で再会した洸は、クールでとがってて媚びなくて大人っぽくてでもどこか寂しそうな空気に、抗う事などできるわけもなく恋落ちしたもんでした。
最新の洸は、思いやりがあって優しくて素直で、本当の意味で大人になって、なんだか一番萌えません(笑)
さて、教師を辞める田中先生は、アメリカへ留学。
空港で洸と双葉に見送られ、自立した洸から励ましの言葉をもらい、スッキリした表情で旅立って行きました。
洸と仲間たちが集った送別会で、修子に、私には自分探しの旅はただの逃避だって言ったのに、と言われ『自分探しじゃなく 自分の引き出し増やすための旅にしてくる』と語った田中先生。

キュン。陽一らぶ。今日も笑顔が眩しい。はー。こういう結末か。アメリカでお人形みたいに綺麗で素敵な人と大恋愛するために、修子との恋は成就しなくてよかったんだと、自分に言い聞かせています。
さてその頃、私を不能にした小湊&修子のカップルは、こっちの中学に通い始めた小湊妹・リサちゃんと観光中です。
ところが、リサちゃんとはぐれてしまう。はぐれたらここで待っててね、と約束した場所で心配しながら待つ2人。しばらくして、無事に合流できたリサちゃん。その手には地図が。そして、親切な人が書いてくれた地図の紙の裏に書いてる場所に行きたいと言い出します。きっと、その人がいる場所なんでしょう。
着いてみるとそこはあるライブハウスで、中にいたのは悠里。そして、「あの人!」とリサちゃんがキラキラした表情で指差した先にいたのは、なんと冬馬。地図の君は冬馬だったという結末。親切なお兄さんに、すっかりご執心な様子のリサちゃん。

冬馬を見つめる瞳がキラッキラ!かわいい!んだけど、どっからどう見ても小湊。似すぎだろ!迷子?のあとのコマなんて小湊かと思った。
なんだか、登場人物全部くっつく勢い。これはもう、将来アオハライドの登場人物全員が、家族・親戚になる大盤振る舞いです。
なんでもかんでもくっついてしまうと、叶わなかった組の、悠里→洸、修子→田中先生、冬馬→双葉、成海→洸の恋心の方がむしろ、まっすぐで必死でよほど胸を打ったなと思います。成立したカップルの方にいまいち感情移入できてない。修子くらい、田中先生への想いを貫いて欲しかったよ!(←結局これw)せっかく教師も辞めたのに!卒業したら私もアメリカに行く!くらい言って欲しかったよおおおお!私の唯一の願いも叶わず・・・超虚しい。。
場面変わり、双葉と洸。
帰り道、急に降り出した雨。顔を見合わせ、「雨宿りっつったらここしかない」と思い出の神社で雨宿り。
ここで洸が当時の事を語りはじめます。
はじめて雨宿りした時、本当はすごく緊張していたこと。
何を話していいか分からなかったこと。
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それを聞いた双葉は、私も同じだったと言い、あの時の洸と自分の言葉を思い出す。
『急に降ってきたよね』『・・・うん』。たったそれだけの不器用なやりとりに、
あの時、もっとうまい言い返しすればよかったって
もし次があったら 今度はもっと気の利いた事をって
そう思っていた双葉が、洸にせがみます。
『言ってよ、あれ!』
「?」のあと、「!」となった洸。双葉に顔を近づけると。
『急に振ってきたよな』
そしたら今度はもっと

何も始まらなかったって 泣いてたあの時の私に教えたい
本当はもう始まってたんだよって
それはいつだって始まってるんだよって
おわり。
その「今度」である今、双葉が最後に何を洸に耳打ちしたのかは分からない、ご想像にお任せしますエンドなのですが、あの時言えなかった気の利いた事を言ったのかなと思える、前向きなエンディングでした。
あー終わった!終わったよう!
これホント、一時期私にとって神マンガでした。後半は、ちょっとアレだったけども。。。特に先月と今月は、これまで広げた風呂敷をすごい勢いで畳み始めて、あっという間にまとまっちゃって呆気にとられましたけども。。最後の最後も、最終回だからって、そんなとってつけたように全員くっつけなくていいし、急に雨降らせて神社で雨宿りさせなくていいから!私の大切な思い出を安く使わないで!その辺のコンビニ入れよ!と思ってしまったけども。
もっとこうだったら良かった!と思う事は朝まで討論できるほどありますが、ひとまず、アオハライドは前半をエンドレスリピートして、一気に最終巻に飛べばいっか!という事で気持ちの折り合いをつけました。あの文化祭の悪夢までは、アオハライドのせいで寝不足とか、仕事が手につかないとかあった。気力も体力も結構捧げてた。だって前半はホント神だったんだ。そう思える作品は多くはないので、アオハライドに感謝している。楽しませてくれてありがとう。
6月13日(土)発売の7月号から新連載がスタート!先生の描く男性が好きなので、6月にどんなイケメンに会えるのか楽しみです。そしてどうか、感情移入できる主人公でありますように!
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久々に登場した冬馬がなんかイケメンで今更キュンとする
Entry ⇒ 2015.02.15 | Category ⇒ アオハライド | Comments (13) | Trackbacks (0)
日々蝶々 9巻

日々蝶々 9 (マーガレットコミックス)
日々蝶々、もう9巻!!次で2桁巻だなんてオドロキです!
はじめは言葉が少なすぎて「・・・」ばっかり打ってましたけど、もうすっかり普通のカップルになりましたね。でも9巻でまだこの状態って、かなり先が長そうですね。嬉しいです。
すれ違ってしまったすいれんと川澄の関係が、また一歩前進する9巻!今後の布石もあって濃かった。満足度高いです!
それでは、ネタバレ&感想です。
遊園地での一件以降、クラスで「別れた」と噂を立てられてしまう2人。嫌いになったわけではなく、ケンカでもなく、会って話したいと思っているのに、何を話せばいいのか分からず怖い・・・。恋は難しい・・・と悩むすいれん。
あれから会話がなく迎えた水曜日。放課後、いつものカフェに来てくれるのか、すいれんは緊張の面持ちで待っていました。そこに走って川澄が現れる。その姿を見て、来てくれて良かったと思う気持ちと同じくらい、何を話していいか分からない緊張感でいっぱいのすいれん。
2人はいつも通り向かい合って座ってみたものの、会話もなく気まずい空気が流れているわけなんですけど、そこに後ちゃんがやってくる。ドサっと川澄の横に座り、一言の会話もない2人の前で「チューした?」と爆弾投下。わあああやめて!!チューとか今かなりNGワードだから!!!ていうか、ちょっとでも刺激を与えたら爆発するニトログリセリンのような危険な状態だって、見て分かれよ!分かった上でのあえての爆弾投下ならホント迷惑極まりないよ!!
その言葉にジワーっと涙目になるすいれん。言ったよ、私・・・と。そーだよ、そーなんだよ!言ったんだ!あのすいれんがキスしたいって言ったんだ!それなのに川澄の野郎・・・。そんなすいれんを向かいで見つめる後ちゃん・・・・・が、すっげーかっこいいwなにこのコマ、神。そして、ちょっと川澄かばうような事をあれこれ言った挙句、「めんどくさいな女って~」とかまとめコメントして、じゃあ行くわ、って去っていく・・・本当に自由だな。
このあと、川澄が寂しげな顔して「俺とつきあって楽しい?」って聞くんです。その時のすいれんのモノローグに感じ入る。
恋がこんなに 体中を 何も悪くないのに 使えないものにしていって
幸せになれるのかなって考えた時が 思い出せば今より幸せで
こんな事 乗り越えたいのに やり方がわからない
これって、あるある!相手を好きすぎると、付き合うのって楽しいより苦しい。好かれたいから遠慮して、気を使って、無理して、わがままどころか、本音のひとつも言い出せなくなってしまう。でも実は、それこそが好きの証だったりする。心底好きな人と付き合った時の苦しさは恋愛の醍醐味なのだと気がつくのは、そこまで好きじゃない人と付き合った時で、あーなんであの時もっと頑張れなかったんだ自分よ!とモーレツに後悔しても、いろいろ後の祭りだったりする。。。だから今頑張れすいれん!
そんな願いも虚しく、カフェからの帰り道、すいれんと川澄はお互いを好きな気持ちを確認し合うものの、今のままではダメだと思って、結局・・・
『・・・・・・少しだけ お互い・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・ゆっくり・・・・・・ ・・・・・・・・・考えよ・・・・・・』

と、距離を置くことになる。
雨の中、すいれんが「となりに居て」と傘もささずに川澄に抱き付いて、「大丈夫 ずっと居る」って川澄が抱きしめ返すシーンは、超ドラマチックで滾りました。さながら90年代の恋愛ドラマのワンシーン。久々に、こういう王道のシーンを見た気がする!でもこれ、不器用なすいれんと川澄だから、日々蝶々だから一層素晴らしかったんだと思う。普通のカップルではこのドラマチックさは感じられなかった。普段感情をあらわにしない、きつく抱き合うなんてあり得ない、そんな2人だからこその名シーンだったと思う。
さて、距離を置いている間、話したり一緒に帰ったり直接の接点はなくなるんですけど、偶然席が前と後ろになって、プリントを回す時に目が合ったり、川澄のシャーペンの音をすいれんが聞いてたり、川澄が屋上にいるすいれんをふと見上げたり・・・かするくらいの距離感でお互いを感じている描写が繊細で、なんかキュンとする。
夏休みの少し前、すいれんの席に川澄がそっとメモを置く。そこには、「祭り 一緒に行こう」と。
そして夏休みに突入。しばらくしてお祭りの日。
2度目のお祭りは、お面なしw 久しぶでぎこちないながらも、射的したりヨーヨー釣ったり、足が痛いすいれんを川澄がお姫様だっこというプライスレスな体験もあり、だんだん、前の2人のような自然なコミュニケーショに。
お互いの本音を語る2人。
『ききたかったの 会わない間 どうだった?』
『カッコ悪いけど さみしかった』

いやいやいやいや、かっこいいって。川澄くんがそんな事言うなんて・・・・ってすいれんが言ってますけど、全く同じ気持ちです。あの川澄が・・・//////////////////
さみしくて会いたかったというすいれんに、「電話くれたら会いに行くのに、日曜でも平日でも夜中でも」とか真顔でしれっと言う川澄がなんだか急にイケメンで困るんですけど。
やっぱり話さないとだめだと気付き、ぶつかり合う事を決めた2人は、とりあえず、元通り。
で、今巻のもうひとつの読みどころは、後半。
すいれんが自分の弱さや甘えに気が付いて、強くなろうと考えはじめる。それは、自分のためでもあり、これまで守ってきてくれたあやちゃんのためでもある。あやちゃんが「男めんどくさい」と言うのは、自分を守ってきた事も関係していると、すいれんは思うんです。
じゃあ、どうやって強くなろうかと思った時、空手道場の前を通りかかる。
そして、後平くんと遭遇。
その時、後平くんの後輩と思われる女子がキャーキャー言いながら後平に声援を送る。はいはいどーも、と流す後平くん。ちょーテキトーにw それを見ていたすいれんは、思わず後平くんのシャツの裾を掴む。
『ど・・・・・・・・・・・・・・・・・・うしたら・・・・・・・ そんなに・・・・・・ 強く・・・・・・なれ・・・ますか・・・?』

これには、あやちゃんも後平くんも、本人もびっくり。
心を強くしたいと言われた後平は、一度は突き放すものの、『火曜日、あのカフェのチーズケーキおごれる?」』と。
いいですね~この手慣れたセリフ!!あのカフェのチーズケーキおごれる?ですよ。どこから突っ込んだらいいのやら!あのカフェのチーズケー・・・ってしつこいですね、すみません。超ヒットしてしまいました。川澄くんも捨てがたいけど、俺様な後平くんがたまらん素敵です。
そんなわけで火曜日!
川澄には「あやちゃんも一緒」と嘘までついて、後平くんに会うすいれん。すいれんが強くなりたいのは、あやちゃんのてめでもある。だからこれは、一人で会わないと意味がない、と思っている。
さて、心配してくれたあやちゃんがカフェの入口まで送ってきてくれたのですが、そこで後平くんが失礼なひとこと。『弱いって 原因そーゆー所にあんじゃね』。なんかそれみんな薄々気が付いてるし、今ちょっと地雷だからやめて欲しいんですけど・・・って事に容赦なく切り込んでくる後平くん。あやちゃんを傷つけないでと言うすいれんに「傷つけてない 気付かせただけ」とばっさり。
ここから、苦手な相手に悩み相談という苦行タイム。悩みを話し始めるすいれん。
「川澄くんに挨拶しただけで周りが・・・」と言えば、「全員にあいさつすりゃいんじゃね?ハイタッチしながらサヨナラとか」とそれができれば苦労は・・・な回答。しかも、おれはそんなことしねーけどって、、、バカにしてんのか!なやりとりなのに、そんな回答をメモを取りながら聞くすいれんが健気すぎる。

後平くんは、なぜ今日来たのか。
一番に言いたかったんだな どうしてもこの子に
どこがそんなに・・・・・・
多分分かりたかった 川澄の彼女の良さ
川澄が、勝ったことを真っ先に伝えたかった相手がどんな人なのか、興味があった。つまり川澄のことが気になってるんですね、後ちゃんは。でも、それは分からなかったような、描かれ方です。
お店を出て、後平くんはスタスタ先に行ってしまう。
するとすぐに、後ろから声が聞こえてくる。「ここで何してるんですか?ひとり?」。振り返ると、さっそくすいれんが見知らぬ男性2人組に声をかけられて、ビクビクしている。
その様子を見て、ハァと溜息をついた後ちゃん、振り向いてひとこと。
『すいれん』

・・・・・・・・・・・・・・うっ・・・・・・・ドサッ・・・・
一撃必殺・・・!!!なんだこれ。威力ぱねぇ。。。本を持つ手が痺れてページをめくる事ができない。次のページも気になるけど、このひとコマをずっと見ていたいって両腕が言ってる。イケメンの振り向きざま呼び捨てがこんなに凄まじい力を持っているとは知らなかったぜ・・・。
しかしこれはイケメンに限る注釈が必要だ。普通は振り向きざまに下の名前呼び捨てなんてしようもんなら、「は?犬じゃねーし。」「呼び捨てとか何様?」と氷よりも冷たい視線を浴びせられた挙句、その場にひとり取り残されて結局自分が追いかけなきゃいけない痛い状況に陥り、周囲から悲しい視線に晒される極めて危険な行為です。
ああ神様、地球と私の間のより、後平と私の間に生じる引力の方が万倍強いです。自分をまっすぐ保てそうにありません。後平くんはいまのところ、どうしたって川澄よりかっこいい。努力するイケメンの無敵のかっこよさが好き。
すいれんの家まで送ることにした後平くん、無言で並んであるいているうちに、ふとすいれんが、壱に見えてくるw 川澄くんも言っていましたけど、すいれんは川澄・兄の壱と雰囲気が似ているようです。それに気が付いた後ちゃん、楽しそうにちょっとニヤっと笑う。すいれんの良さ、にちょっと気が付いたのかもしれない。
無事すいれんの家につき、そのまま帰ろうとする後平くん。
その時、すいれんがススーっと出てきて後平くんの前に立ちはだかり、恐る恐る手を上げる。そして。
『・・・・・・さよ・・・うな・・・ら・・・・・・で・・・す・・・』

その姿をじーっと見ていた後平くん。パアンと手を打って、ニっと笑う。そんな彼に深々と頭を下げてお礼を言うすいれん。
家に入ろうとしたその時、後ろから後平くんが声をかける。
『やっぱハイタッチはしない方がいんじゃねぇ?』
そう言うとくるっと背を向けてしまう。

うわあああああ きたかーーー!!!!!!この最後の表情!!!こっちまで赤面しちゃうぜ フゥ~!!////////////// 分かりたかった “川澄の彼女の良さ” 、分かりすぎちゃいましたねーーーー!!!!!体感しちゃったよねーーーー!!!!
すいれんの持ち味は素直さと芯の強さですよね。しかも、一般的に美人は気が強いイメージなのに、素直。いつもビクビクしてるのに、芯が強い。っていうギャップまであるから最高。ギャップは大きな魅力です。
人が素直な人の事を好ましく思うのは、突き詰めると俺(私)がその人に影響を与えたっていう、自己効力感が持てるからなんだろう。ましてや今回のように、相手がすっごい美男美女な場合とか、もしくは天邪鬼で気難しくて人の言う事なんて聞かないタイプだとか、何かしら “あの人が自分の言う事聞いてくれるわけない” 要素があって、そんな人が素直だと、より一層効力感を得られる。で、そんな風に自分から影響を受けてくれる相手が愛しくなるのは、実に自然な人のココロだと思うわけです。その自己効力感で、男性は支配欲を満たして、女性は愛情を確認しているんだろうなあ。
ああでも、後平くんにはそのまますいれんになびかずにいて孤高のポジション守って欲しかった気もするし、でもすいれんを好きになって三角関係になるために出てきた人だって分かってるし、でも高嶺の花にだって惚れない王様というか俺様な感じをこのまま愉しみたかった気もするし、でもすいれんの事を気になり出した後平くんの戸惑いとか考えただけであんまりないはずの私のSゴコロですらフツフツと滾ってしまうし、でもすいれんを選ぶなんて例え内面に惚れたんだとしても外見に群がる他の男と同じようでちょっと複雑な気持ちだし、でもやっぱり攻めの後平くんの言動なんて即死レベルでかっこいいに違いなくてキュン死したくてたまらない私がいるし…。とても困るんだよ。どっちも読みたくて。
ひとつ確実な事は、後平教に入信した私にとっては、後平様がどれだけ沢山のコマに出てくるかと、どれだけ俺様発言でキュンとさせてくれるかが、今後の全てという事です。本気を出した後平くんがどれだけすごいかなんて、ちょっと想像できない。できないっていうか、したくない。まだ自分の妄想に興奮して死ぬわけにいかないから。次の巻、3月25日だそうです。どうしよう、すっごいすっごい楽しみ!でもまだ10巻じゃ後平無双しないよね。もっと先だよね。てことは1年後くらいかな。ああ、先が長いな。。。
でもまた、私の大好きな小春ちゃんがすいれんを原因に失恋するのかと思うと、つらい。それだけがつらい。
---
(あなたの方がかわいいし)っていうゆりちゃんの心の声が、無性にかわいくてお気に入り。
あれから会話がなく迎えた水曜日。放課後、いつものカフェに来てくれるのか、すいれんは緊張の面持ちで待っていました。そこに走って川澄が現れる。その姿を見て、来てくれて良かったと思う気持ちと同じくらい、何を話していいか分からない緊張感でいっぱいのすいれん。
2人はいつも通り向かい合って座ってみたものの、会話もなく気まずい空気が流れているわけなんですけど、そこに後ちゃんがやってくる。ドサっと川澄の横に座り、一言の会話もない2人の前で「チューした?」と爆弾投下。わあああやめて!!チューとか今かなりNGワードだから!!!ていうか、ちょっとでも刺激を与えたら爆発するニトログリセリンのような危険な状態だって、見て分かれよ!分かった上でのあえての爆弾投下ならホント迷惑極まりないよ!!
その言葉にジワーっと涙目になるすいれん。言ったよ、私・・・と。そーだよ、そーなんだよ!言ったんだ!あのすいれんがキスしたいって言ったんだ!それなのに川澄の野郎・・・。そんなすいれんを向かいで見つめる後ちゃん・・・・・が、すっげーかっこいいwなにこのコマ、神。そして、ちょっと川澄かばうような事をあれこれ言った挙句、「めんどくさいな女って~」とかまとめコメントして、じゃあ行くわ、って去っていく・・・本当に自由だな。
このあと、川澄が寂しげな顔して「俺とつきあって楽しい?」って聞くんです。その時のすいれんのモノローグに感じ入る。
恋がこんなに 体中を 何も悪くないのに 使えないものにしていって
幸せになれるのかなって考えた時が 思い出せば今より幸せで
こんな事 乗り越えたいのに やり方がわからない
これって、あるある!相手を好きすぎると、付き合うのって楽しいより苦しい。好かれたいから遠慮して、気を使って、無理して、わがままどころか、本音のひとつも言い出せなくなってしまう。でも実は、それこそが好きの証だったりする。心底好きな人と付き合った時の苦しさは恋愛の醍醐味なのだと気がつくのは、そこまで好きじゃない人と付き合った時で、あーなんであの時もっと頑張れなかったんだ自分よ!とモーレツに後悔しても、いろいろ後の祭りだったりする。。。だから今頑張れすいれん!
そんな願いも虚しく、カフェからの帰り道、すいれんと川澄はお互いを好きな気持ちを確認し合うものの、今のままではダメだと思って、結局・・・
『・・・・・・少しだけ お互い・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・ゆっくり・・・・・・ ・・・・・・・・・考えよ・・・・・・』

と、距離を置くことになる。
雨の中、すいれんが「となりに居て」と傘もささずに川澄に抱き付いて、「大丈夫 ずっと居る」って川澄が抱きしめ返すシーンは、超ドラマチックで滾りました。さながら90年代の恋愛ドラマのワンシーン。久々に、こういう王道のシーンを見た気がする!でもこれ、不器用なすいれんと川澄だから、日々蝶々だから一層素晴らしかったんだと思う。普通のカップルではこのドラマチックさは感じられなかった。普段感情をあらわにしない、きつく抱き合うなんてあり得ない、そんな2人だからこその名シーンだったと思う。
さて、距離を置いている間、話したり一緒に帰ったり直接の接点はなくなるんですけど、偶然席が前と後ろになって、プリントを回す時に目が合ったり、川澄のシャーペンの音をすいれんが聞いてたり、川澄が屋上にいるすいれんをふと見上げたり・・・かするくらいの距離感でお互いを感じている描写が繊細で、なんかキュンとする。
夏休みの少し前、すいれんの席に川澄がそっとメモを置く。そこには、「祭り 一緒に行こう」と。
そして夏休みに突入。しばらくしてお祭りの日。
2度目のお祭りは、お面なしw 久しぶでぎこちないながらも、射的したりヨーヨー釣ったり、足が痛いすいれんを川澄がお姫様だっこというプライスレスな体験もあり、だんだん、前の2人のような自然なコミュニケーショに。
お互いの本音を語る2人。
『ききたかったの 会わない間 どうだった?』
『カッコ悪いけど さみしかった』

いやいやいやいや、かっこいいって。川澄くんがそんな事言うなんて・・・・ってすいれんが言ってますけど、全く同じ気持ちです。あの川澄が・・・//////////////////
さみしくて会いたかったというすいれんに、「電話くれたら会いに行くのに、日曜でも平日でも夜中でも」とか真顔でしれっと言う川澄がなんだか急にイケメンで困るんですけど。
やっぱり話さないとだめだと気付き、ぶつかり合う事を決めた2人は、とりあえず、元通り。
で、今巻のもうひとつの読みどころは、後半。
すいれんが自分の弱さや甘えに気が付いて、強くなろうと考えはじめる。それは、自分のためでもあり、これまで守ってきてくれたあやちゃんのためでもある。あやちゃんが「男めんどくさい」と言うのは、自分を守ってきた事も関係していると、すいれんは思うんです。
じゃあ、どうやって強くなろうかと思った時、空手道場の前を通りかかる。
そして、後平くんと遭遇。
その時、後平くんの後輩と思われる女子がキャーキャー言いながら後平に声援を送る。はいはいどーも、と流す後平くん。ちょーテキトーにw それを見ていたすいれんは、思わず後平くんのシャツの裾を掴む。
『ど・・・・・・・・・・・・・・・・・・うしたら・・・・・・・ そんなに・・・・・・ 強く・・・・・・なれ・・・ますか・・・?』

これには、あやちゃんも後平くんも、本人もびっくり。
心を強くしたいと言われた後平は、一度は突き放すものの、『火曜日、あのカフェのチーズケーキおごれる?」』と。
いいですね~この手慣れたセリフ!!あのカフェのチーズケーキおごれる?ですよ。どこから突っ込んだらいいのやら!あのカフェのチーズケー・・・ってしつこいですね、すみません。超ヒットしてしまいました。川澄くんも捨てがたいけど、俺様な後平くんがたまらん素敵です。
そんなわけで火曜日!
川澄には「あやちゃんも一緒」と嘘までついて、後平くんに会うすいれん。すいれんが強くなりたいのは、あやちゃんのてめでもある。だからこれは、一人で会わないと意味がない、と思っている。
さて、心配してくれたあやちゃんがカフェの入口まで送ってきてくれたのですが、そこで後平くんが失礼なひとこと。『弱いって 原因そーゆー所にあんじゃね』。なんかそれみんな薄々気が付いてるし、今ちょっと地雷だからやめて欲しいんですけど・・・って事に容赦なく切り込んでくる後平くん。あやちゃんを傷つけないでと言うすいれんに「傷つけてない 気付かせただけ」とばっさり。
ここから、苦手な相手に悩み相談という苦行タイム。悩みを話し始めるすいれん。
「川澄くんに挨拶しただけで周りが・・・」と言えば、「全員にあいさつすりゃいんじゃね?ハイタッチしながらサヨナラとか」とそれができれば苦労は・・・な回答。しかも、おれはそんなことしねーけどって、、、バカにしてんのか!なやりとりなのに、そんな回答をメモを取りながら聞くすいれんが健気すぎる。

後平くんは、なぜ今日来たのか。
一番に言いたかったんだな どうしてもこの子に
どこがそんなに・・・・・・
多分分かりたかった 川澄の彼女の良さ
川澄が、勝ったことを真っ先に伝えたかった相手がどんな人なのか、興味があった。つまり川澄のことが気になってるんですね、後ちゃんは。でも、それは分からなかったような、描かれ方です。
お店を出て、後平くんはスタスタ先に行ってしまう。
するとすぐに、後ろから声が聞こえてくる。「ここで何してるんですか?ひとり?」。振り返ると、さっそくすいれんが見知らぬ男性2人組に声をかけられて、ビクビクしている。
その様子を見て、ハァと溜息をついた後ちゃん、振り向いてひとこと。
『すいれん』

・・・・・・・・・・・・・・うっ・・・・・・・ドサッ・・・・
一撃必殺・・・!!!なんだこれ。威力ぱねぇ。。。本を持つ手が痺れてページをめくる事ができない。次のページも気になるけど、このひとコマをずっと見ていたいって両腕が言ってる。イケメンの振り向きざま呼び捨てがこんなに凄まじい力を持っているとは知らなかったぜ・・・。
しかしこれはイケメンに限る注釈が必要だ。普通は振り向きざまに下の名前呼び捨てなんてしようもんなら、「は?犬じゃねーし。」「呼び捨てとか何様?」と氷よりも冷たい視線を浴びせられた挙句、その場にひとり取り残されて結局自分が追いかけなきゃいけない痛い状況に陥り、周囲から悲しい視線に晒される極めて危険な行為です。
ああ神様、地球と私の間のより、後平と私の間に生じる引力の方が万倍強いです。自分をまっすぐ保てそうにありません。後平くんはいまのところ、どうしたって川澄よりかっこいい。努力するイケメンの無敵のかっこよさが好き。
すいれんの家まで送ることにした後平くん、無言で並んであるいているうちに、ふとすいれんが、壱に見えてくるw 川澄くんも言っていましたけど、すいれんは川澄・兄の壱と雰囲気が似ているようです。それに気が付いた後ちゃん、楽しそうにちょっとニヤっと笑う。すいれんの良さ、にちょっと気が付いたのかもしれない。
無事すいれんの家につき、そのまま帰ろうとする後平くん。
その時、すいれんがススーっと出てきて後平くんの前に立ちはだかり、恐る恐る手を上げる。そして。
『・・・・・・さよ・・・うな・・・ら・・・・・・で・・・す・・・』

その姿をじーっと見ていた後平くん。パアンと手を打って、ニっと笑う。そんな彼に深々と頭を下げてお礼を言うすいれん。
家に入ろうとしたその時、後ろから後平くんが声をかける。
『やっぱハイタッチはしない方がいんじゃねぇ?』
そう言うとくるっと背を向けてしまう。

うわあああああ きたかーーー!!!!!!この最後の表情!!!こっちまで赤面しちゃうぜ フゥ~!!////////////// 分かりたかった “川澄の彼女の良さ” 、分かりすぎちゃいましたねーーーー!!!!!体感しちゃったよねーーーー!!!!
すいれんの持ち味は素直さと芯の強さですよね。しかも、一般的に美人は気が強いイメージなのに、素直。いつもビクビクしてるのに、芯が強い。っていうギャップまであるから最高。ギャップは大きな魅力です。
人が素直な人の事を好ましく思うのは、突き詰めると俺(私)がその人に影響を与えたっていう、自己効力感が持てるからなんだろう。ましてや今回のように、相手がすっごい美男美女な場合とか、もしくは天邪鬼で気難しくて人の言う事なんて聞かないタイプだとか、何かしら “あの人が自分の言う事聞いてくれるわけない” 要素があって、そんな人が素直だと、より一層効力感を得られる。で、そんな風に自分から影響を受けてくれる相手が愛しくなるのは、実に自然な人のココロだと思うわけです。その自己効力感で、男性は支配欲を満たして、女性は愛情を確認しているんだろうなあ。
ああでも、後平くんにはそのまますいれんになびかずにいて孤高のポジション守って欲しかった気もするし、でもすいれんを好きになって三角関係になるために出てきた人だって分かってるし、でも高嶺の花にだって惚れない王様というか俺様な感じをこのまま愉しみたかった気もするし、でもすいれんの事を気になり出した後平くんの戸惑いとか考えただけであんまりないはずの私のSゴコロですらフツフツと滾ってしまうし、でもすいれんを選ぶなんて例え内面に惚れたんだとしても外見に群がる他の男と同じようでちょっと複雑な気持ちだし、でもやっぱり攻めの後平くんの言動なんて即死レベルでかっこいいに違いなくてキュン死したくてたまらない私がいるし…。とても困るんだよ。どっちも読みたくて。
ひとつ確実な事は、後平教に入信した私にとっては、後平様がどれだけ沢山のコマに出てくるかと、どれだけ俺様発言でキュンとさせてくれるかが、今後の全てという事です。本気を出した後平くんがどれだけすごいかなんて、ちょっと想像できない。できないっていうか、したくない。まだ自分の妄想に興奮して死ぬわけにいかないから。次の巻、3月25日だそうです。どうしよう、すっごいすっごい楽しみ!でもまだ10巻じゃ後平無双しないよね。もっと先だよね。てことは1年後くらいかな。ああ、先が長いな。。。
でもまた、私の大好きな小春ちゃんがすいれんを原因に失恋するのかと思うと、つらい。それだけがつらい。
---
(あなたの方がかわいいし)っていうゆりちゃんの心の声が、無性にかわいくてお気に入り。
Entry ⇒ 2015.02.14 | Category ⇒ 日々蝶々 | Comments (12) | Trackbacks (0)
アオハライド 別冊マーガレット 2014年12月号
![別冊 マーガレット 2014年 12月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61hJA90QkxL._SX180_.jpg)
別冊 マーガレット 2014年 12月号 [雑誌]
見たいのは
きみの喜ぶ顔

アオハライドしばらく更新していませんでした。。 書きかけた感想などあるのですが、そりゃまあ内容が薄くて・・・UPするのも何かに失礼なレベルで・・・。 今月もあまり感想が無いのが正直なところでありますが、物語の節目(というかクライマックス?)でもあるので、ここはひとつ乾いた雑巾を絞り上げるかのように書きたいと思います!
ちなみにそのUPしなかった何かに失礼なレベルの先月までの感想ですが、それが今月の感想を書く上で結構必要な内容だったので、一緒にUPしちゃいます。
▼先月までの感想はじまり。
あれっなんか冬馬あっさりフラれた……。こんだけ??????なんかもうちょっとないの??!!思わずこちらがウルっとしちゃうような、ああ、こんな菊池を振るなんて双葉よもう一度考え直せ!みたいな、そして洸か菊池か贅沢にいつまでもウジウジしてるあんたがさいこー羨ましいぜッッ!みたいな、そんなシーンはないの??フラれ際の菊池のかっこよさは必見だろうな !と鼻息荒かっただけに、このあっさりさっぱりな雰囲気はかなり肩すかしくらった気持ちです。。
クリスマス、フラれ男の菊池くんは双葉ソングを歌ってしまうのかなあ。そんな傷口に塩塗るようなマネしてしまうのかなあ。このタイミングの失恋だと他の曲練習する時間とか無かっただろうな、可哀想に…なんて余計なお世話過ぎる同情を彼に寄せてしまう。
三角公園、ここでぶっこむかあ~~!そこはやはり夏祭りまでとっておいてもらいたかったが、致し方ない。ここらで、あと1ミリを埋めてもらいましょう!あの日の約束の場所で。
ところで私が気になったのは、原付。
少女漫画におけるバイクといえば、人類が近距離をより早く楽に移動するための発明品ではなく、エンジニア達の夢と努力と技術の結晶でもなく、事故による悲劇で物語をドラマチックに仕立て上げるための必須アイテムですよね。
浮かれた洸が双葉以外見えないつまり信号なんて視界に入らなくなるトラップとか、ボール追いかけて子供が飛び出すどこかで見たことあるパターンとか、こんな時に限ってネコの親子連れが横切るアンラッキーとか。
そんなあれこれの結果ピザ屋のバイクで事故るなんて、そんなわたしのステレオタイプで陳腐な昭和的妄想が当たるなんてことやめてくれ。
▲先月までの感想おわり。お粗末様でした。
どうでしょうか。
今月号、フラレ男の菊池くんは今や元カノとなってしまった双葉へのラブソングを熱唱ですよ。余計なお世話が的中。。。
そして、原付ではないものの、私の昭和的妄想も微妙に当たり。。。
そんなわけでなんだか “うわぁ・・・” って気持ちになっている今月です。なんてびみょーなんだ。
特に事故のところは先月半分冗談で書いた感想です。まさかこんな古典的な展開は・・・ねぇ?(笑)あり得ないっしょ!タッチかよ!と思いながら書いていたのに、まさかまさかこんな展開・・・・。
では、あらすじ含めた今月の感想です。ネタバレです。
クリスマス。
ビザ屋バイトの休憩中の洸。電話で双葉と約束して、ガラにもなくソワソワしちゃって、一人妄想を膨らませる。
そこに店長が現れる。きっと誰か風邪で休みだから代打をとか言い出すんだ…と意地悪く思ったら「今日のバイト延長頼めないかな…」と案の定のお願い。渋々引き受ける洸。
あーなんかもうこの辺から風向きおかしい。本当なら一度帰って、この後あるかもしれない、クリスマスの夜にやる事はひとつだろ的な万が一の展開のために、シャワー浴びようとしていた余裕スケジュールのはずが、直接行けば20分だから、、、に切り替わる。もー絶対絶対、時間通り着かないパターン。
クリスマスなんてビザ屋さんが一年で最も稼がねばならない時期に違いなく、しかし頼みのバイトくん達は自分が楽しむ事に忙しい日でもあり、そんな中、ほとんど休みを取れていないであろう店長以下社員の方々には心から感謝と同情を寄せます。しかし、これでまた3度目の正直が崩れ去るような展開になるのなら、この店長は過労で倒れる前に全読者の呪いですごい不幸な何かに見舞われると思うわ。
その頃の冬馬。
ライブハウスで、以前から何かと器の小ささを露呈している友人・瞬氏と会話。そんな残念な瞬の『こんな大火傷するくらいなら かげでこっそり想ってる方がマシだったじゃんっ』というチキン野郎発言に対して冬馬は。『思う事だけに一生懸命なんてそんなの誰だって出来る 俺そういう奴になりたかったわけじゃないし そんなの絶対やだった』と男気溢れる回答。
『だから自分のその行動に対しては全然後悔してない』

あぁ今日もさわやか。確かに一度は付き合えたわけだし、付き合って頑張って、その結果がこれなわけだし、仕方ないですね。こんな冬馬なので、次に好きになる人とは上手くいくだろうと思う一方で、次も上手くいかないとこじらせ人生がスタートしてしまうような嫌な予感も拭えません。なので次回がとても重要です。言いよって来た子と付き合うもよしですが、彼の狩猟本能が満たされず結局「なんか違う。吉岡さんを想っていた時の情熱がない」と別れる道を辿りそうなので、ちょっとオクテそうな男性と接点の少なそうな、地味なのにメガネはずしたらかわいい、みたいな隠れキャラを見つけ出したらとても良い気がする。そしてその子が冬馬と付き合う事でみるみる可愛くなって、周りから羨ましがられたりしたら、なんだかとても気持ち良いでございます。
さて、7時に三角公園で待ち合わせた双葉と洸は。
双葉が早々に到着し、洸はというとバイトが長引いてダッシュしても間に合うかどうかという微妙な状態。
それなのに道中花束なんて買っちゃったりして、ガラにもない事しちゃうくらいウキウキなのね~と微笑ましいんだけど、でもどこか冷めてしまっている自分がいたりします。だってもー絶対また何か起こるじゃん?7時にすんなり会えるわけないでしょ??と100%疑いの眼差しで読んでしまう。そんな風にいちいち疑いながら読むのに疲れたな~とこれまでの疲労感に浸っていると。
これ。

もーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!ほらあ!!!!!!!!!!!!!!!
ハァ・・・溜息。
分かりづらい画像ですみません。左上が車、路上には、洸が抱えていた花束が無残に散っています。ここで事故とかもういい・・・韓国ドラマなのかこれは・・・。てことはこの先に待ち受けるのは記憶喪失か?
そんな韓流展開になっているとはつゆ知らず、公園で洸を待つ双葉。時間はもう8時。そこで、双葉の携帯が鳴ります。着信は洸からなのに、出てみると田中先生の声。。。先生から洸が事故に遭って『今意識がない』と突然聞かされ、そのまま双葉が病院に駆けつける。
そして、恐る恐る病室のドアを開けると。

ハァ・・・再び溜息。
無事で良かったというより、もう全体的にどうでもいい気持ちになってます(笑)
この後、病室で抱き合い告白し合う的なお熱いシーンなのですが、、、その前に冷や水ぶっかけられた私の心はまだブルブル震えております。ちっとも温まらないよーーーーー!!!!!感動する心を返してくれッッ!!!やっと二人の想いが通じ合った場面なのに、この場面のために何年も待ったのに、それなのに・・・全然盛り上がれないorz
いや、絞り出すと決めて書いているのでもっと絞ってみよう。。きっと何か、少しはキュンとできたはず。パラパラと戻ってみる。あ、「おまえしか好きになった事ない」発言は、結構、ときめいた・・・かな?この小さな火種に薪をくべるとしたら、あのクールぶってひねくれて生意気だった洸が…女たぶらかしてそうに見えなくもない洸が…夜遊びの結果年上のおねえさん相手にとっとと童貞卒業してそうな洸が…好きになったのは一人だけ!っていう初々しさがたまらんとか、その案外純情な感じが「田中くん」時代を彷彿とさせるとか、思ってみるといいかもしれない。なんだかくすぐったい。
よし。半ば強引に自分の気持ちを引き上げた結果、待ち合わせ前に事故るという韓流的というか昭和の魔法で凍り付いた心が、半解凍されました。
翌日、2人がもう一度三角公園で待ち合わせをして、今度こそ無事に会う事ができて、ついでに花束も渡せて、双葉と洸が満面の笑顔、というシーンで今月は終了です。
なんだか色々残念な気持ちで読み終えました。その残念な気持ちに拍車をかけたのが、次ページからの「君に届け」で。アオハライドの残念感を引きずりながら読みはじめたら、これがまあ最高なんです!この回が過去最高かも?と思う程。君届のネタバレは控えますが、誠実な「別れ」ってこういうものだよな~としみじみ思ってしまって、双葉と冬馬の別れもそれなりに誠実だったと思うものの、益々色褪せてしまった。。。ついでに洸と双葉の想いが通じ合うシーンも。どこかサラリとしているもんな。その空気がアオハライドらしいんだけど。
クライマックスってことは、そろそろ終わりなんですよね。双葉と洸は付き合った後が面白そうなのに、付き合うまでで終わりなんて・・・それがちょっと残念ではありますが、ラストまで見届けたら、咲坂先生の次の新作を楽しみにしよう、と既に気持ちを切り替えています。
---
田中先生の「意識ない」は確信犯なのか…?
Entry ⇒ 2014.11.24 | Category ⇒ アオハライド | Comments (22) | Trackbacks (0)
ちはやふる 26巻

ちはやふる(26) (BE LOVE KC)
好きなんだ 千早が
藪から棒になんですが、どうしようもない気持ちです。
つらくて、目の前のページが真っ黒に見えます。
久々のアップがこんな事でいいのかと思わなくもないですが、この巻を読んだ方なら、そこはひとつ広い心で受け止めて下さると信じ切れるくらい、太一派のボブにはつらいです。
読み返して、話をサマって感想書くなんて到底無理(´;ω;`)ウッ…
一方で、突き動かされるように感想を書かずにいられない状態でもあり、そのまんまの気持ちを、どうかシェアさせて下さい。(多少ネタバレです。)
26巻は、太一。
太一の告白。これに尽きます。
告白の言葉。一言の無駄もなくて、ストレートなのに情緒的で、震えた。
痺れるほどかっこよく、たまらなく切なかった。
こんな濃く深く大きな太一の気持ちを、言葉にすると一体どんな風になるのかと、ずっとずっとソワソワ期待していたけど、先生の頭の中ではこんな風になっていたんだなあ。
なんでも持ってるなんでもできる太一の不思議なほどのかるたに対する情熱の出処は、とどのつまりは千早への想いだったのだと改めて気づかされた26巻。
卑怯じゃない自分になりたいとか、逃げないヤツになりたいとか、それは本当の目的にたどり着くためのマイルストーンだったんだ。
あーだめだだめだ。打ちひしがれてなんも言葉が浮かばない。。。
パラパラとめくってみる。(あくまでもパラパラ。読み込むのはまだ無理。)
ああそうだ。太一の背中を押した花野さんも、めちゃくちゃかっこよかった。花野さんの一途な想いがとてもかわいくて大好きになっていたので、彼女の真っ直ぐで正直な気持ちと、いつの間にそんなに本気で太一を想っていたのかと感動するあの告白に涙ぼろぼろ。
なんでこんなに太一が魅力的なのかを考えながらふと思う。絶賛休載中のHUNTER×HUNTERと重ねると(←本気で落ち込むが2時間後には、今再びの焦らしプレイ♡と気持ちを持ち直せる程度にMゴコロが発達してしまった)、新はゴンで太一はキルアポジションだと私は思っているのですが、何故かといえば、人気投票でキルアが1位になるのと同じ理由で私は太一を支持しているからなのです。いつも真っ直ぐでブレなくて壁にぶつかってもその気持ちの強さでワクワクしながら乗り越えていくヒーローよりも、有能で強くてかっこいいのになぜか自己否定的で時に中二臭く悩んだり不器用だったりする人の方を、どうしたって愛してしまうんだ。そういえば2人とも実はサラブレッドだとか、母親に間違った溺愛をされているとか、どーでもいい共通点も見つけてしまったりなんかして、そんな風に妄想が飛躍して楽しくなった結果、今、H×Hを無性に読みたい。読んでこの陰鬱な気持ちを吹き飛ばしたい。
最後の最後。
ここでぶっこむのかキスシーン!と驚きと興奮の26巻フィナーレ。千早のファーストキスの相手が太一だという事でほんのちょっとだけ、溜飲が下がったのは私だけではないはず。
千早の恋愛に、何かひとつくらい、太一の爪跡が残って欲しいじゃないか!!男としての!!どうせなら、かする程度で済ませずに、もっとがっつりいけば良かったのに。。ついでに、これが千早のファーストキスじゃなくても別に構わない。新より先、という事実だけが私にとって重要なので。そしたら千早は、新と今回と同じこういう何かがあった時(←ハッキリ言いたくない)、嫌でも太一を思い出すはずなので。えげつない考えですか、ええ、そうでしょう。でもいいんです!綺麗事を書く心の余裕なんて千早の「ごめん」で消し飛んだもんッッ・゚・(ノД`)・゚・
あーつらい。つらい。つらいよぅ。私が今どの位太一に幸せになってもらいたい気持ちかを表すのは難しいのだけれど、例えばある日、やる気なく会社の敷地内を歩いていた時に一冊の黒いノートを拾ったとして、それは名前書くと死んじゃうあれではなく、マンガ神が落としたストーリー展開に影響を及ぼせる不思議な力を持つノートであり、そこに名前を書かれたかませ犬はヒーローを完全下克上してヒロインとハッピーエンドになれるのだとして、でもそのノートには1ページしかなくておそらく1人の名前しか書く事しかできないのだとした時に、戦いにはついていけず恋にも敗れ国民的かませ犬として名高いヤムチャも、南を甲子園に連れて行けなかったかっちゃんも一切見なかった事にして、微塵も迷わず真島太一と書きます!という位、太一の幸せを願っている。
太一のバッドエンドの予感に満ちていますが、でもこの先、太一と千早エンドにならないとも限らない、と自分に言い聞かせてみる。だって、思い起こせば今日の千早があるのは太一のお陰で、それに千早が気がついたら、いつも身近にいてくれた幼馴染がいつの間にか最も大切な人に変わる、という少女漫画の王道になるから。ただしそれは、余程上手く展開させて頂かないと、千早が易きに流れた感が否めなくなる危険と隣り合わせです。
話としては、新と千早がくっついたらやっぱり美しいんだ。それは間違いなく王道中の王道で、少年ジャンプ的清々しさを持つこの作品にお似合いの展開なんだ。
でも、ハーマイオニーはそりゃハリーポッターでしょ!と世界中の老若男女が疑いもしなかったのに、まさかのロン………という事もあったので、未来は分からないと思うことで心のバランス取っておこうと思う。
---
「相談」って肩抱かれたい欲求
太一の告白。これに尽きます。
告白の言葉。一言の無駄もなくて、ストレートなのに情緒的で、震えた。
痺れるほどかっこよく、たまらなく切なかった。
こんな濃く深く大きな太一の気持ちを、言葉にすると一体どんな風になるのかと、ずっとずっとソワソワ期待していたけど、先生の頭の中ではこんな風になっていたんだなあ。
なんでも持ってるなんでもできる太一の不思議なほどのかるたに対する情熱の出処は、とどのつまりは千早への想いだったのだと改めて気づかされた26巻。
卑怯じゃない自分になりたいとか、逃げないヤツになりたいとか、それは本当の目的にたどり着くためのマイルストーンだったんだ。
あーだめだだめだ。打ちひしがれてなんも言葉が浮かばない。。。
パラパラとめくってみる。(あくまでもパラパラ。読み込むのはまだ無理。)
ああそうだ。太一の背中を押した花野さんも、めちゃくちゃかっこよかった。花野さんの一途な想いがとてもかわいくて大好きになっていたので、彼女の真っ直ぐで正直な気持ちと、いつの間にそんなに本気で太一を想っていたのかと感動するあの告白に涙ぼろぼろ。
なんでこんなに太一が魅力的なのかを考えながらふと思う。絶賛休載中のHUNTER×HUNTERと重ねると(←本気で落ち込むが2時間後には、今再びの焦らしプレイ♡と気持ちを持ち直せる程度にMゴコロが発達してしまった)、新はゴンで太一はキルアポジションだと私は思っているのですが、何故かといえば、人気投票でキルアが1位になるのと同じ理由で私は太一を支持しているからなのです。いつも真っ直ぐでブレなくて壁にぶつかってもその気持ちの強さでワクワクしながら乗り越えていくヒーローよりも、有能で強くてかっこいいのになぜか自己否定的で時に中二臭く悩んだり不器用だったりする人の方を、どうしたって愛してしまうんだ。そういえば2人とも実はサラブレッドだとか、母親に間違った溺愛をされているとか、どーでもいい共通点も見つけてしまったりなんかして、そんな風に妄想が飛躍して楽しくなった結果、今、H×Hを無性に読みたい。読んでこの陰鬱な気持ちを吹き飛ばしたい。
最後の最後。
ここでぶっこむのかキスシーン!と驚きと興奮の26巻フィナーレ。千早のファーストキスの相手が太一だという事でほんのちょっとだけ、溜飲が下がったのは私だけではないはず。
千早の恋愛に、何かひとつくらい、太一の爪跡が残って欲しいじゃないか!!男としての!!どうせなら、かする程度で済ませずに、もっとがっつりいけば良かったのに。。ついでに、これが千早のファーストキスじゃなくても別に構わない。新より先、という事実だけが私にとって重要なので。そしたら千早は、新と今回と同じこういう何かがあった時(←ハッキリ言いたくない)、嫌でも太一を思い出すはずなので。えげつない考えですか、ええ、そうでしょう。でもいいんです!綺麗事を書く心の余裕なんて千早の「ごめん」で消し飛んだもんッッ・゚・(ノД`)・゚・
あーつらい。つらい。つらいよぅ。私が今どの位太一に幸せになってもらいたい気持ちかを表すのは難しいのだけれど、例えばある日、やる気なく会社の敷地内を歩いていた時に一冊の黒いノートを拾ったとして、それは名前書くと死んじゃうあれではなく、マンガ神が落としたストーリー展開に影響を及ぼせる不思議な力を持つノートであり、そこに名前を書かれたかませ犬はヒーローを完全下克上してヒロインとハッピーエンドになれるのだとして、でもそのノートには1ページしかなくておそらく1人の名前しか書く事しかできないのだとした時に、戦いにはついていけず恋にも敗れ国民的かませ犬として名高いヤムチャも、南を甲子園に連れて行けなかったかっちゃんも一切見なかった事にして、微塵も迷わず真島太一と書きます!という位、太一の幸せを願っている。
太一のバッドエンドの予感に満ちていますが、でもこの先、太一と千早エンドにならないとも限らない、と自分に言い聞かせてみる。だって、思い起こせば今日の千早があるのは太一のお陰で、それに千早が気がついたら、いつも身近にいてくれた幼馴染がいつの間にか最も大切な人に変わる、という少女漫画の王道になるから。ただしそれは、余程上手く展開させて頂かないと、千早が易きに流れた感が否めなくなる危険と隣り合わせです。
話としては、新と千早がくっついたらやっぱり美しいんだ。それは間違いなく王道中の王道で、少年ジャンプ的清々しさを持つこの作品にお似合いの展開なんだ。
でも、ハーマイオニーはそりゃハリーポッターでしょ!と世界中の老若男女が疑いもしなかったのに、まさかのロン………という事もあったので、未来は分からないと思うことで心のバランス取っておこうと思う。
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「相談」って肩抱かれたい欲求
Entry ⇒ 2014.10.13 | Category ⇒ ちはやふる | Comments (26) | Trackbacks (0)
アオハライド 別冊マーガレット 2014年08月号
![別冊 マーガレット 2014年 08月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/6188V6HsepL._SX180_.jpg)
別冊 マーガレット 2014年 08月号 [雑誌]
もっと向き合おう

ごめんなさい!!先月の感想をスキップしてしまいました!なんかリュク盗まれたあたりから、私の気持ちが置いてきぼりになってしまった…orz そして今月・・・うああ、書けない。書けない。だって、この展開にそんなに感想がないのです・・・。
久しぶりの田中先生やっぱかっこいい!キュン♡♡♡
以上。今月の感想おわりっ。
そんな程度です。
だって、だってさ。あんな風に抜け出して、洸と大事な瞬間を共有して、ああこの瞬間一緒にいられて良かったとか思ってるのに、結局冬馬なの!?!?で、そんな私もまるごと受け止めるって言ったよね?って、おまえ…。開き直りも甚だしいし、思っていることを何でも正直に話す美学とかいらん!イライライライラ
では、感想がないとか言いながら結局書いてすみません。ダイジェスト(私の悪意を含んだ主観で歪んでますぜ!)っぽく今月のお話を振り返りたいと思います。
冒頭は、修学旅行での己の行いを反省し、自己嫌悪する双葉ちゃん。
“友達代表” は本心だったのかな、そういえば出発の朝だって、人ごみの中で洸を見つけちゃったもの…やっぱり洸への気持ちが消えてないのだわーとベッドの中ひとり考え、火を見るよりも明らかな事実をようやく認める。

しかし、「菊池くんはそんな私をまるごと引き受けるって言ったもん!」とキリリと立ち直る。

わーポジティブ。
その頃、修子と小湊@駄菓子屋のおばあちゃんの告別式。
実は修子は過去におばあちゃんに会った事があり、その時を回想。とここで、回想にて田中先生登場。

この後、休んだ小湊にプリントを渡す役を買って出た修子が、道に迷って小湊宅の近くの駄菓子屋に寄り、おばあちゃんから小湊のあれこれを聞いた、というエピソードに。
これ、最初から考えていたらすごいなあ。なんかちょっと後付け感を感じてしまうのだけど(汗)
そんな修子の話を受けて、小湊も語る。教室で「ポジティブキャラがウザい」と小湊がクラスメイトに陰口叩かれていた時に、そんな事言ってるあんたらのがウザい、と修子が一喝したのを(本当は読書の邪魔されて苛立っただけ)小湊が教室の外で聞いていた のが、小湊の恋落ちの瞬間だったそうです。
そうですかそうですか。なんだかいい雰囲気じゃないですか。小湊くんの恋の成就は全然望んでいませんが、実ってしまいそうな流れですね。面白くありませんw
冬馬と会った双葉。あの時の事を説明しようとすると、タイミングを外される。意を決したその時。

?????!!!うわぁキザだなぁ…。わたし、無理。一瞬洸の方がスカしてて自己愛強そうに見えるけど、実は冬馬のがきてるなと最近思う。でも、どこまでも優しくて本当にいい子なのだが。
そんなキザな行為にて、菊池くんはこの話はしたくないんだ…と理解する双葉。でもわたしはしたいの!と『菊池くんっ私の話聞いて!聞いて!そんでちゃんと話そう』とゴリ押し。そして。

むぅ…。なんか正しく前進しているように見えなくもないけど、この双葉のポジティブ美学にイライラするぜ。

そしてこれ!謝ってからの開き直り&責任転嫁!すげー!謝罪したようでいて実のところ完全に開き直るこのワザ!!冬馬、しっかり!と思ったら。。。
元々吉岡さんはまだ馬渕を好きかもって迷っていたし、そこにつけこんじゃったし俺…確かにこれじゃだめだ、ちゃんと話し合わなきゃ!よし、吉岡さん、僕たちもっとたくさん話そう!…ってな展開。それでいいの?冬馬くん。やだーもうついていけないよー。勝手にしてくれよー。
冬馬は不安な気持ちを抱えつつ、双葉にキスして抱きしめて、一応ラブ&ピースな空気に着地。
なんか複雑~。洸にまだ気持ちがあるって自覚してて、彼氏とはいえ別の人とキスして違和感ないのかなー。いや、カマトトぶってるわけじゃないですよ!むしろ冬馬としてみて、やっぱりこの人じゃないかも…とか気付けばいんじゃないの~?と思っていた。が!違和感どころか、キスして抱きしめられて、あははと幸せそうに笑う双葉。。。わーもう私が人間不信になりそうだ。
洸はというと、やっと成海と会う事ができて、来週以降いよいよ決着つけるのか?というところ。
あー早くテンション上がりたいなあー。
---
洸の匂いがする…にはキュンした。
“友達代表” は本心だったのかな、そういえば出発の朝だって、人ごみの中で洸を見つけちゃったもの…やっぱり洸への気持ちが消えてないのだわーとベッドの中ひとり考え、火を見るよりも明らかな事実をようやく認める。

しかし、「菊池くんはそんな私をまるごと引き受けるって言ったもん!」とキリリと立ち直る。

わーポジティブ。
その頃、修子と小湊@駄菓子屋のおばあちゃんの告別式。
実は修子は過去におばあちゃんに会った事があり、その時を回想。とここで、回想にて田中先生登場。

この後、休んだ小湊にプリントを渡す役を買って出た修子が、道に迷って小湊宅の近くの駄菓子屋に寄り、おばあちゃんから小湊のあれこれを聞いた、というエピソードに。
これ、最初から考えていたらすごいなあ。なんかちょっと後付け感を感じてしまうのだけど(汗)
そんな修子の話を受けて、小湊も語る。教室で「ポジティブキャラがウザい」と小湊がクラスメイトに陰口叩かれていた時に、そんな事言ってるあんたらのがウザい、と修子が一喝したのを(本当は読書の邪魔されて苛立っただけ)小湊が教室の外で聞いていた
そうですかそうですか。なんだかいい雰囲気じゃないですか。小湊くんの恋の成就は全然望んでいませんが、実ってしまいそうな流れですね。面白くありませんw
冬馬と会った双葉。あの時の事を説明しようとすると、タイミングを外される。意を決したその時。

?????!!!うわぁキザだなぁ…。わたし、無理。一瞬洸の方がスカしてて自己愛強そうに見えるけど、実は冬馬のがきてるなと最近思う。でも、どこまでも優しくて本当にいい子なのだが。
そんなキザな行為にて、菊池くんはこの話はしたくないんだ…と理解する双葉。でもわたしはしたいの!と『菊池くんっ私の話聞いて!聞いて!そんでちゃんと話そう』とゴリ押し。そして。

むぅ…。なんか正しく前進しているように見えなくもないけど、この双葉のポジティブ美学にイライラするぜ。

そしてこれ!謝ってからの開き直り&責任転嫁!すげー!謝罪したようでいて実のところ完全に開き直るこのワザ!!冬馬、しっかり!と思ったら。。。
元々吉岡さんはまだ馬渕を好きかもって迷っていたし、そこにつけこんじゃったし俺…確かにこれじゃだめだ、ちゃんと話し合わなきゃ!よし、吉岡さん、僕たちもっとたくさん話そう!…ってな展開。それでいいの?冬馬くん。やだーもうついていけないよー。勝手にしてくれよー。
冬馬は不安な気持ちを抱えつつ、双葉にキスして抱きしめて、一応ラブ&ピースな空気に着地。
なんか複雑~。洸にまだ気持ちがあるって自覚してて、彼氏とはいえ別の人とキスして違和感ないのかなー。いや、カマトトぶってるわけじゃないですよ!むしろ冬馬としてみて、やっぱりこの人じゃないかも…とか気付けばいんじゃないの~?と思っていた。が!違和感どころか、キスして抱きしめられて、あははと幸せそうに笑う双葉。。。わーもう私が人間不信になりそうだ。
洸はというと、やっと成海と会う事ができて、来週以降いよいよ決着つけるのか?というところ。
あー早くテンション上がりたいなあー。
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洸の匂いがする…にはキュンした。
Entry ⇒ 2014.07.13 | Category ⇒ アオハライド | Comments (54) | Trackbacks (0)
オオカミ少女と黒王子 別冊マーガレット 2014年06月号
前の記事でごめんなさい!書いてあったのでUPしちゃいます。
こちらは、6月号の感想です。最新は8月号ですので、お気をつけ下さい!
別冊 マーガレット 2014年 06月号 [雑誌]
興味ねぇわけないだろ…

今月は最終回なんですか?
なんですかこれ。読みました?私もう、軽く30回は死にましたよ。あと2つ程しかライフポイントがないです。うっかり読み返したら、もうこちらの世界に戻って来れません。
なのであまりガン読みせずに、思いのたけをひたすらぶちまけたいと思います。あらすじ少なくてごめんなさい!!!(とはいえ多少あらすじ込みのネタバレで書きます!)
こちらは、6月号の感想です。最新は8月号ですので、お気をつけ下さい!
![別冊 マーガレット 2014年 06月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Tp5F9gHYL._SX180_.jpg)
別冊 マーガレット 2014年 06月号 [雑誌]
興味ねぇわけないだろ…

今月は最終回なんですか?
なんですかこれ。読みました?私もう、軽く30回は死にましたよ。あと2つ程しかライフポイントがないです。うっかり読み返したら、もうこちらの世界に戻って来れません。
なのであまりガン読みせずに、思いのたけをひたすらぶちまけたいと思います。あらすじ少なくてごめんなさい!!!(とはいえ多少あらすじ込みのネタバレで書きます!)
さて、ドキドキの温泉旅行に来ていたお2人ですが、待望の大人の夜のアクティビティは、恭也くんの「疲れた。寝る」の一言で強制終了となり、そのまま朝になりました。チュンチュン
期待と不安で胸いっぱいだったエリカは、肩すかしをくらったようでご機嫌ナナメ。そりゃそうだ。
先月は、読んでいてつらかった。こちらはやる気満々だというのに、そっちは違うのか・・・?と思った時の悲しさ。。。お前、乙女の決心なんだと思ってんの?このヘタレ!チ○カス野郎!!!!とお下品な言葉とともに怒髪天をつく状態でした。100歩譲って、大事に思っているからこその行動だったとしよう。でもな、相手が「大事に思われている」と分からなければ、それは思っていないのと同じ事だバカ野郎!!!!
その後もその出来事を引きずり、気まずい状態が続く2人。
恭也くんは、神谷&健の野次馬ズに旅行中の事をあれこれ聞かれ、結局、やらずに帰ってきた事を「逃げた」とからかわれる。からかいつつも、神谷がマジコメント。
『こういうデリケートな問題は 男の方が率先してダメージ受けるもんだよ』
えっ…… 何この神谷がイケメンに見えるマジック……戸惑う!////////////
さて、エリカはというと、いじけつつも自分に何か至らない事があったんじゃないかと思い悩んでいます。そして、仲直りの機会を逃していた事に鬱々としている。。
そんな中、ある休日に偶然マリン達とお茶する事になったエリカは、その悩みを打ち明けてみます。もちろん自分の事ではなく、 “私の友達の話” という体で。その友達は、付き合って1年&泊まったけど何もなかったんだけど、どう思う?と。
とりあえず、男は「ヘタレ」とバッサリ。ホントそうだよ。むしろ、あり得なすぎて真剣にイ○ポを疑うレベル。男は ヘタレだとして、じゃあ、その何もなかった理由をその子は彼氏に聞いたのかと、マリン達に聞かれたエリカが「聞いてない」と答えると。
『男以上に女がだめだね それじゃ』

と意外な意見が。
「はじめてなんだし聞きづらい」とうつむくエリカ(あくまでも、友達の話という事になっている)。追い打ちをかける2人。
『はい それがもうダメー』
『もっと前に進みたいし触れたいって思うことのなーにが恥ずかしいのか!』
『当たり前のことじゃん 自然な気持ちじゃん!』
厳しー!そして正しい!でも、なかなか聞けないですよね?!そもそも、あれだけ整った環境で手を出されなかった事実を受け止めるのがつらい。。その上、なんで?って聞くという事は、こっちはそのつもりだったのに何故してくれなかったんだ!って事なわけで…。プライド全捨てしなきゃ聞けないですよね。。
しかも、勇気を出して聞いたところでだよ、答えが「大事だから」とかポジティブなものならいいけど、「お前じゃ勃たん」的な回答だったら…悲劇だ。トラウマ確定。
そう考えると、手を出して拒否られた世の中の男性に心底同情します。男女では拒否の重さが多少違うとはいえ、彼女に拒否られたらつらいよね。男子の皆様は、大事に思って何もしないくらいなら、試しにちょっと手を出して様子見してみてください。女子の皆様は、いざとなったら腹くくって彼氏に無用なトラウマを植えつけないようにしましょう。
話を戻します。
マリン達の言葉に勇気づけられたエリカは、女は度胸!と恭也くんの携帯にかけようとします。ところがその瞬間、向こうから電話が。
公園で待ち合わせて、そのままベンチに腰掛ける2人。あの時の事を申し開きするために呼んだのでしょう、明らかに気まずそうな恭也くん。重い空気が2人を包みます。
先に声を出したのはエリカ。意を決して発した言葉は。

『あたしになにかいたらぬてんがありましたでしょうかっっ』
わあああああああ聞いたあああああああ!!!!!!もおおおおおおおおエリカラブ!ラビュー!!!!!!!!!!!
あんた勇者だよ!!!!!!ドラゴンの剣が装備できるよ!!!!!
『それ以上 言わなくていい』

エリカの言葉を遮った恭也くん。そりゃ、遮るよね!ここまで女に言わせるなんて!聞いているこちらがつらい!ほんとはなあ、お前がヘタレなんだぞ!それをこんなに謙虚に……(´;ω;`)ウッ…つまらないプライドとかかなぐり捨ててた、捨て身の問いかけ。どうか誠実に応えてあげて。
『どうしていいか分からなかったんだよ』

『…はじめてだよ なんとも思ってねぇ奴以外とすんのなんて』
それを聞いて泣き出すエリカ。スッピンまずかったのかなとか、子供だと思われたかなとか、自分に興味ないのかなとか、悩んでいた気持ちが言葉と共に溢れ出す。
それを聞いた恭也様。
『…興味ねぇワケないだろ』
とキス。
やばいやばいやばいやばいこの展開やばい。絶対死ぬ。悶え死ぬ予感5000%。
そして、恭也宅へ移動してコンティニュー。もうね、これはおそらく初体験の究極の形ですね。つーかこんなの読み過ぎたら現実に戻れなくなって二次元に精神を閉じ込められるね。それで一向に構わない。
エリカが緊張するのと同じく、恭也くんにも若干の照れと緊張が見られた事で、エリカがそれを「カワイイ」と言うと。
『すぐそんな余裕なくしてやる』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あれ?私、生きてる???平成の日本で、辻斬りに遭いました。一瞬で殺されたので、自分が死んだことに気が付いていないのかもしれません。私は生きているのでしょうか?死んでいるのでしょうか?つかこの恭也くんの攻撃、過去最高じゃないか??????ラスボス1ターンで殺す勢い。マジで。
いつもの俺様的ニヤリな表情もカクイー!だよ。でもさ、この裏の無い全開の優しい微笑みはなに????幻覚???????発言Sでありながらこの優しさと愛情に満ちた表情がもう……クッ…思い出しただけでまたライフポイント減った。激しい毒に侵されて、何もしていないのにダメージ食らってる。
こういう場面でも、ドS全開であの悪そうな笑みで迫りそうなイメージなのに、いや、もちろんそれもかっこいいんだけど、恭也様の半分は優しさでできています、みたいな配分でこられると、S王子の上をいくかっこよさなんだよ!!!つまり、神???ああ、脳ミソがプルプルしてるprprprprprprprprpr 気がついたら様呼びになってるし。
今回は初回だし、1回こじらせて自信喪失した後だし、エリカに対してこの位の優しさが欲しいところでした!強引だけど優しい…って、世界30億人の女性共通の願望じゃなかろうか?お国柄とか嗜好性とか関係なく!万国共通!!!!大げさだけど、そのくらい書いてしまいたい!!!だってかっこいいんだもん!!!!あーもどかしい!ブログってなんで言葉で書かなくちゃいけないの?今の脳波がそのまま伝えられたらいいのに。言語の限界を感じるぜ。
先に進めます。
そんなクライマックス級の盛り上がりを見せているところで、鳴るチャイム。……も~。ラブコメってこうなるからつらい(泣)邪魔すんなよおーーーーーー!!!!!
というわけで、恭也様を元気づけるために夕飯をもってやって来た2人。

マジ殺意。
というラブコメらしいオチで今月は終了!
やー滾りましたね!!!久々に恭也様の底力を見た。大満足!!!今更エリカちゃんのポジションを羨ましいとは思わないけど、いや、ウソつきました。羨ましいです。でも、ボブの年齢的にリアリティがないので、むしろ恭也くんにご指導を施したお姉様を羨ましく思いますね!とそんな本音全開の感想で終わりたいと思います。
---
「興味ねぇわけないだろ」
否定の否定で肯定にゴロンゴロン
期待と不安で胸いっぱいだったエリカは、肩すかしをくらったようでご機嫌ナナメ。そりゃそうだ。
先月は、読んでいてつらかった。こちらはやる気満々だというのに、そっちは違うのか・・・?と思った時の悲しさ。。。お前、乙女の決心なんだと思ってんの?このヘタレ!チ○カス野郎!!!!とお下品な言葉とともに怒髪天をつく状態でした。100歩譲って、大事に思っているからこその行動だったとしよう。でもな、相手が「大事に思われている」と分からなければ、それは思っていないのと同じ事だバカ野郎!!!!
その後もその出来事を引きずり、気まずい状態が続く2人。
恭也くんは、神谷&健の野次馬ズに旅行中の事をあれこれ聞かれ、結局、やらずに帰ってきた事を「逃げた」とからかわれる。からかいつつも、神谷がマジコメント。
『こういうデリケートな問題は 男の方が率先してダメージ受けるもんだよ』
えっ…… 何この神谷がイケメンに見えるマジック……戸惑う!////////////
さて、エリカはというと、いじけつつも自分に何か至らない事があったんじゃないかと思い悩んでいます。そして、仲直りの機会を逃していた事に鬱々としている。。
そんな中、ある休日に偶然マリン達とお茶する事になったエリカは、その悩みを打ち明けてみます。もちろん自分の事ではなく、 “私の友達の話” という体で。その友達は、付き合って1年&泊まったけど何もなかったんだけど、どう思う?と。
とりあえず、男は「ヘタレ」とバッサリ。ホントそうだよ。むしろ、あり得なすぎて真剣にイ○ポを疑うレベル。男は ヘタレだとして、じゃあ、その何もなかった理由をその子は彼氏に聞いたのかと、マリン達に聞かれたエリカが「聞いてない」と答えると。
『男以上に女がだめだね それじゃ』

と意外な意見が。
「はじめてなんだし聞きづらい」とうつむくエリカ(あくまでも、友達の話という事になっている)。追い打ちをかける2人。
『はい それがもうダメー』
『もっと前に進みたいし触れたいって思うことのなーにが恥ずかしいのか!』
『当たり前のことじゃん 自然な気持ちじゃん!』
厳しー!そして正しい!でも、なかなか聞けないですよね?!そもそも、あれだけ整った環境で手を出されなかった事実を受け止めるのがつらい。。その上、なんで?って聞くという事は、こっちはそのつもりだったのに何故してくれなかったんだ!って事なわけで…。プライド全捨てしなきゃ聞けないですよね。。
しかも、勇気を出して聞いたところでだよ、答えが「大事だから」とかポジティブなものならいいけど、「お前じゃ勃たん」的な回答だったら…悲劇だ。トラウマ確定。
そう考えると、手を出して拒否られた世の中の男性に心底同情します。男女では拒否の重さが多少違うとはいえ、彼女に拒否られたらつらいよね。男子の皆様は、大事に思って何もしないくらいなら、試しにちょっと手を出して様子見してみてください。女子の皆様は、いざとなったら腹くくって彼氏に無用なトラウマを植えつけないようにしましょう。
話を戻します。
マリン達の言葉に勇気づけられたエリカは、女は度胸!と恭也くんの携帯にかけようとします。ところがその瞬間、向こうから電話が。
公園で待ち合わせて、そのままベンチに腰掛ける2人。あの時の事を申し開きするために呼んだのでしょう、明らかに気まずそうな恭也くん。重い空気が2人を包みます。
先に声を出したのはエリカ。意を決して発した言葉は。

『あたしになにかいたらぬてんがありましたでしょうかっっ』
わあああああああ聞いたあああああああ!!!!!!もおおおおおおおおエリカラブ!ラビュー!!!!!!!!!!!
あんた勇者だよ!!!!!!ドラゴンの剣が装備できるよ!!!!!
『それ以上 言わなくていい』

エリカの言葉を遮った恭也くん。そりゃ、遮るよね!ここまで女に言わせるなんて!聞いているこちらがつらい!ほんとはなあ、お前がヘタレなんだぞ!それをこんなに謙虚に……(´;ω;`)ウッ…つまらないプライドとかかなぐり捨ててた、捨て身の問いかけ。どうか誠実に応えてあげて。
『どうしていいか分からなかったんだよ』

『…はじめてだよ なんとも思ってねぇ奴以外とすんのなんて』
それを聞いて泣き出すエリカ。スッピンまずかったのかなとか、子供だと思われたかなとか、自分に興味ないのかなとか、悩んでいた気持ちが言葉と共に溢れ出す。
それを聞いた恭也様。
『…興味ねぇワケないだろ』
とキス。
やばいやばいやばいやばいこの展開やばい。絶対死ぬ。悶え死ぬ予感5000%。
そして、恭也宅へ移動してコンティニュー。もうね、これはおそらく初体験の究極の形ですね。つーかこんなの読み過ぎたら現実に戻れなくなって二次元に精神を閉じ込められるね。それで一向に構わない。
エリカが緊張するのと同じく、恭也くんにも若干の照れと緊張が見られた事で、エリカがそれを「カワイイ」と言うと。
『すぐそんな余裕なくしてやる』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あれ?私、生きてる???平成の日本で、辻斬りに遭いました。一瞬で殺されたので、自分が死んだことに気が付いていないのかもしれません。私は生きているのでしょうか?死んでいるのでしょうか?つかこの恭也くんの攻撃、過去最高じゃないか??????ラスボス1ターンで殺す勢い。マジで。
いつもの俺様的ニヤリな表情もカクイー!だよ。でもさ、この裏の無い全開の優しい微笑みはなに????幻覚???????発言Sでありながらこの優しさと愛情に満ちた表情がもう……クッ…思い出しただけでまたライフポイント減った。激しい毒に侵されて、何もしていないのにダメージ食らってる。
こういう場面でも、ドS全開であの悪そうな笑みで迫りそうなイメージなのに、いや、もちろんそれもかっこいいんだけど、恭也様の半分は優しさでできています、みたいな配分でこられると、S王子の上をいくかっこよさなんだよ!!!つまり、神???ああ、脳ミソがプルプルしてるprprprprprprprprpr 気がついたら様呼びになってるし。
今回は初回だし、1回こじらせて自信喪失した後だし、エリカに対してこの位の優しさが欲しいところでした!強引だけど優しい…って、世界30億人の女性共通の願望じゃなかろうか?お国柄とか嗜好性とか関係なく!万国共通!!!!大げさだけど、そのくらい書いてしまいたい!!!だってかっこいいんだもん!!!!あーもどかしい!ブログってなんで言葉で書かなくちゃいけないの?今の脳波がそのまま伝えられたらいいのに。言語の限界を感じるぜ。
先に進めます。
そんなクライマックス級の盛り上がりを見せているところで、鳴るチャイム。……も~。ラブコメってこうなるからつらい(泣)邪魔すんなよおーーーーーー!!!!!
というわけで、恭也様を元気づけるために夕飯をもってやって来た2人。

マジ殺意。
というラブコメらしいオチで今月は終了!
やー滾りましたね!!!久々に恭也様の底力を見た。大満足!!!今更エリカちゃんのポジションを羨ましいとは思わないけど、いや、ウソつきました。羨ましいです。でも、ボブの年齢的にリアリティがないので、むしろ恭也くんにご指導を施したお姉様を羨ましく思いますね!とそんな本音全開の感想で終わりたいと思います。
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「興味ねぇわけないだろ」
否定の否定で肯定にゴロンゴロン
Entry ⇒ 2014.07.13 | Category ⇒ オオカミ少女と黒王子 | Comments (12) | Trackbacks (0)
アオハライド 別冊マーガレット 2014年06月号
![別冊 マーガレット 2014年 06月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Tp5F9gHYL._SX180_.jpg)
別冊 マーガレット 2014年 06月号 [雑誌]
ほら 私は
この瞬間が見たかった

先月、修学旅行を抜け出して洸の思い出の場所へ向かった洸と双葉。そこで、さて2人はどうなる?!の今月です!
洸は過去と向き合って先に進めるのか、双葉の気持ちに変化は訪れるのか…、さっそく、あらすじと感想をどうぞ!(ネタバレです)
さてさて、家→病院ときて、今度は洸の中学校へ立ち寄った2人。平日の昼間だけに、中学生にさぼってデートしている事を冷やかされたりしつつw、会話は洸の中学時代へ。
洸が話したのは、転校初日のできごと。もしかしたら馴染めなかったかもしれない環境に、初めから上手く溶け込めたのは、成海のお蔭だったんだと。既に読者は知っているが、双葉は知らないエピソードを、ようやく双葉も知りました。

当時の幼かった自分を思いだし、あの頃の私にはそれはできなかった、と思う双葉。だから、中学生の洸を助けたのは成海さん。でも今、高校生の洸の支えになるのは私だと、自分が一緒にここに来た理由を思い出します。
ここに来るまで『超びびってた 』『俺よえー・・・』と言った洸に、『でも…だから 今私がここにいる!』と胸を張って言えた双葉には、今の自分なら助けられるという自信が見えました。そして洸は、そうだな、ありがとな、と言いながら。
『けど俺だって もっと強くなりたいって 思ってるよ』

ほら 私は この瞬間が見たかった
洸が立ち直っていく瞬間。
ところが、それを見たくてついて来たのに、一方で、どんどん強く逞しくなってく姿にさみしくもなる、複雑な心。
いつかすっかり大人になってしまう私達が どこかさみしい

だから尚更 変わっていく一瞬一瞬を 見逃したくない
仲間の成長を見逃したくない。分からなくもないけど、でも、やっぱりこの気持ちを「友達代表」で片付けるのは微妙だよ。だって、冬馬にも同じ事を思うかって話です。彼氏の変わっていく一瞬一瞬を、成長を、隣で見ていたくないの?彼氏のそれよりも、友達の成長を間近で見ていたいと思うのなら、好きな相手は彼氏じゃなくてその友達の方だよ、と思いました。
せっかくの良シーンなのに、全ての双葉の言葉に、えっでもあんた冬馬の彼女じゃん…そんな都合よくいくんかい?とつっこんでしまう自分がなんかやだー。酔えなくてつまんないよー。でも思っちゃうのを止められん!だからそろそろ冬馬と別れて私をスッキリさせて!
さて、中学校を後にして2人が向かった先は、洸のお母さんのお墓。
並んで手を合わせていると、双葉がお母さんに向かって話し始めます。自分は今日友達代表でここに来た事、洸には弱いところがあるけれど、強いところもある事。お母さんに安心してもらうために、双葉が伝えたい事をいろいろ。この先、もし洸がくじけそうになったら、、、
『私がこっぴどく叱りつけますので 安心して下さい』

そして、自分だけではなく、心強い仲間が他にもいるから、洸は大丈夫です!と締めくくった双葉。隣で聞いている洸は、なんだかとても嬉しそう。
それにしても、双葉の洸に対する気持ちって、やっぱり友情より愛情ですよね。叱りつけるのも支えるのも、友達でもできる。でも、これまで洸を支えて来た双葉の原動力は、洸を好き!っていう気持ちなわけで、友情で支えてきたんじゃないはず。
それに、もし洸に彼女ができたら、今と同じ距離感ではいられなくなっちゃいます。それが異性の友情の微妙なところ。だから、これからも双葉が側で洸を叱ったり支えたりしようと思うなら、友達じゃなくて彼女にならないといけない。
うーん。双葉は今、洸に彼女ができたらどう思うのかな?洸が、冬馬が現れて自分の気持ちを再確認したように、双葉も洸に彼女ができたらもう一度自覚する事になるのかな?話こじれそうだけど、いっそ、洸が誰かと付き合ったらいいのに。いや、なんかドロ沼だな。そんな展開、私の我慢が限界だ。ナシだ。
さて、お墓参りを終え、みんなの所へ戻る道中。
バスの中(?)で寝てしまった双葉。またか!!この図太さ本当にすごい!!そして窓から入る風の冷たさに寝ながら震えるという器用さ!見かねた洸が窓を閉めようと立ち上がってくれるのですが…そこで。

おい!!羨ましい!!!私にも嗅がせて!!!そして、嗅いでニッコリ笑うなんて、洸はどれだけいい匂いがするの!!!??やられた洸は照れつつ、双葉が食べちゃってる髪の毛を直してあげたり…洸お母さんですw
その時に触った双葉の頬が冷たくて、それを温めるかのように、双葉の頭をそっと抱きしめる洸。その様子は、とっても愛おしそう。洸が双葉を大事にする表現ていつも割と控えめで、ともすれば双葉が気づかない程さりげなくて、、そこが好き!!!で、抱きしめたその視線の先には、例のキーホルダー…うぅ、胸が苦しい。。。
ここでだ。

なんだよおおおおおおおお!!!!洸さん行動色っぽいッス!!!!セクシーフゥ~~~!!!!ここで、双葉が実は起きてたオチか!?と思ったら、本気で爆睡だった事が心から残念です。
それにしても、なんとも優しくて穏やかで温かい時間でしたね。
団体行動を抜け出して、長崎ののんびりした空気の中、思い出の場所を巡る。
そして辛い過去に新しい思い出を重ねていく…。
なんてメモリアルな修学旅行。甘酸っぱすぎる。
さて、戻って再び、小湊と修子と合流した双葉。
今回の行動にやましい事はなかった。だからもちろん冬馬にもちゃんと説明する、と言う双葉ですが、それに対する『やましい気持ちも?』という小湊のつっこみが素敵です。双葉の「当たり前じゃん」の答えに迷いは無さそうに見えましたが、本人がどう思っていようと、今回の行動そのものが完全にアウトだと思うんだわたし。
(その後修子が、余計な事言うなと言わんばかりに、小湊の脇腹をどつくのがなんかいい。)
双葉が冬馬の所へと立ち去った後、ふらりと洸が帰ってくる。洸を見るなり「私の言ったこと分かってない」「双葉を悩ませたいの?」と責める修子。その言葉を遮るように洸は『もう自分の気持ち 抑えたくない』と言い、『悩むくらい可能性があるなら』
『奪いにいく』

と宣言。おお、是非そうしてくれよ。誰も止めねーよ。私ら読者、ずーーーーっと待ってるんだよ。2人がもう一度くっつくのをさ。待機状態が長すぎて気が付いたら心の電源切れてしまうわ。いや、もう切れているな。なので、今頃「奪いに行く」(キリッ とかされても、おっせーーーよ!!!と怒りたい気持ちがなくはないですが、肉食化した洸を想像するとたまらんかっこいいなので、この際、もうよしとする!!再起動!!!
小湊のハートを撃ち抜く程イケメン洸くん。そんな洸なら、双葉を落とすのちょろいだろw
打ち抜かれた小湊さん↓

さて、洸と出ていた…と冬馬に話そうと思っていた双葉。
ですが、結局、それを打ち明けるタイミングを逃し続けてしまいます。挙句、遊覧船の中で船酔いだか思い悩み過ぎたのか、なんだか体調まで悪くなり、それを優しく介抱されたもんだから罪悪感で益々言い出せず…。言える場面はあったはずなのに、いざ言おうとすると言葉が出て来なくなる。
いよいよ菊池くんに 言えないような事をしてしまったんだ
なんで

なんで
なんでってあんた!答えはひとつじゃないか!!あー複雑な気持ちです。冬馬つらすぎる展開。そして、冬馬かわいそうと思うより先に、いつもコメントを下さる「冬馬派です!」というみなさんの事が浮かび胸が痛いです。。
双葉が悠里と電話した時に、抜け出している事を知った悠里が大声で反応してしまったんですよね。その叫びが隣にいた内宮くん(冬馬と電話中)に届いてしまい、それが冬馬に聞こえていた…とかで、きっと既に知っているんだろうな~と思っていたら……
『…菊池くん知ってる』と悠里。あー、やっぱり知っていたか……という場面で今月は終了。
冬馬つらいですね。ついこの間キーホルダーで上がったと思ったらこれかよ。。洸派のいち読者として、今のこの展開は望むところでありますが、冬馬に感情移入して読んだら今月は(も)とんでもなく切ないですな。
冬馬にしてみれば、洸と抜け出したことを知っている、と言ったら双葉にどんな反応をされるのか怖いでしょうし、責めてしまおうものならそのまま別れることになりかねないですし、こうして知らないフリをして微笑むしかないですよね。付き合い続けたいなら、問いたださず話してくれるまで静かに待つしか道がありません。
しかも、問いたださないのは計算ではなく、本当に双葉を信じようとしているからなんじゃないかと…。そんな誠実さと優しさがたまりません。。。惚れた方が負けって真実だ。心臓がチクチクする。彼は本当にいい人で不幸になるのを見たくないけど、少女マンガでは、いい人は振り回す系の男に勝てないものですよね。冬馬…(合掌)
奇しくも、洸が成海に優しくて双葉に残酷になってしまった時のパターンを、今度は双葉がやっている。付き合って、キスして、抱き合って、キーホルダー交換して、直後にこれかよ…っていう。。洸を思いやったばかりに冬馬に残酷になってしまった。冬馬が知っているんだと知った事を双葉がどう冬馬に伝えるのか(分かりづらい)。来月か再来月か分かりませんが、想像するだけで憂鬱な気持ちです。。
ところで。
実写化の広告を目にする機会が増えましたが…何度見ても、洸がイメージと違うような。。洸役の俳優さんには申し訳ない気持ちだけど、私のイメージではなかった。。
青年マンガの実写化はハズレ少ないですけど、少年・少女マンガは若干難しいように思います。少年マンガは、特有の世界観とか、二次元だからこその設定や描写が、アニメには◎だけど実写になると苦しい気がするし、少女マンガは、中身がただの恋愛ドラマなだけに、キャラ命(=キャスティングが全て)なので、それを外すと台無し感が否めません。
がしかし。少年・少女系だと、るろ剣、図書館戦争の実写は大満足でした。(どちらも偶然、飛行機の中で見た。)健・剣心も、岡田・堂上も、かっこよすぎて悶えた。本家のヒーロー感を損なわないばかりか、割増感さえあって震えた。機内食どうでもよくなったw この2作品・2キャラは、手出し(実写化)すんなよマジで…と映画業界にガン飛ばすレベルで愛していましたが、今では、監督さんクソありがとうございましたあッッ!!と全力で床に頭をつけてお礼を述べたい気持ちです。後日、るろ剣は「佐藤健なら読者も納得だろう!と確信が持てたから実写化した。彼がいなかったらしていない。」みたいな事を監督がおっしゃっている記事を読み、深く頷きました。
すみません、アオハと何も関係ない事に熱くなってしまいました。しかも、なんかアオハ実写化をdisった風になっちゃいましたが、そんなつもりは毛頭ないので!引き続き、わたくしは原作を温かく見守りたいと思います!
---
本田翼ちゃん、HONDAのバイクが名前の由来とかいってマジ熱い。。
Entry ⇒ 2014.05.19 | Category ⇒ アオハライド | Comments (34) | Trackbacks (0)
アオハライド 別冊マーガレット 2014年05月号
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別冊 マーガレット 2014年 05月号 [雑誌]
一緒に来て

まだまだ続くよ修学旅行編!今月は冬馬のとの字もなく、双葉と洸がメイン。がっつりです。そして先月の小湊くんの微妙な表情の理由は、今月であっさり明らかになりました。
私の解釈では、修学旅行編は、洸が中学時代のつらい過去を乗り越えて生まれ変わる事がメインテーマでした。ところが前半の様子では、あれ?これは、“双葉と冬馬が人目もはばからずいちゃついてリア充臭をまき散らすためのイベント” なのか…?と思わされる、あんぐりな展開…。
先月からようやく、本題が取り上げられて話が動き出した気がします。このままさらなる進展を期待したいところです♪
それでは、今月の感想です!(ネタバレです。)
先月みんなと夕陽を見て、囚われていた過去をひとつ乗り越えた洸。今月は、長崎でのつらい記憶を全て上書きするように、思い出の染みついた場所の数々 自分の住んでいた家、母親が入院していた病院、通っていた中学校 を訪ねます。
もちろんコース外なので、洸は修学旅行をこっそり抜け出して向かおうとするんです。そして偶然、抜け出す場で双葉に遭遇。そんな洸を双葉は、咎めるのですが、行き先は『俺の住んでたとこ』、そして『新しい記憶作りに行こうと思って』と言われ、心を動かされます。そして、洸からこんな言葉が。
『トモダチ代表って事で 一緒に来て』

冬馬がいるのにそんな事いいのかな…と迷いつつも、洸についていく事を決めた双葉。落ち着いているんだけどほんの少し不安そうで、やや緊張しているようにも見える、洸の面持ち。私ならほっとけないなー。いや、ほっときたくないなー、が正しいな!こんな大事な行動を同行せずにどうする。100%行くでしょ!そして、生まれ変わる洸を再び好きになってしまうでしょ!ww
さて、同じ頃、小湊と一緒にいた修子も、洸が抜け出した事を小湊から聞かされていました。
なんで止めなかったの!?と小湊を詰問している所に、双葉から電話が。『え!?えっ なんでそうなったの?』という反応から、洸と一緒に抜け出す報告だったと思われます。双葉の言葉に「もう少し考えたい」と戸惑いつつ、最後は「分かった」と答えて電話を切った修子。切った後、『馬渕と一緒だって それ分かってて行かせちゃった どうしよう』と戸惑いを隠せません。そんな修子に『何があっても村尾のせいじゃないよ』と返す小湊。
私はこの修子の反応に違和感がありました。双葉はきっと迷いつつも「洸と抜け出すことになった。いいかな…いいよね!」的な報告を電話でしたんだろうから、ここで、彼氏以外とそんな事しちゃだめだよ、とか、今回は特別にいいよ、とか、修子が何か意見する必要ないんじゃないかな?最近の修子はちょっとお節介だなあと思ってしまうのは、意地悪でしょうか。
今更洸に惑わされないように、冬馬と向き合わせてあげたい友達ゴコロだとは思いますが、ここまでくると、冬馬派閥から金でも握らされているのかと邪推してしまうww しかも、ここまで洸から距離を取らせようとするなんて、なんだか洸が病原菌のようww でもまあ、ここはきっと、周囲に無関心だった彼女がお節介にまでなったという事を喜ぶべき場面ですよね!だめだ、心が汚れている!反省!
さてここで、小湊の先月の意味深な態度の理由が明かされます。
いつもの元気がない事に気が付いた修子に、どうしたの?と聞かれ、『近所の駄菓子屋のばーちゃんがさぁ きのう亡くなっちゃったって』と答える小湊。小さい頃、ガリガリで泣き虫で、からかわれては泣いていた彼の心の拠り所が、このおばあちゃんでした。
おばあちゃんが亡くなって、初めて小湊は洸と成海の気持ちを理解します。『身近な人が亡くなるって もう二度と会えないって こんな気持ちなんだな』。そして、ダメダメな洸に説教するのは、正しい事をしているようでどこか気持ちよかった…と自分の気持ちを振り返り、洸や成海の気持ちを分からずに説教していた事に自己嫌悪する。
でも、そのつらさが少し分かった今改めて、自分が言ったことは間違っていないと思い、だからこそ『俺は前見なきゃって思う』と言う小湊。そんな小湊を修子が『小湊くんは 強くてえらいね』と慰める。

その修子のセリフは昔、おばあちゃんがメソメソする小湊にかけた言葉と同じ、という偶然。思い出してポロポロと涙を流す小湊くん。この言葉で修子をさらに好きになってしまう事は、きっと多分絶対です。ホント、片想いが似合うなあww
ところで悠里は、修子が機転をきかせたお蔭で洸と双葉が抜け出したことを知らず、内宮くんと2人の時間を満喫していますw 状況をよく分かっていない人がいると和みますね。そして、悠里とのやり取りとみていると、なにげに、内宮くんが最も良いカレシなんじゃないかと思います。爽やかで良く見ればイケメンで、大人で物分かりが良く、要所でしっかり男らしさを発揮している。ちょっとわがままな本音を小出しにする感じとか、コミュニケーション上手だなぁと感心します。
こういうスマートなタイプを好きになれば苦労しないと分かっているのに、自分の気持ちって本当にままならないものですよね!先月のコメントにもいただきましたが、洸のような振り回し系気まぐれタイプを好きになると、素敵な刺激がある一方で相応の苦労もあり、この人を好きにならなければこんな苦労は……くそっorz と思う事もあるわけで。好きになっちゃいかんと頭で分かっているのに、それでも好きになる人を自分では決められないという不思議。これはすべて遺伝子のしわざなの??それとも神々の遊び??はたまた前世の呪い??
さて、抜け出した洸と双葉に話を移します。
2人は、洸の家のあった駅へ降り立ちました。なんだか雰囲気のあるその駅は、洸も初めて来た時に、悪くないなと思った駅なんだとか。淡々と、ポツリポツリと語られる洸の過去を聞きながら、双葉は長崎に来たばかりの中学生だった洸に思いを馳せます。そして、今作ろうとしている新しい記憶は楽しいものにしなくちゃいけないんじゃない…?と思った双葉が、家に向かう道中、洸にちょっとした悪戯を仕掛けます。
自販機で買った2本のコーラ。1本をぶんぶんシェイク。はいっどっち!?というロシアンルーレット的ゲーム。洸が選び、せーのっで2人同時に缶を開けると、、、、噴き出したのは双葉のコーラ。仕掛け人が自ら罠にはまる結末を、ダッセーと笑う洸。
笑っている洸を見て嬉しそうな双葉。そして、そんな嬉しそうな双葉を見て、
『そんなに気張らなくて大丈夫だよ』
と洸。そして。
『一緒にいてくれるだけで充分心強いから』

ひえ~~~~!!!なにこの微笑み!!心臓を急襲された!!!気遣いがお見通しで、逆に思いやりを返してくれるなんて、やべー洸が大人だ!!w ああもう、一生一緒にいたいです!いさせて下さいっっっっっ!(土下座)とか思っちゃうじゃん!と熱くなった私とは対照的に、バレてたか…と、洸に見抜かれた事を冷静に受け止める双葉。えぇ~~~???この素敵スマイルと心をくすぐるセリフのコンビネーションを前に、何故そんなに落ち着いていられるの!!???煩悩がないの?解脱してるの??シッダールタなの??だめだ、私、双葉が分からないww
双葉はきっと、もうずいぶん前(って、物語内の時間の流れを把握できていないけど、かなり前のような気がしている)から冬馬を好きになろうと努力していて、洸への気持ちはかなりクールダウンしているのだね。でもさー、少女マンガの主人公なら、ネバーギブアップの精神が基本だろう。古くは琴子(©いたずらなKISS)、今なら、エリカ(©オオカミ少女と黒王子)を見習って欲しい。1回や2回や3回振られた位で心変わりされちゃ困るんですよまったく。ブツブツ。
すみません、話を戻します。
洸の住んでいた団地を訪れた2人が、次に向かった先はお母さんが入院していた病院。
ドキドキします…。母亡き後、中学生の洸が自分を激しく責めていたシーンを思い出して胸が痛い…。つらい記憶が凝縮されたこの場所に立ち、今の洸は何を思うのか…。『ここが一番やべーかと思ってたけど』と話しはじめる洸。保健室の消毒の匂いでもここを思い出してイヤだったと言い、でも。
『今はこの匂いかぐと 吉岡の顔も浮かぶ』
……こんな鬼門に立ち、嫌いな匂いの中にいて、こんなセリフ………prprprprprprprprprpr………………………私のハートが限界です…ッッ!!!!これはちょっと……もう無理。色々書きたいのに、心も頭もグルグルしちゃってパソコンを打つ手が止まってしまう…。素直じゃないな~も~みたいなあの彼が、こんな大切な場所でこんな素直なセリフを連発とか……ッッッ……落ち着け自分、落ち着け、おちつけ、おちつk
さて、そんな洸に対して双葉は。
トモダチ代表に そんな事言わないで
トモダチ代表に そんな顔しないで


おお、さすがにちょっと揺らいでいますね!この後2人は洸の中学に向かう、というシーンで今月は終了。
今月、出番のなかった冬馬くん。申し訳ないことに、彼が今月出ていない事に気が付いたのは、感想をここで書いている時でした。そうか、、、出ていなくても気が付かないこの感じが、当て馬の存在感か…どんなに素敵な人でも所詮当て馬は当て馬なのだな…と妙に実感していまいました。まあ、こんな風に思うのは、私が洸派だからに他なりません。冬馬派の方はきっと、おいおい双葉ちゃん完全に洸にグラグラじゃんよお~浮気心もたいがいにしてよ~、と気をもんでいらしたはずですね!
ああでも、浮気ってなんでしょうね。倫理とか関係性を抜きにして、単純に、本命(=一番好きな人)への想いを本気、それ以外を浮気と定義するなら、洸への気持ちが本気で、冬馬が浮気なんでしょうね。自分の気持ちと相手との関係が思い通りにならないから、恋愛はもどかしく、難しく、残酷ですよねえ。
来月は洸の思い出の学び舎で、何があるのでしょうか。最近のちょっと大人になった洸は、なんだか雰囲気があってかっこいい。そんなわけで、来月が楽しみです♪
---
小湊海外転校説は的外れも甚だしかったorz
もちろんコース外なので、洸は修学旅行をこっそり抜け出して向かおうとするんです。そして偶然、抜け出す場で双葉に遭遇。そんな洸を双葉は、咎めるのですが、行き先は『俺の住んでたとこ』、そして『新しい記憶作りに行こうと思って』と言われ、心を動かされます。そして、洸からこんな言葉が。
『トモダチ代表って事で 一緒に来て』

冬馬がいるのにそんな事いいのかな…と迷いつつも、洸についていく事を決めた双葉。落ち着いているんだけどほんの少し不安そうで、やや緊張しているようにも見える、洸の面持ち。私ならほっとけないなー。いや、ほっときたくないなー、が正しいな!こんな大事な行動を同行せずにどうする。100%行くでしょ!そして、生まれ変わる洸を再び好きになってしまうでしょ!ww
さて、同じ頃、小湊と一緒にいた修子も、洸が抜け出した事を小湊から聞かされていました。
なんで止めなかったの!?と小湊を詰問している所に、双葉から電話が。『え!?えっ なんでそうなったの?』という反応から、洸と一緒に抜け出す報告だったと思われます。双葉の言葉に「もう少し考えたい」と戸惑いつつ、最後は「分かった」と答えて電話を切った修子。切った後、『馬渕と一緒だって それ分かってて行かせちゃった どうしよう』と戸惑いを隠せません。そんな修子に『何があっても村尾のせいじゃないよ』と返す小湊。
私はこの修子の反応に違和感がありました。双葉はきっと迷いつつも「洸と抜け出すことになった。いいかな…いいよね!」的な報告を電話でしたんだろうから、ここで、彼氏以外とそんな事しちゃだめだよ、とか、今回は特別にいいよ、とか、修子が何か意見する必要ないんじゃないかな?最近の修子はちょっとお節介だなあと思ってしまうのは、意地悪でしょうか。
今更洸に惑わされないように、冬馬と向き合わせてあげたい友達ゴコロだとは思いますが、ここまでくると、冬馬派閥から金でも握らされているのかと邪推してしまうww しかも、ここまで洸から距離を取らせようとするなんて、なんだか洸が病原菌のようww でもまあ、ここはきっと、周囲に無関心だった彼女がお節介にまでなったという事を喜ぶべき場面ですよね!だめだ、心が汚れている!反省!
さてここで、小湊の先月の意味深な態度の理由が明かされます。
いつもの元気がない事に気が付いた修子に、どうしたの?と聞かれ、『近所の駄菓子屋のばーちゃんがさぁ きのう亡くなっちゃったって』と答える小湊。小さい頃、ガリガリで泣き虫で、からかわれては泣いていた彼の心の拠り所が、このおばあちゃんでした。
おばあちゃんが亡くなって、初めて小湊は洸と成海の気持ちを理解します。『身近な人が亡くなるって もう二度と会えないって こんな気持ちなんだな』。そして、ダメダメな洸に説教するのは、正しい事をしているようでどこか気持ちよかった…と自分の気持ちを振り返り、洸や成海の気持ちを分からずに説教していた事に自己嫌悪する。
でも、そのつらさが少し分かった今改めて、自分が言ったことは間違っていないと思い、だからこそ『俺は前見なきゃって思う』と言う小湊。そんな小湊を修子が『小湊くんは 強くてえらいね』と慰める。

その修子のセリフは昔、おばあちゃんがメソメソする小湊にかけた言葉と同じ、という偶然。思い出してポロポロと涙を流す小湊くん。この言葉で修子をさらに好きになってしまう事は、きっと多分絶対です。ホント、片想いが似合うなあww
ところで悠里は、修子が機転をきかせたお蔭で洸と双葉が抜け出したことを知らず、内宮くんと2人の時間を満喫していますw 状況をよく分かっていない人がいると和みますね。そして、悠里とのやり取りとみていると、なにげに、内宮くんが最も良いカレシなんじゃないかと思います。爽やかで良く見ればイケメンで、大人で物分かりが良く、要所でしっかり男らしさを発揮している。ちょっとわがままな本音を小出しにする感じとか、コミュニケーション上手だなぁと感心します。
こういうスマートなタイプを好きになれば苦労しないと分かっているのに、自分の気持ちって本当にままならないものですよね!先月のコメントにもいただきましたが、洸のような振り回し系気まぐれタイプを好きになると、素敵な刺激がある一方で相応の苦労もあり、この人を好きにならなければこんな苦労は……くそっorz と思う事もあるわけで。好きになっちゃいかんと頭で分かっているのに、それでも好きになる人を自分では決められないという不思議。これはすべて遺伝子のしわざなの??それとも神々の遊び??はたまた前世の呪い??
さて、抜け出した洸と双葉に話を移します。
2人は、洸の家のあった駅へ降り立ちました。なんだか雰囲気のあるその駅は、洸も初めて来た時に、悪くないなと思った駅なんだとか。淡々と、ポツリポツリと語られる洸の過去を聞きながら、双葉は長崎に来たばかりの中学生だった洸に思いを馳せます。そして、今作ろうとしている新しい記憶は楽しいものにしなくちゃいけないんじゃない…?と思った双葉が、家に向かう道中、洸にちょっとした悪戯を仕掛けます。
自販機で買った2本のコーラ。1本をぶんぶんシェイク。はいっどっち!?というロシアンルーレット的ゲーム。洸が選び、せーのっで2人同時に缶を開けると、、、、噴き出したのは双葉のコーラ。仕掛け人が自ら罠にはまる結末を、ダッセーと笑う洸。
笑っている洸を見て嬉しそうな双葉。そして、そんな嬉しそうな双葉を見て、
『そんなに気張らなくて大丈夫だよ』
と洸。そして。
『一緒にいてくれるだけで充分心強いから』

ひえ~~~~!!!なにこの微笑み!!心臓を急襲された!!!気遣いがお見通しで、逆に思いやりを返してくれるなんて、やべー洸が大人だ!!w ああもう、一生一緒にいたいです!いさせて下さいっっっっっ!(土下座)とか思っちゃうじゃん!と熱くなった私とは対照的に、バレてたか…と、洸に見抜かれた事を冷静に受け止める双葉。えぇ~~~???この素敵スマイルと心をくすぐるセリフのコンビネーションを前に、何故そんなに落ち着いていられるの!!???煩悩がないの?解脱してるの??シッダールタなの??だめだ、私、双葉が分からないww
双葉はきっと、もうずいぶん前(って、物語内の時間の流れを把握できていないけど、かなり前のような気がしている)から冬馬を好きになろうと努力していて、洸への気持ちはかなりクールダウンしているのだね。でもさー、少女マンガの主人公なら、ネバーギブアップの精神が基本だろう。古くは琴子(©いたずらなKISS)、今なら、エリカ(©オオカミ少女と黒王子)を見習って欲しい。1回や2回や3回振られた位で心変わりされちゃ困るんですよまったく。ブツブツ。
すみません、話を戻します。
洸の住んでいた団地を訪れた2人が、次に向かった先はお母さんが入院していた病院。
ドキドキします…。母亡き後、中学生の洸が自分を激しく責めていたシーンを思い出して胸が痛い…。つらい記憶が凝縮されたこの場所に立ち、今の洸は何を思うのか…。『ここが一番やべーかと思ってたけど』と話しはじめる洸。保健室の消毒の匂いでもここを思い出してイヤだったと言い、でも。
『今はこの匂いかぐと 吉岡の顔も浮かぶ』
……こんな鬼門に立ち、嫌いな匂いの中にいて、こんなセリフ………prprprprprprprprprpr………………………私のハートが限界です…ッッ!!!!これはちょっと……もう無理。色々書きたいのに、心も頭もグルグルしちゃってパソコンを打つ手が止まってしまう…。素直じゃないな~も~みたいなあの彼が、こんな大切な場所でこんな素直なセリフを連発とか……ッッッ……落ち着け自分、落ち着け、おちつけ、おちつk
さて、そんな洸に対して双葉は。
トモダチ代表に そんな事言わないで
トモダチ代表に そんな顔しないで


おお、さすがにちょっと揺らいでいますね!この後2人は洸の中学に向かう、というシーンで今月は終了。
今月、出番のなかった冬馬くん。申し訳ないことに、彼が今月出ていない事に気が付いたのは、感想をここで書いている時でした。そうか、、、出ていなくても気が付かないこの感じが、当て馬の存在感か…どんなに素敵な人でも所詮当て馬は当て馬なのだな…と妙に実感していまいました。まあ、こんな風に思うのは、私が洸派だからに他なりません。冬馬派の方はきっと、おいおい双葉ちゃん完全に洸にグラグラじゃんよお~浮気心もたいがいにしてよ~、と気をもんでいらしたはずですね!
ああでも、浮気ってなんでしょうね。倫理とか関係性を抜きにして、単純に、本命(=一番好きな人)への想いを本気、それ以外を浮気と定義するなら、洸への気持ちが本気で、冬馬が浮気なんでしょうね。自分の気持ちと相手との関係が思い通りにならないから、恋愛はもどかしく、難しく、残酷ですよねえ。
来月は洸の思い出の学び舎で、何があるのでしょうか。最近のちょっと大人になった洸は、なんだか雰囲気があってかっこいい。そんなわけで、来月が楽しみです♪
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小湊海外転校説は的外れも甚だしかったorz
Entry ⇒ 2014.04.20 | Category ⇒ アオハライド | Comments (12) | Trackbacks (0)
君に届け 別冊マーガレット 2014年04月号
![別冊 マーガレット 2014年 04月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/519eKNyDWUL._SX180_.jpg)
別冊 マーガレット 2014年 04月号 [雑誌]
「がんばれ」
「がんばれ」
「がんばれ」

うああああああああああああああゝゝゝゝゝゝ!!!!いつもアオハライドの方が拍手が多いので、きっとそちらをお待ちの方が多いと思い、先に投稿したのですが、今月はアオハライドよりこちらの感想を先に書かねばならなかったんです!その位、キュン炸裂な内容だったんです!久々に血湧き肉躍った!というわけで、前置きはそこそこにとっとと感想いきまーす!(ネタバレです。)
今月号の主役はちづ。
龍との決着を早く!早く!早く!と私はもうそれだけのために君に届けを読んでいますが、あやねが進路を悩み、爽子と風早がラブラブし、ケントが空気読まずデレて、もおおお早くしろおおお!とイライラが限界突破していました。イライラしちゃってコミックの最新刊買ってないですからね!もう!そんな中、ようやくです!!♪
ちづは、龍が進学希望だと知りショックを隠せなかった姿が記憶に新しいですね。さらに、最終学年になり益々野球に邁進する龍を見て、まるで自分だけ取り残されたような気持ちになり、不安を募らせていました。
でもちづは、龍が今本当に頑張っている事もよく分かっている。龍の野球に対する気持ちは、大切に思うおじちゃん(=龍の父)を1人にしてまでも、やっぱり捨てられない位強い事も、分かっている。もちろん応援してあげたい。だから寂しい気持ちを抑えて、トレーニングばかりの龍のために龍の好きなおにぎりを作って家に置いてあげたりするんですよ。なんて健気なんだろうぅぅぅ。
でも、やっぱりちづは不安でたまらない。。募る不安を抱えきれなくなったちづはある夜、爽子に電話をかけます。そして、『今から行ってもいい?』と爽子の家に向かい、そのまま爽子の家に泊まることに。
ベッドの中でされた、ちづと爽子の会話。ちづは今の気持ちを事細かに話したりはしないのですが、抱えきれない不安を吐き出すように、クリティカルな質問を爽子に投げかけます。
『風早と離れるとか 考えたことある?』

その質問に『…ないよ… 離れたくないと …思っているよ…』と答えた爽子。「だよね、爽子と風早は、だよねー」と言いながら、結局ちづがこの時胸中を話すことはありませんでした。
朝早く爽子宅を出て、帰る道すがら。
ちづは、ランニング中の龍と偶然すれ違います。ところが、気付いたのはちづだけで…。
いつからだ?

いつから あたしだけ気づくようになった?
いつから
あたしだけ龍を 目で追ってるんだ?
わあああああこの場面!!!!最高だ…。なんて少女マンガらしい…prprpr
“…おかしい。こんなはずじゃなかった。だって、向こうが私を好きなのに。これじゃまるで私の方が……” ってモノローグを勝手に書きたくなるw いつの間にか自分ばっかり龍の事を考えてる。自分だけ龍の姿に気がつく。これってもう大好きって事ですよね。その上まるで片想いw 龍はワザとしたわけではないけれど、押してダメなら引いてみろ、の法則にピッタリハマっていて、ちづの様子を見る限りこの法則に偽りなしですね!
さて翌日はちづの誕生日。
爽子とあやねちゃんからプレゼントをもらい、でも龍からは特に何も…。あやねちゃんに「さびしいんでしょ」と指摘され、素直に認めるちづ。変わった!今までは真っ赤になって否定していたはずなのに。自分の気持ちを自覚して認めたたんだろうな。寂しいけれど、“あたしに言えるのは「頑張れ」と「行ってこい」だけ” と思うちづ。
そんな我慢はどこで爆発するのかな~?とワクワクしますね!!あとちょっとです!!w
夜、ちづは自宅の前に座り込み、ぼんやり龍の事を考えます。
そこに突然、龍が現れる。考えていた相手が目の前に現れて、焦るちづ。なんだか悩んでいるようにも見えたちづに、龍が「大丈夫か?」と声をかけます。まるで自分の状態を見透かされたかのような言葉に、それはこっちのセリフだと、しどろもどろで答えるちづ。
そんな2人の間に沈黙が流れます。

『…誕生日 おめでとう』と、沈黙を破るように言ったのは龍。でも、プレゼントは用意できなかった、と。その代わり。『プレゼントにはならないけど 結果は出すから。必ず勝つから。』『子供の時からずっと 応援 …どーもな。』そんな龍の言葉に、ちづは思います。
……あたしの言うことは 決まってる
「がんばれ」って
行ってこいって
ところが。
『行くなよ』
驚いた表情の龍を前に、ちづが続けます。『…大学なんていくなよ ………………「がんばれ」なんて……』
『応援なんか …できない…………』

ちづの言葉に、態度に、驚きを隠せない龍。ちづが、行くなよ行くなよ行くなよと、泣きながら龍の胸を叩く。そして、龍の母親が亡くなった時、龍にかけた言葉がちづの頭をよぎります。
「ちづがいるから」「ずっと一緒だから」
違う 違うよ ちがう
離れたくなかったのは あたしの方
そばにいたかったのは あたしの方

あの時の言葉は、龍のためじゃなかった。本当は自分が龍といたかっただけなんだ、と気がつく。でも最後には、
『…………うそだよ…… ………………行けよ!』
と、泣き笑いで龍の胸を突き飛ばすちづ。これまでのちづの葛藤が、言葉となり涙となり溢れ出ましたね~。所々差し込まれる幼い頃の思い出に2人の歴史を見て、私の涙腺もとっくに崩壊だ(泣)
さて、それまで驚いたようにちづを見ていた龍。自分を叩いていたちづの腕をおもむろに取ると、ちづの目を真っ直ぐに見て聞きます。
『すきなのか? 俺のこと すきなのか?』

『……すきだよ バカ!!』
あああああああああ、すきだよバカと叫んだちづにそのままちゅー!!!キスした勢いで龍のキャップが舞い上がるかのように転がり落ちたのが超絶少女マンガでテンションアガる!!ww これがドラマなら、主題歌のサビが大音量で流れてうっとりする場面!!そしてここは自宅玄関の前だけど、そんな事気にしてるのは私だけ!!
取り乱すちづの話を龍はただじーっと聞いて、何を言うでもなく、最後にひとつだけ確認する。「俺のこと好きなのか?」。その確認に、ちづの感情がどばっと溢れたところにキス。ああ~なにこれー//////// ああ~ああ~!!!そんな龍がとってもとってもかっこいいです椎名先生ありがとおございますッッッ!!!!!ここまでちづと龍のこういうシーンを待って待って待ちくたびれてなお待ったのに、うっかりこのブログで見て「しまったあああ!見ちまったああああ!」に陥る事故防止のため、肝心のキスシーンはアップせずにおきます!どうぞ実物で龍の勇姿(?)をご堪能下さい!!そして、感極まったらここにコメントいただけたら嬉しいです!!
今月号の後半は大ゴマの魅せ場の連続で、1P毎に何か起きそうなドラマチックな空気にハラハラドキドキでした!ちづが、泣くのか?笑うのか?告白するのか?龍が、何か言うのか?抱きしめるのか?キスするのか?どんな展開になるのか、ページを捲る手が震えました。ちなみにわたしも、展開を予想しながら読みましたが、その読みを全て外しました…。
ちづに「頑張るから。勝つから。」と宣言する龍に対して。
ボブ予想1)ちづは強がって「頑張れ」っていう(でも龍が強がりを見抜いてくれる。)
→× 正解:「行くなよ」
「好きなのか?」。ちづが泣きながら言う「好きだよバカ」。
ボブ予想2)ここで龍は、ちづを抱きしめる。
→× 正解:キスする
己の読みの甘さにがっかりでしたorz まあいいさ、いつものことだ。今月号で地味にツボったのは、ちづが玄関の前にしゃがんでいた所に龍が現れて「大丈夫か?」と聞くシーン。ここでちづが思い出すんです。徹に失恋した時に龍が「なぐさめてやろっか」と言った事を。そういえばあったよね!そんな事!龍が神だった!!と異常に猛りましたwwなんでだろう。なぐさめてやろっか、なんてコミュ力高めの男子が言いそうな事を、絶対言わなそうな龍が言ったからかな。。。いや、違うな。男子が女子に言う「なぐさめる」がなんだかエロい響きだからだな。龍が!龍がエロいよ!!っていう興奮ですこれは。うぅ、思い出すだけで息が苦しい。何て素敵な息苦しさだろう。
龍とちづの事はあまり心配していません!想いが通じ合ってしまえば、例え数年住む場所が離れても、この2人なら大丈夫だと思っています。それにしても、幼馴染って素敵すぎる…!生き直せるなら、幼児に戻って幼稚園で幼馴染作りに勤しみたい。
とりあえず、正気にかえった(?)ちづが来月どんな反応をするのか楽しみです!!
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今月の爽子は天使。
龍との決着を早く!早く!早く!と私はもうそれだけのために君に届けを読んでいますが、あやねが進路を悩み、爽子と風早がラブラブし、ケントが空気読まずデレて、もおおお早くしろおおお!とイライラが限界突破していました。イライラしちゃってコミックの最新刊買ってないですからね!もう!そんな中、ようやくです!!♪
ちづは、龍が進学希望だと知りショックを隠せなかった姿が記憶に新しいですね。さらに、最終学年になり益々野球に邁進する龍を見て、まるで自分だけ取り残されたような気持ちになり、不安を募らせていました。
でもちづは、龍が今本当に頑張っている事もよく分かっている。龍の野球に対する気持ちは、大切に思うおじちゃん(=龍の父)を1人にしてまでも、やっぱり捨てられない位強い事も、分かっている。もちろん応援してあげたい。だから寂しい気持ちを抑えて、トレーニングばかりの龍のために龍の好きなおにぎりを作って家に置いてあげたりするんですよ。なんて健気なんだろうぅぅぅ。
でも、やっぱりちづは不安でたまらない。。募る不安を抱えきれなくなったちづはある夜、爽子に電話をかけます。そして、『今から行ってもいい?』と爽子の家に向かい、そのまま爽子の家に泊まることに。
ベッドの中でされた、ちづと爽子の会話。ちづは今の気持ちを事細かに話したりはしないのですが、抱えきれない不安を吐き出すように、クリティカルな質問を爽子に投げかけます。
『風早と離れるとか 考えたことある?』

その質問に『…ないよ… 離れたくないと …思っているよ…』と答えた爽子。「だよね、爽子と風早は、だよねー」と言いながら、結局ちづがこの時胸中を話すことはありませんでした。
朝早く爽子宅を出て、帰る道すがら。
ちづは、ランニング中の龍と偶然すれ違います。ところが、気付いたのはちづだけで…。

いつから あたしだけ気づくようになった?
いつから
あたしだけ龍を 目で追ってるんだ?
わあああああこの場面!!!!最高だ…。なんて少女マンガらしい…prprpr
“…おかしい。こんなはずじゃなかった。だって、向こうが私を好きなのに。これじゃまるで私の方が……” ってモノローグを勝手に書きたくなるw いつの間にか自分ばっかり龍の事を考えてる。自分だけ龍の姿に気がつく。これってもう大好きって事ですよね。その上まるで片想いw 龍はワザとしたわけではないけれど、押してダメなら引いてみろ、の法則にピッタリハマっていて、ちづの様子を見る限りこの法則に偽りなしですね!
さて翌日はちづの誕生日。
爽子とあやねちゃんからプレゼントをもらい、でも龍からは特に何も…。あやねちゃんに「さびしいんでしょ」と指摘され、素直に認めるちづ。変わった!今までは真っ赤になって否定していたはずなのに。自分の気持ちを自覚して認めたたんだろうな。寂しいけれど、“あたしに言えるのは「頑張れ」と「行ってこい」だけ” と思うちづ。
そんな我慢はどこで爆発するのかな~?とワクワクしますね!!あとちょっとです!!w
夜、ちづは自宅の前に座り込み、ぼんやり龍の事を考えます。
そこに突然、龍が現れる。考えていた相手が目の前に現れて、焦るちづ。なんだか悩んでいるようにも見えたちづに、龍が「大丈夫か?」と声をかけます。まるで自分の状態を見透かされたかのような言葉に、それはこっちのセリフだと、しどろもどろで答えるちづ。
そんな2人の間に沈黙が流れます。

『…誕生日 おめでとう』と、沈黙を破るように言ったのは龍。でも、プレゼントは用意できなかった、と。その代わり。『プレゼントにはならないけど 結果は出すから。必ず勝つから。』『子供の時からずっと 応援 …どーもな。』そんな龍の言葉に、ちづは思います。
……あたしの言うことは 決まってる
「がんばれ」って
行ってこいって
ところが。
『行くなよ』
驚いた表情の龍を前に、ちづが続けます。『…大学なんていくなよ ………………「がんばれ」なんて……』
『応援なんか …できない…………』

ちづの言葉に、態度に、驚きを隠せない龍。ちづが、行くなよ行くなよ行くなよと、泣きながら龍の胸を叩く。そして、龍の母親が亡くなった時、龍にかけた言葉がちづの頭をよぎります。
「ちづがいるから」「ずっと一緒だから」
違う 違うよ ちがう
離れたくなかったのは あたしの方
そばにいたかったのは あたしの方

あの時の言葉は、龍のためじゃなかった。本当は自分が龍といたかっただけなんだ、と気がつく。でも最後には、
『…………うそだよ…… ………………行けよ!』
と、泣き笑いで龍の胸を突き飛ばすちづ。これまでのちづの葛藤が、言葉となり涙となり溢れ出ましたね~。所々差し込まれる幼い頃の思い出に2人の歴史を見て、私の涙腺もとっくに崩壊だ(泣)
さて、それまで驚いたようにちづを見ていた龍。自分を叩いていたちづの腕をおもむろに取ると、ちづの目を真っ直ぐに見て聞きます。
『すきなのか? 俺のこと すきなのか?』

『……すきだよ バカ!!』
あああああああああ、すきだよバカと叫んだちづにそのままちゅー!!!キスした勢いで龍のキャップが舞い上がるかのように転がり落ちたのが超絶少女マンガでテンションアガる!!ww これがドラマなら、主題歌のサビが大音量で流れてうっとりする場面!!そしてここは自宅玄関の前だけど、そんな事気にしてるのは私だけ!!
取り乱すちづの話を龍はただじーっと聞いて、何を言うでもなく、最後にひとつだけ確認する。「俺のこと好きなのか?」。その確認に、ちづの感情がどばっと溢れたところにキス。ああ~なにこれー//////// ああ~ああ~!!!そんな龍がとってもとってもかっこいいです椎名先生ありがとおございますッッッ!!!!!ここまでちづと龍のこういうシーンを待って待って待ちくたびれてなお待ったのに、うっかりこのブログで見て「しまったあああ!見ちまったああああ!」に陥る事故防止のため、肝心のキスシーンはアップせずにおきます!どうぞ実物で龍の勇姿(?)をご堪能下さい!!そして、感極まったらここにコメントいただけたら嬉しいです!!
今月号の後半は大ゴマの魅せ場の連続で、1P毎に何か起きそうなドラマチックな空気にハラハラドキドキでした!ちづが、泣くのか?笑うのか?告白するのか?龍が、何か言うのか?抱きしめるのか?キスするのか?どんな展開になるのか、ページを捲る手が震えました。ちなみにわたしも、展開を予想しながら読みましたが、その読みを全て外しました…。
ちづに「頑張るから。勝つから。」と宣言する龍に対して。
ボブ予想1)ちづは強がって「頑張れ」っていう(でも龍が強がりを見抜いてくれる。)
→× 正解:「行くなよ」
「好きなのか?」。ちづが泣きながら言う「好きだよバカ」。
ボブ予想2)ここで龍は、ちづを抱きしめる。
→× 正解:キスする
己の読みの甘さにがっかりでしたorz まあいいさ、いつものことだ。今月号で地味にツボったのは、ちづが玄関の前にしゃがんでいた所に龍が現れて「大丈夫か?」と聞くシーン。ここでちづが思い出すんです。徹に失恋した時に龍が「なぐさめてやろっか」と言った事を。そういえばあったよね!そんな事!龍が神だった!!と異常に猛りましたwwなんでだろう。なぐさめてやろっか、なんてコミュ力高めの男子が言いそうな事を、絶対言わなそうな龍が言ったからかな。。。いや、違うな。男子が女子に言う「なぐさめる」がなんだかエロい響きだからだな。龍が!龍がエロいよ!!っていう興奮ですこれは。うぅ、思い出すだけで息が苦しい。何て素敵な息苦しさだろう。
龍とちづの事はあまり心配していません!想いが通じ合ってしまえば、例え数年住む場所が離れても、この2人なら大丈夫だと思っています。それにしても、幼馴染って素敵すぎる…!生き直せるなら、幼児に戻って幼稚園で幼馴染作りに勤しみたい。
とりあえず、正気にかえった(?)ちづが来月どんな反応をするのか楽しみです!!
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今月の爽子は天使。
Entry ⇒ 2014.03.30 | Category ⇒ 君に届け | Comments (21) | Trackbacks (0)
アオハライド 別冊マーガレット 2014年04月号
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別冊 マーガレット 2014年 04月号 [雑誌]
もう一度巻き戻して見たい
あの瞬間

アオハライド、今月も長崎修学旅行編です。修子が洸を見つめる理由と、洸のトラウマ超え。この2つがようやく描かれます!というわけで、そろそろ長崎修学旅行編もクライマックスですね。
では、今月の感想です!(がっつりネタバレです。)
冒頭、何故か顔にゴマをつけ、目を不自然に細める小湊の姿。なんだこれ?と思ったら洸の涙袋と田中先生のホクロを真似ていたというオチ。。。なんて涙ぐましい努力!そんなに修子に振り向いて欲しいのか!こんな意味不明な健気さが小湊の愛されポイントですね。
『なー洸 俺の魅力ってなんだと思う?』と洸に相談する小湊。それに対する「結構いい奴」という洸の回答がヒドイw あんなに世話になってるのにw そして話題はそのまま、なぜ洸は双葉を好きなのか…へ転がります。『おまえにとって吉岡ってどんななの?』と聞かれると。
『吉岡は なんつーか 俺にとって ヒーロー?みたいな?』

ヒーローwww!!!たしかに~!!って、バカ!!!あんたが情けないから、双葉がヒーロー化してんだろ!!しゃきっとしろ!!!
さて、その言葉を笑うでもなく受け入れた小湊に「おまえの魅力はそういうとこ」と言った洸。なんだかいい雰囲気でごちそうさまです。確かに、小湊の素直さというかリベラルな感性は魅力的。
ある橋に差し掛かったところで、偶然冬馬班が双葉班を見つけます。そこで冬馬と瞬くん(ロン毛の友人)がこんな会話を。『吉岡さんはもっと冬馬に気ぃ遣ったほうがいいと思う』。洸と同じ班になったのは配慮が足りない、もしかしてそれを楽しんでるんじゃないか?という想像。さらに、そんな双葉に寛大になっても自分の首絞めるだけだと。なかなか手厳しいですね。そんな瞬くんに「それ以上言ったら怒る」と言い、『おまえはなんにも分かってないよ』と言う冬馬。うーん。そうなのか。私も何にも分かってないなw
そこで冬馬達に気づいた双葉が、手を降りながら大きな声で冬馬を呼ぶ。
『菊池くーん』

うわっこれはかわいいっっ!!!!どうしたこの凶悪なかわいさ!スパークリングでシャイニングなビッグスマイルで冬馬をロックオンだぜ!!グラビアアイドルかっ!!そして、手を振る!!駆け寄る!!冬馬にまっしぐら!!走り寄る様子はまるでワンコだw こおれは猛烈にかわいい!!しかも、しかもですね、背後には取り残された洸の図!!すごいな双葉!!洸の前で!!
そんな罪つくりな笑顔で駆け寄ってくる双葉に、思わず冬馬も駆け寄り、その勢いで抱きしめる。冬馬の気持ち、ワカル。ここで双葉があるものを渡します。どうすれば菊池くんが 少しでも安心してくれるのか 私なりに考えて ダサいかなーと心配しながら双葉が選んだものは。
『私のやつとくっつけると ほら ハートになるの』

くっつけるとハートの形になる、キーホルダー。ぬおお…!最近双葉が好きではなかった私ですら、脊髄反射で抱きしめたくなるほどのかわいさ!!例え、差し出したそれが今は熱海の温泉旅館の売店ですら取り扱っているのか分からないレベルの昭和の遺物であってもだ!!
むしろこのかわいさは、キーホルダーにツッコミを入れようとした自分に対して「お前はいつの間にピュアなハートを失ったんだ!腐った大人になりやがって!そんな風に冷めた目で世の中を見て楽しいのか!カァ~ペッ」と自分の中の熱いおじさんが急に現れて、合理的で現実的なわたしを全力で否定する…、そんな恐ろしい現象を引き起こす力を有しています。さらに言うなら、小さい男の子が公園で拾った石ころ それは、ただの、なんの変哲もない、なんならもうちょい綺麗な形のもあんだろと思ってしまうような を、「これあげる!」と満面の笑顔で差し出してきた、そんな場面を想像すると近い。つまりは問答無用のかわいさである。かわいさは正義だと知った今月です。
それにしても、なんだこの平和。双葉と冬馬がお似合いのカップルに見えて仕方ない。もうこれでいいような気がする。犬と子供とアイドル。この世のかわいいものTOP3をミックスしたかのような今月の双葉ちゃん。冬馬なんてもうデレデレですよ!ww これにデレない男はいないよね!そんなわけで熱烈にハグ。
『すっごい嬉しい ありがとう ほんとに嬉しい』

そんな冬馬の様子に双葉はホッとする。その心境は、菊池くん大好き♡というより、安心させてあげたい、という一種の義務感のようです。。あーなんか、、、これ、もう詰んでますね。さっき瞬くんに「おまえは分かってない」と言っていましたが、冬馬はこの状態をどこまで分かっているのかな。全て分かってこうしているのかな。だとしたらあて馬とはいえ切なすぎて胸が痛む。あて馬さんは、散り際にどれだけ読者の同情を集められるかでその価値が決まりますが、冬馬はかなりいい線行きそうで楽しみ☆ なんて今から鬼畜な浮かれ方をしてしまいます♪
さてここで、次のコマを拡大して見てみたいと思います。

洸と修子と小湊が、人目もはばからず抱き合う2人を遠巻きに見つめる、の図。画の左上辺りに、小さく双葉と冬馬が見えますね。
男性って、意識的か無意識かは別として相手に処女性を求める人が多いから、こんな場面を目の当たりにすると気持ちが一気に冷めたりするもの。想像ならまだしも、実際見てしまった時の冷める率はかなりの高さです(いつものボブ調べ)!あれってなんだろうな。人には過去があり掘れば色々出てくると頭で分かっていても、そんなあれこれはせめて見ず知らずでいたい男ゴコロでしょうか。めんどくさいですね。
そんなわけで、洸がこんな風に別の男と抱き合う現場を直視してもなお、双葉が好きだ!と燃え上がれるのかなあ?なんて思っちゃいました。三次元では完全にアウトと思われる。でも、物語的にこんな事で冷めてもらっちゃあ困るので!洸はどうか乗り越えてくれと願います!
ところで、修子が洸を見つめる理由がここで明らかになります。
洸が「トイレ」と気をきかせて、小湊と修子が2人きりになった時、「洸のこと好き?」と小湊が切り出しました。答えは、、、『私は馬渕の事 好きとかじゃありません(3回目)』。そうだろそうだろ!これで修子まで洸を好きとかないですよね。じゃあ、なんで??『負い目かな』。負い目…。洸の顔(≒田中先生)にキュン♡じゃないんだ。ちぇーですよ、ちぇーーーっっ!!!!なんだよ~期待しちゃったじゃん!もおーーーーー!!!!(←やり場のない怒り その“負い目”は、もし自分が洸の気持ちを知った時にすぐ双葉に話していたら、違った結果になったんじゃないかという事。そりゃあ、そうでした。本音を言えばそうして欲しかったw でもまあ、本人たちの問題だし別に修子が責任を感じる事はないですよね。それよりも、何度も洸を見つめて田中先生派の読者(私)に無駄な期待をさせた事に負い目を感じて欲しいw 小湊はあんなに自分たちに無関心だった修子が「思い入れ」を持つようになった事が嬉しいようで、そんな彼はやっぱり“結構いいヤツ”だなあと思います。
さて、長崎修学旅行編での山場はもうひとつ。洸の辛い記憶との決別です。
みんなでものすごく綺麗な夕日を見た時の事。「すげー!」といつになくテンションが高い洸。洸はその光景に、入院していた母親と最後に見た曇った夕日を思い出していました。それは、最後なのになんでこんな景色なんだとムカついて、同時に、悲しくもなった記憶。
その辛い思い出は消えないけれど、ここでみんなとの新しい思い出ができた。その事で、昔を思い出すような景色を見ても『大丈夫んなった』と笑う洸。
『そうか こうすればいいんだな 自分でも新発見だったわ あんがと』

人が一つ何かを克服して
一つ立ち直る瞬間を見た
みんなでそれを見た
晴れやかな洸の表情。それを見ていた双葉のモノローグ。
洸をここでこうして大人にするための、長崎修学旅行編だったのかなーなんて思いました。東京に戻ったら是非その新発見を成海さんにも教えてあげて!彼女をとっとと立ち直らせて!そしてさようならして下さい!
ここでリー研の「みんなにとって同じ楽しい思い出になるように」という、懐かしのセリフが。みんなで声を揃える場面で、洸ひとりがシャウト。はしごを外された感じ。いつもハメる側の洸がハメられて恥ずかしくて怒る様子がもう!かわいい!
バスに戻る途中に、洸が双葉に話しかけます。『リー研の時 前に進もうってフリして過去にしがみついてるヘタレだって あれ まんま俺だったわ ごめんな』。言われた双葉は『いーって そんなの』と笑いながら、少し複雑な気持ちに。
洸が 少し大人に見える不思議
とどまっていられない たとえどんなに願っても
先月まで、洸を吹っ切り冬馬を見ようとする双葉が先を走り、洸が置いてきぼりをくった風でした。ところが今月は、辛い思い出を乗り越えて自律心を取り戻した洸が、本当の気持ちにフタをして無理矢理進もうとする双葉を瞬く間に置き去りにしているようにも見える。一瞬で一回りもふた回りも成長したかのよう。
ようやく、洸の準備が整った感じがする!この様子だと、成海との関係もきっちりきっぱり整理するでしょう。あとは双葉と冬馬か。冬馬はそのうち双葉の本心に気がついて、自分から別れを切り出すと信じています。そんな冬馬がいい男過ぎて妄想が楽しい。
何やら小湊にも事情がありそうな今月号のエンディングでした。携帯の画面を見つめる微妙な表情はなんでしょうね。。小湊といえば、おかん的ポジションで洸をフォローしてきたナイスアシストキャラであり、陰鬱な空気を吹き飛ばすムードメーカーですが、自分の恋の空回りようときたらその辺のモブクラスで可哀想ですね。彼にも誰かと幸せになっていただきたいですが、ここへきて小湊の恋愛とか隠れた事情とか正直どうでもいい と思ってしまって本当にごめん!
申し訳ないので多少妄想しておこう。そうだな…。明るい表情ではなかったので、きっと何か悩ましい事情に違いない。そういえば小湊はクォーターなので、その設定を活かして、実は家族が海外にいて、来年はこっちの高校に編入しろと言われている展開とかどうだろう。家族が病気ネタはもう洸と成海で充分なので、それは今更ないはず(?)。小湊特有の設定をここらで活用していただきたいです。来月答え分かるかな。
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みんなリュックが不思議。
『なー洸 俺の魅力ってなんだと思う?』と洸に相談する小湊。それに対する「結構いい奴」という洸の回答がヒドイw あんなに世話になってるのにw そして話題はそのまま、なぜ洸は双葉を好きなのか…へ転がります。『おまえにとって吉岡ってどんななの?』と聞かれると。
『吉岡は なんつーか 俺にとって ヒーロー?みたいな?』

ヒーローwww!!!たしかに~!!って、バカ!!!あんたが情けないから、双葉がヒーロー化してんだろ!!しゃきっとしろ!!!
さて、その言葉を笑うでもなく受け入れた小湊に「おまえの魅力はそういうとこ」と言った洸。なんだかいい雰囲気でごちそうさまです。確かに、小湊の素直さというかリベラルな感性は魅力的。
ある橋に差し掛かったところで、偶然冬馬班が双葉班を見つけます。そこで冬馬と瞬くん(ロン毛の友人)がこんな会話を。『吉岡さんはもっと冬馬に気ぃ遣ったほうがいいと思う』。洸と同じ班になったのは配慮が足りない、もしかしてそれを楽しんでるんじゃないか?という想像。さらに、そんな双葉に寛大になっても自分の首絞めるだけだと。なかなか手厳しいですね。そんな瞬くんに「それ以上言ったら怒る」と言い、『おまえはなんにも分かってないよ』と言う冬馬。うーん。そうなのか。私も何にも分かってないなw
そこで冬馬達に気づいた双葉が、手を降りながら大きな声で冬馬を呼ぶ。
『菊池くーん』

うわっこれはかわいいっっ!!!!どうしたこの凶悪なかわいさ!スパークリングでシャイニングなビッグスマイルで冬馬をロックオンだぜ!!グラビアアイドルかっ!!そして、手を振る!!駆け寄る!!冬馬にまっしぐら!!走り寄る様子はまるでワンコだw こおれは猛烈にかわいい!!しかも、しかもですね、背後には取り残された洸の図!!すごいな双葉!!洸の前で!!
そんな罪つくりな笑顔で駆け寄ってくる双葉に、思わず冬馬も駆け寄り、その勢いで抱きしめる。冬馬の気持ち、ワカル。ここで双葉があるものを渡します。どうすれば菊池くんが 少しでも安心してくれるのか 私なりに考えて ダサいかなーと心配しながら双葉が選んだものは。
『私のやつとくっつけると ほら ハートになるの』

くっつけるとハートの形になる、キーホルダー。ぬおお…!最近双葉が好きではなかった私ですら、脊髄反射で抱きしめたくなるほどのかわいさ!!例え、差し出したそれが今は熱海の温泉旅館の売店ですら取り扱っているのか分からないレベルの昭和の遺物であってもだ!!
むしろこのかわいさは、キーホルダーにツッコミを入れようとした自分に対して「お前はいつの間にピュアなハートを失ったんだ!腐った大人になりやがって!そんな風に冷めた目で世の中を見て楽しいのか!カァ~ペッ」と自分の中の熱いおじさんが急に現れて、合理的で現実的なわたしを全力で否定する…、そんな恐ろしい現象を引き起こす力を有しています。さらに言うなら、小さい男の子が公園で拾った石ころ
それにしても、なんだこの平和。双葉と冬馬がお似合いのカップルに見えて仕方ない。もうこれでいいような気がする。犬と子供とアイドル。この世のかわいいものTOP3をミックスしたかのような今月の双葉ちゃん。冬馬なんてもうデレデレですよ!ww これにデレない男はいないよね!そんなわけで熱烈にハグ。
『すっごい嬉しい ありがとう ほんとに嬉しい』

そんな冬馬の様子に双葉はホッとする。その心境は、菊池くん大好き♡というより、安心させてあげたい、という一種の義務感のようです。。あーなんか、、、これ、もう詰んでますね。さっき瞬くんに「おまえは分かってない」と言っていましたが、冬馬はこの状態をどこまで分かっているのかな。全て分かってこうしているのかな。だとしたらあて馬とはいえ切なすぎて胸が痛む。あて馬さんは、散り際にどれだけ読者の同情を集められるかでその価値が決まりますが、冬馬はかなりいい線行きそうで楽しみ☆ なんて今から鬼畜な浮かれ方をしてしまいます♪
さてここで、次のコマを拡大して見てみたいと思います。

洸と修子と小湊が、人目もはばからず抱き合う2人を遠巻きに見つめる、の図。画の左上辺りに、小さく双葉と冬馬が見えますね。
男性って、意識的か無意識かは別として相手に処女性を求める人が多いから、こんな場面を目の当たりにすると気持ちが一気に冷めたりするもの。想像ならまだしも、実際見てしまった時の冷める率はかなりの高さです(いつものボブ調べ)!あれってなんだろうな。人には過去があり掘れば色々出てくると頭で分かっていても、そんなあれこれはせめて見ず知らずでいたい男ゴコロでしょうか。
そんなわけで、洸がこんな風に別の男と抱き合う現場を直視してもなお、双葉が好きだ!と燃え上がれるのかなあ?なんて思っちゃいました。三次元では完全にアウトと思われる。でも、物語的にこんな事で冷めてもらっちゃあ困るので!洸はどうか乗り越えてくれと願います!
ところで、修子が洸を見つめる理由がここで明らかになります。
洸が「トイレ」と気をきかせて、小湊と修子が2人きりになった時、「洸のこと好き?」と小湊が切り出しました。答えは、、、『私は馬渕の事 好きとかじゃありません(3回目)』。そうだろそうだろ!これで修子まで洸を好きとかないですよね。じゃあ、なんで??『負い目かな』。負い目…。洸の顔(≒田中先生)にキュン♡じゃないんだ。ちぇーですよ、ちぇーーーっっ!!!!なんだよ~期待しちゃったじゃん!もおーーーーー!!!!(←やり場のない怒り その“負い目”は、もし自分が洸の気持ちを知った時にすぐ双葉に話していたら、違った結果になったんじゃないかという事。そりゃあ、そうでした。本音を言えばそうして欲しかったw でもまあ、本人たちの問題だし別に修子が責任を感じる事はないですよね。それよりも、何度も洸を見つめて田中先生派の読者(私)に無駄な期待をさせた事に負い目を感じて欲しいw 小湊はあんなに自分たちに無関心だった修子が「思い入れ」を持つようになった事が嬉しいようで、そんな彼はやっぱり“結構いいヤツ”だなあと思います。
さて、長崎修学旅行編での山場はもうひとつ。洸の辛い記憶との決別です。
みんなでものすごく綺麗な夕日を見た時の事。「すげー!」といつになくテンションが高い洸。洸はその光景に、入院していた母親と最後に見た曇った夕日を思い出していました。それは、最後なのになんでこんな景色なんだとムカついて、同時に、悲しくもなった記憶。
その辛い思い出は消えないけれど、ここでみんなとの新しい思い出ができた。その事で、昔を思い出すような景色を見ても『大丈夫んなった』と笑う洸。
『そうか こうすればいいんだな 自分でも新発見だったわ あんがと』

人が一つ何かを克服して
一つ立ち直る瞬間を見た
みんなでそれを見た
晴れやかな洸の表情。それを見ていた双葉のモノローグ。
洸をここでこうして大人にするための、長崎修学旅行編だったのかなーなんて思いました。東京に戻ったら是非その新発見を成海さんにも教えてあげて!彼女をとっとと立ち直らせて!そしてさようならして下さい!
ここでリー研の「みんなにとって同じ楽しい思い出になるように」という、懐かしのセリフが。みんなで声を揃える場面で、洸ひとりがシャウト。はしごを外された感じ。いつもハメる側の洸がハメられて恥ずかしくて怒る様子がもう!かわいい!
バスに戻る途中に、洸が双葉に話しかけます。『リー研の時 前に進もうってフリして過去にしがみついてるヘタレだって あれ まんま俺だったわ ごめんな』。言われた双葉は『いーって そんなの』と笑いながら、少し複雑な気持ちに。
洸が 少し大人に見える不思議
とどまっていられない たとえどんなに願っても
先月まで、洸を吹っ切り冬馬を見ようとする双葉が先を走り、洸が置いてきぼりをくった風でした。ところが今月は、辛い思い出を乗り越えて自律心を取り戻した洸が、本当の気持ちにフタをして無理矢理進もうとする双葉を瞬く間に置き去りにしているようにも見える。一瞬で一回りもふた回りも成長したかのよう。
ようやく、洸の準備が整った感じがする!この様子だと、成海との関係もきっちりきっぱり整理するでしょう。あとは双葉と冬馬か。冬馬はそのうち双葉の本心に気がついて、自分から別れを切り出すと信じています。そんな冬馬がいい男過ぎて妄想が楽しい。
何やら小湊にも事情がありそうな今月号のエンディングでした。携帯の画面を見つめる微妙な表情はなんでしょうね。。小湊といえば、おかん的ポジションで洸をフォローしてきたナイスアシストキャラであり、陰鬱な空気を吹き飛ばすムードメーカーですが、自分の恋の空回りようときたらその辺のモブクラスで可哀想ですね。彼にも誰かと幸せになっていただきたいですが、ここへきて小湊の恋愛とか隠れた事情とか正直どうでもいい と思ってしまって本当にごめん!
申し訳ないので多少妄想しておこう。そうだな…。明るい表情ではなかったので、きっと何か悩ましい事情に違いない。そういえば小湊はクォーターなので、その設定を活かして、実は家族が海外にいて、来年はこっちの高校に編入しろと言われている展開とかどうだろう。家族が病気ネタはもう洸と成海で充分なので、それは今更ないはず(?)。小湊特有の設定をここらで活用していただきたいです。来月答え分かるかな。
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みんなリュックが不思議。
Entry ⇒ 2014.03.21 | Category ⇒ アオハライド | Comments (26) | Trackbacks (0)
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